ワーテックス 360°+リアの2カメラドラレコ「DVR-360-2」

ディーラー・量販店向けにドライブレコーダーを販売しているワーテックスの360°+リアカメラの2カメラドラレコ「DVR-360-2」についてご質問を頂きましたので特徴をご説明します。

なお、ワーテックスの製品は「日本製」を謡っていますが、企画は中国・韓国のものが多く、法に触れない範囲で生産の最終工程のみを日本国内で行っているものと推察されます。

「DVR-360-2」に関しても元の企画自体は中国工場のもの、これを日本向けにローカライズして生産の最終工程を日本で行っているものだと思います。

「DVR-360-2」のスペック

「DVR-360-2」のスペックは以下の表の通りです。

DVR-360-2

フロント:1440×1440/24fps
リア:1280×720/20fps
LED信号対応
レンズ視野角
フロント:水平180°×垂直220°
リア:水平124°
リアカメラケーブル10m
microSD付属32GB
microSD最大32GB
GPS非対応
駐車監視モード
タイムラプス/自動起動
専用ケーブル
DRC-P03
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

類似モデルとしてはイエローハットで販売されている「DRX-P518HR」が挙げられます。

イエローハットで販売されている360°+リアカメラのドラレコ azur「DRX-P518HR」がなかなか良さそうな件
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上記「DRX-P518HR」については「なかなか良さそうである」評価しているところから、類似モデルの「DVR-360-2」も同様の評価になります。

ただし、360°モデルの問題としてナンバー認識能力は絶望的であるというものがあり、本機に関してもフロント部が200万画素の出力解像度である事から、ナンバー認識は不可と見て良いでしょう。

従って、煽り運転や駐車中の当て逃げの証拠を残す目的には最も向いていません。

※リアが100万画素なので、後続車がかなり接近してくればナンバーは読み取り可能な筈ですが、フロントカメラでは不可

360度の全方位録画が出来るおすすめドライブレコーダーのまとめ
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一方で広い範囲を幅広く撮影できる事から、事故の際の状況証拠を押さえる目的では「なかなか良さそうである」という評価になります。

まとめ

以上、「DVR-360-2」の特徴についてご説明しました。

導入の目的が事故の際の状況証拠の把握のみであればなかなか良いモデルですが、煽り運転対策、駐車監視には向いていませんので、そのような目的であればフロントに別途200万画素以上のドラレコを設置した方が良いでしょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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コメント

  1. 元関係者です。
    WATEXの製品はソフトウェアを韓国で作らせ、本体は中国、または韓国のメーカーへ外注しており、
    群馬の太田市の工場では電源が入るか否かのテストしか行っていません。
    中国から届く製品を太田市で「日本製」と書かれた箱に詰めて出荷しているに過ぎません。
    WATEXのホームページを見れば「韓国で国内で検査するために検査工程を併設した」と自ら暴露する低能ぶりです。

    ソフトウェアを韓国、本体を中国で製造しているため様々な問題が発生します。
    そのため初回ロットの物はまともに動作せず、ディーラーへ卸された商品は年中全品交換の事態となっております。
    ファームウェアのバージョンアップと称してバグ取りを年中行うため、ディーラーでは販売したドラレコを年中点検修理することとなり、
    その工賃はディーラーの経営を圧迫するレベルとなり、決して購入してはいけない製品の一つです。

    WATEXの製品はノイズ対策が全くなされておらず、似たような外観を持つドライブレコーダーが他社から販売されておりますが、
    似て非なる粗悪品です。
    ノイズ対策が施されていないため、ワンセグが映らなくなる他、最悪なのはホンダセンシングといった安全運転支援システムに干渉し誤作動を発生させます。
    本来リコールが必要な製品も寝た子を起こすなと韓国人の社長はリコール隠しを指示します。
    また駐車監視ではバッテリー監視回路が粗悪品のため、バッテリーがあがるまで動作を続け、
    ホンダの高崎のディーラーでは納車したばかりの新車のバッテリーがあがり、納車翌日に返品となった事案すら発生しています。
    暗電流が大きいため、バッテリーがすぐに弱ります。
    そのためオートバックスといった大手の販売店では販売が出来ず、ハローワークで募集したセールスマンに飛び込み営業でディーラーへ売り込むというのが実態です。
    ちなみに販売部隊のリーダーはJUKI家庭製品(株)で訪問販売を行っていた人物で、WATEXの販売手法は推して知るべしとも言えるでしょう。
    繰り返しますが、購入すれば後悔しかありません。ディーラーは客を失います。

    参考:JUKI家庭製品株式会社 業務停止命令(2008年3月)
    2008年3月19日、日本を代表するミシンメーカのひとつであり工業用ミシン最大手であるJUKIの販売子会社「JUKI家庭製品(株)」に経済産業省から業務停止命令が出されました。
    「ミシン無料点検」と言って家に上がりこみ、不当に高いミシンや宝飾品を売りつけていたことによるものです。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 より:

      クラリオンガール様
      こちらは以前からikeepと共同で韓国でのドラレコの生産・開発を検討して来たので、まあなんとなくWATEXがどのような背景でドラレコを展開しているのかは予測がついてました。
      https://car-accessory-news.com/watex/

      韓国系の工場は日本向けのOEMを長年請け負ってきたので、良い工場は凄く良いですよ。
      ただし、日本で粗利を深く取って販売するような製品は、ロクなものではないですね。

      マトモな工場で完全オリジナルのドラレコを作ろうとすると、開発費だけで1000万を超えてくるので韓国生産は難しいです。
      ディーラーで売られている中小メーカーの製品は、原則として韓国にベースモデルがあるものですから。

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