こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
セルスターから2024年向けのコンパクト2カメラドライブレコーダー「CS-54FH」が発表されています。
先日、コムテックの「ZDR018」の紹介記事においても述べていますが、
数年前までは各社ともハイエンドモデルの性能競争を行いつつ、品揃えの穴を埋めるような製品展開をして来ましたが、この2~3年で全てのカテゴリが網羅され、ドラレコの機能・性能面も成熟し、進化が止まっています。
また、円安の影響から製造コストが大幅に上がっている状況ですので、日本メーカー各社は従来モデルを価格を上げずにマイナーチェンジを行う方針のように見受けらます。
今回発表されている「CS-54FH」もこの流れに沿う形で、従来品の「CS-53FH」のマイナーチェンジモデルのようです。
「CS-54FH」のスペックと特徴
「CS-54FH」のスペックはこちらの表の通りです。
CS-54FH |
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24.06発売 |
フロント:1920×1080/30fps リアOP:1920×1080/30fps |
LED信号対応不明 |
録画視野角 フロント:水平119° リア:水平114° |
microSD付属62GB/最大128GB |
GPS内蔵 |
フォーマット不要 |
駐車監視モード/自動起動 |
常時録画のみ 常時録画+衝撃検知 動体検知のみ 動体検知+衝撃検知 |
専用ケーブル GDO-10 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
センサー部以外のカメラ仕様は、先代の「CS-53FH」と同等です。
一方でイメージセンサーがSONYのIMX307から、Omnivision製に切り替わっていますので、画質の面ではデチューンされている可能性があります。
過去の同クラス・同世代のセンサーの比較検証では、夜間の撮影能力でSONY>Omnivisionと明確な差が出ています。
ただし、このクラスのドラレコはコムテックなども従来からSONYセンサーは使っていませんでしたので、同クラスでの比較であれば他社製品と同等の画質が期待出来ます。
一方でセルスターのドラレコは、他社よりも1~2ランク価格帯が高い事が多いので、廉価版向けのデチューンが施された本機では、どれくらいの価格帯で販売されるかが気になりますね。
2万円以下のゾーンではケンウッドの「DRV-MR570」がダントツに高画質です。
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