※2022年1月21日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
最近はドライブレコーダーの普及率が高まった影響で、煽り運転からの威嚇や、暴行未遂など、「時はまさに世紀末」風の運転トラブルに関する報道が増えて来ました。
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因みに最近は報道が増えてただけで昔からこういう方、結構いましたよ。
後続車に向かって火のついたタバコを投げてくる人とか、運転席から半身を乗り出して鎌を振り回す人など、むしろ最近は減った印象です。
暴走族なんかはすれ違う車を手当たり次第に蹴ったりしてましたから、最近はむしろ平和になりましたね。
ドラレコの搭載率が上がった事で報道が増えて来ましたが、ユーザーの関心が煽り運転に向いてきた事で、各社ドラレコも煽り運転の証拠をキャッチしやすい後方接近イベント録画がある製品が増えて来ました。
そこでこの記事では、コムテック・ケンウッド・セルスター・ユピテルの「後方接近イベント録画」に対応したドライブレコーダーをご紹介します。
コムテック
コムテックの「後方接近イベント録画」に対応したドライブレコーダーは以下の8つの製品です。
・「ZDR025」:前後フルハイビジョンスタンダード
・「ZDR035」:前後フルハイビジョンスタンダード
・「ZDR026」:前後2.5Kアッパーミドル
・「ZDR058」:クラウド対応 前後フルハイビジョン
・「HDR965GW」:前後フルハイビジョンハイエンド
・「ZDR037」:360°+リアカメラ
・「ZDR038」:スマートミラ型 前後フルハイビジョン
それぞれの製品の特長はリンク先の記事を見て下さい。「後方接近イベント録画」に関しては「ZDR025」にてテストを行っています。
今のところケンウッド・コムテック・セルスターの3社の製品のテストを行っていますが、どれもそこそこ実用的ではっきりした優劣は付けられません。
ケンウッド
ケンウッドの「後方接近イベント録画」に対応したドライブレコーダーは以下の2つの製品です。
このうち「DRV-MR8500」にはAIで蛇行運転も検知する事がセールスポイントになっていますが、その前に接近によるイベント録画が発生しますのでこの機能にはほとんど意味はないように感じました。
「DRV-MR760」については未テストですが、「後方接近イベント録画」については「DRV-MR8500」と同等の機能であると考えられます。
今のところケンウッド・コムテック・セルスターの3社の製品のテストを行っていますが、どれもそこそこ実用的ではっきりした優劣は付けられません。
セルスター
セルスターの「後方接近イベント録画」に対応したドライブレコーダーは以下の3つの製品です。
・「CS-91FH」:前後フルハイビジョンハイエンド
今のところケンウッド・コムテック・セルスターの3社の製品のテストを行っていますが、どれもそこそこ実用的ではっきりした優劣は付けられません。
ユピテル
ユピテルの「後方接近イベント録画」に対応したドライブレコーダーは以下の4つの製品です。
これらの「後方接近イベント録画」は未テストになりますので実力は未知数ですが、他の安全運転支援機能に比べると「後方接近イベント録画」は制御が単純なように思いますので、他社製品からそれほどかけ離れた完成度になるとは考えていません。
まとめ
以上、「後方接近イベント録画」に対応した日本の大手ドラレコメーカーの製品についてご紹介しました。
この機能に関しては大手4社が実装した事でもはや差別化ポイントにはなりませんので、画質や駐車監視の利便性などその他の優劣で購入を判断しましょう。
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