日産純正ドライブレコーダーの特徴を紹介!!

※2022年3月3日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

自動車メーカーが取り扱う純正ドライブレコーダーは、当初はカーナビと同様に車種やメーカー専用モデルのみが存在していた時代が長く続いて来ましたが、これらの製品はモデルチェンジのサイクルが短い、市販のドラレコには性能・機能面で追いつかない、という問題点がありました。

このような情勢から、業界全体としてはトヨタを筆頭にアフターパーツの人気商品をそのまま自社向けに型番変更したOEMモデルが主流になりつつあります。

トヨタ純正ドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて紹介 
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一方で日産に関しては、一時期はケンウッドOEMのドラレコを純正採用していましたが、現在では中国メーカーHangshengのOEM生産品と見られる製品が主力となっています。

そこでこの記事では、2022年2月現在の日産の純正ドライブレコーダーのうち、需要が多いと考えられる2カメラドライブレコーダー2機種について、それぞれの特徴を解説します。

日産純正2ドライブレコーダー

2021年2月現在の日産の2カメラ純正ドライブレコーダーは2機種ですが、そのうち1機種は中国メーカーHangshengのOEM品と見られ、残りの1機種はセルスターの市販品が指定されています。

■日産純正ドライブレコーダー

・Hangsheng製:DH5-D/DH5-S
・セルスター製:CSD-690FHR

Hangsheng製:DH5-D/DH5-S

HangshengはHASEブランドを持つ、自動車メーカーへのカーエレクトロニクス供給メーカーのようですが、日産やホンダなどとも取引実績があります。

同社が日産に供給していると見られる2型番のドライブレコーダーのうち「DH5-D」は日産オリジナルナビとの連動モデル、「DH5-S」は単独動作モデルとなります。

いずれも2ピースの箱型コンパクトデザインとなっています。

前後フルハイビジョンである事以外、詳しい仕様が書かれていませんので、カーナビ対応、WiFi対応以外の事はほとんど分かりません。

こちらの映像を見る限り、フロントカメラはピラー部分が全く映っていないので録画視野角は水平100°以下と、かなり狭い方だと思います。

夜間映像も市街地のヘッドライト点灯状態にしては、かなり暗いと感じました。

駐車監視機能については、衝撃検知後の録画開始となっていますので、駐車監視機能向けのモデルではありません。

セルスター製:CSD-690FHR

セルスター製の「CSD-690FHR」は、液晶ディスプレイを搭載しない、レーダー探知機連動型の一体化2カメラドライブレコーダーです。

セルスター2カメラドライブレコーダー「CSD-690FHR」発表
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液晶なしの本製品が、なぜ日産の純正指定になっているのかが分かりませんが、この製品を選ぶくらいなら、他の市販品ではこれよりも優れた製品が山ほどありますので、そちらを選んだ方が良いでしょう。

360度の全方位録画が出来るおすすめドライブレコーダーのまとめ
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まとめ

以上、2022年2月時点での日産の純正ドライブレコーダーについて解説しました。

カーナビ連動型にこだわるのであれば、「DH5-D」、それ以外のケースでは車外品を選んだ方が良いと思います。

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現時点での純正ドラレコのあるべき姿は、トヨタの出した答えが最も正解に近いでしょう。

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