マツダのドライブレコーダーは2017年12月現在では3モデルの展開となっています。
メーカーはそれぞれ異なり、エントリークラスが台湾の創研光電、スタンダードクラスがデンソーテン(旧富士通テン)、ハイエンドクラスがケンウッド製となります。
もくじ(クリック・タップで移動できます)
マツダ純正ドライブレコーダーのスペック
マツダ純正ドライブレコーダー各モデルのスペックは以下の表の通りです。
マツダ純正ディーラーオプション | ||
---|---|---|
創研光電製![]() | デンソーテン製![]() | ケンウッド製![]() |
取扱説明書 | 取扱説明書 | 取扱説明書 |
価格不明 | ||
1280×720/28fps | 1920×1080/28fps | 2304×1296/27fps |
LED信号対応 | ||
水平115°(レンズ?) | 水平117°(レンズ?) | 水平117° |
micro付属なし?・最大不明 | micro付属8GB・最大不明 | micro付属8GB・最大不明 |
GPS内蔵 | GPS内蔵 | GPS付属 |
- | WiFi対応 | - |
駐車監視モード | ||
- | 衝撃検知 | |
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。 |
創研光電製
このモデルは創研光電創研光電という台湾のメーカーの「CB040B」と言うモデルがベースになっているようです。(ベースと言うかそのままかも?)
microSDカードの上限などはベースモデルの「CB040B」は32GBになっていますが、マツダ純正モデルについては記載が見当たりません。
解像度はHDクラス価格は不明です。
液晶なしでカーナビとの連動機能もないようなので、これは外して考えた方が良さそうです。
デンソーテン(旧富士通テン)製
デンソーテン製のマツダ純正ドライブレコーダーはフルハイビジョンのスタンダードな解像度で珍しくWiFi対応モデルとなっています。
駐車監視に関しては衝撃検知によるものですので、衝突数秒後からの録画になります。
録画視野角がどらくらいあるのか不明ですが、純正モデルとしては他の自動車メーカーの中で最もバランスの良いモデルのような印象です。(価格次第です…3万円とか言われるとかなり微妙)
WiFi対応のこのクラスのドライブレコーダーはアフターマーケットだと1.5万円くらいですね。
ケンウッド製
ケンウッド製のマツダ純正ドライブレコーダーは、ケンウッド2016年モデルのDRV-N520のカーナビ連動機能と安全運転支援機能を外した仕様となっています。
GPSに関しては外付けユニットが付属する模様です。
microSDカードは純正付属の8GB以外のものは動作の保証はないと記載されていますが、DRV-N520の方は仕様上32GBまでは対応しているのでおそらく32GBまでは仕様が可能ではないかと思われます。
録画視野角は水平117°と比較的広めですし、解像度も「2304×1296」まで対応していますのでハードウェア的には他社の純正モデルと比べるとなかなか良さそうです。
ただし、カーナビ連動モデルを単体運用モデルにデチューンしている為、液晶がない上、動画の確認や操作はカーナビからは出来ません。
運用面を考えるとかなり微妙ですね。
マツダ純正ドライブレコーダーのまとめ
マツダ純正ドライブレコーダーは、やはりアフターマーケットのドライブレコーダーと比べると機能や仕様がかなり微妙な部分が多いです。
結局他社のOEM製品を無理矢理デチューンしている為、純正であるメリットがほとんどない気がしますね。
デンソーテン製のドライブレコーダーはそこそこ使い勝手が良さそうですが、録画が開始されないなどの不具合報告も出ているようで、信頼性や一体感が売りである筈の純正モデルがこのような状態だと純正を選ぶメリットは少ないのではないかと思います。
あくまでも新車購入の際の無料オプションとして考えた方が良いレベルではないでしょうか?
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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