こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
最近、台湾のドラレコメーカーMioのスマートミラーの広告を頻繁に目にするようになりました。
このMioと言うブランドは初期のケンウッド製品をOEM生産(開発も委託されていたように思える)していたと見受けられます。
最近のケンウッド製品に対する関りがあるのかどうかは分かりませんが、現在ではドラレコ、バイク用ドラレコ、スマートミラーなどを自社ブランドで日本向けに展開しています。
今回は同社の製品のうち、最も日本向けの販売に力を入れていると思われる「ER40」「ER50」についてご紹介します。
「ER40」「ER50」のスペックと特徴
「ER40」「ER50」のスペックは以下の表の通りです。
ER50 | ER40 |
---|---|
11.26型液晶 | |
フロント:2560×1440/29fps リア:2560×1440/29fps | フロント:2560×1440/29fps リア:1920×1080/58fps |
全国LED信号対応不明 |
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録画視野角 未確認 |
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WiFiアプリ対応 | |
microSD付属64GB/最大512GB | |
GPS対応 | |
駐車監視モード/自動起動 | |
駐車監視録画方式 常時録画 タイムラプス 衝撃検知 |
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専用ケーブル 同梱 |
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「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
プロダクトページには製品仕様に関する詳しい表記がないのですが、「ER50」には高輝度液晶が使用されており、「ER40」よりも明るいディスプレイになっているようです。
また、フロントカメラの録画解像度はいずれも「2560×1440/HDR」ですが、リアカメラは「ER50」が「2560×1440/29fps/HDR」、「ER40」は「1920×1080/58fps」です。
「ER40」のリアカメラにはHDR表記が無い為、これでは最近のスマートミラーと比べると大幅に画質が低下する恐れがあります。
また、上位モデルの「ER50」については、前後とも「2560×1440/29fps/HDR」となっていますが、スマートミラーとしての用途を考えた場合、高解像度のイメージセンサーは明るさを取り込む能力がフルハイビジョンセンサーに比べると大幅に落ちる事から、個人的には良い選択とは思えません。
ただし、リアカメラの拡大・縮小機能がある機種の場合には、拡大時の解像度の低下が抑えられるメリットがあるものの、本機に関しては拡大・縮小機能の有無は不明です。
最近の日本の大手メーカーのスマートミラーは、画質や機能面の向上が進んでいますので、MioVueのスマートミラーはマーケティング不足の感がありますね。
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