OSMO Action5 Proの実機レビューと評価 ついに車載動画でも明確にGoProを上回る!

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

今回はOSMO Action 5 Proを購入したので、手持ちのGoPro HERO 12と画質と使い勝手を比較してみました。

過去の比較テストでは、画質面ではHERO 12=HERO 11>Action4>>>Action3のと言う序列で、私が車載利用で求める画質はダイナミックレンジや彩度の面でGoPro優勢でした。

GoProは排熱や省電力性の面でActionシリーズに大きく劣る事から、世間的にはActionの方が高評価と言う声も多いのですが、私の場合には車載外付けで充電しながら走行風を当てる空冷状態で使用する事が多かった為、この辺りはさほど問題視していませんでした。

ところが、今夏にサーキット走行時にフロントガラスに貼り付けてスマホのサーッキット用GPSアプリと連動させて使用したところ、高熱で10分足らずで電源が落ちてしまい、全く使い物にならなかった為、評判の良いAction 5 Proを試してみる事にしました。

※GoProはHERO 13が最新ですが、画質面では1080~4K/60fpsの私が使用する範囲ではHERO 11/12と差がない模様。

「Osmo Action5」のスペックと特徴

「Osmo Action5」の 公式サイトから読み取れる仕様はこちらの通りです。

Action5 ProHERO12
センサーサイズ1/1.3型1/1.9型
最大解像度、フレームレート-5.3K/60fps
4K/120fps4K/120fps
2.7K/120fps2.7K/240fps
1080P/240fps1080P/240fps
バッテリー容量1950mAh1720mAh

高解像度域では5.3K/60fpsとGoProの方が優れていますが、私が動画を撮影するのはYouTubeへのアップロードを想定しており、通信環境や再生側のガジェットの性能面、動画編集時のエンコードの負荷を考慮すると1080P/60fpsがベストな録画スペックと判断しています。

従って5.3K/60fpsの録画解像度は全く求めていません。

センサーサイズを見ると、Action5 Proが驚異の1/1.3型とGoProを圧倒しています。

※HERO 13では、バッテリー容量は1900mAhにアップ

デザインとセット内容

「Osmo Action5 Pro」のセット内容はこちらの通りです。

・カメラ本体
・マウントアタッチメント
・バッテリー
・Type Cケーブル
・保護カバー
・取扱説明書

マウント、アタッチメント類は最小限しか入っていませんので、必要に応じて買い足しましょう。

カメラ本体

カメラ本体はAction3~4とほぼ同じデザインで、GoPro Hero12に比べるとやや小振りです。

しかしながら、GoProと比べるとベゼルが狭い大型ディスプレイで視認性・操作性は良好です。

左側面には電源ボタン。カバーを開くとUSB C端子にアクセス出来ます。

右側面のカバー内にはバッテリーとmicroSDカードスロットが装備されています。

アタッチメント類

製品に付属しているのは、ヘルメット用のこちらの一式のみです。

手振れ補正設定

本製品の手振れ補正は、以下の5通りの設定となっています。

  • ロックステディオフ
  • ロックステディ
  • ロックステディ+
  • ホライゾンバランス
  • ホライゾンステディ

ロックステディプラスに設定すると、視野角が極端に狭くなります。車載の場合にはノーマルのロックステディで充分です。

カメラ外出しの車載動画の比較

車載で景色を撮影する場合、録画視野角は可能な限り広く取りたいため、今回は以下広角レンズのOPを使用しました。

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FOVブーストレンズの取り付け方法

FOVブーストレンズは、ノーマルレンズを反時計回りに回して外し、ブーストレンズを時計回りに回してはめ込むだけですが、ノーマルレンズが固くてなかなか外れませんでした。

※外れると信じて根気よくやれば、そのうち外れると思います。

4K/60fp/レンズOPありでの比較結果

4K/60fp/レンズOPありの条件で比較しました。

いずれもトーンはビビッド、手振れ補正ありです。

お暇な方は以下動画をゆっくりご視聴下さい。

なお、Action5にはこれ以外にも露出の調整具合を制御する「安定化シナリオ」と言う設定があります。

  • 日常:あまり動きの多くいシーン向け
  • スポーツ:ランニング、サイクリング向け

本来では「スポーツ」モードを選ぶべきですが、この設定を見落としていた為、「日常」モードで撮影しています。

 

過去の比較ではダイナミックレンジと彩度の面でGoPro>Actionと言う図式が成り立っていましたが、ついにダイナミックレンジの面では明確にAction5 ProがGoPro Hero12を上回っています。

何んとなく眺めているだけでは、どちらも似たような映像に見えるかと思いますが、以下ポイントを意識しながら比較すると随分違います。

  • 録画視野角
  • 露出補正のレスポンス
  • ダイナミックレンジの広さ
  • サイドの滲み
  • レンズの歪み
  • 彩度と色の階調

録画視野角

録画視野角については、Action5 Proが水平方向に広く、GoPro Hero12が垂直方向に広いと言う結果でした。

車載動画を撮影する場合には空や車体を映すより、サイドの風景を映したいので、録画視野角の面ではAction5 Pro>GoPro Hero12となります。

露出補正のレスポンス

露出補正のレスポンスは、チップセットの処理能力やソフトウェアの精度に大きく依存しますが、Action5 Proの方がレスポンスがクイックで、GoPro Hero12はワンテンポ遅れて露出が補正されるシーンが散見されました。

従って露出補正のレスポンスでもAction5 Pro>GoPro Hero12、レンズスペックを見ても分かる通り、ハードウェア性能が全般的にAction5 Proの方がハイスペックなのかも知れません。

ダイナミックレンジの広さ

ダイナミックレンジの広さに関しては、旧機種のAction4が最もGoProに劣っていたポイントです。

しかしながら、Action5 Proでは大幅に改善され、最もシビアなコンディションと言える林道を走る抜ける撮影条件でも白飛びは最小限に抑えられています。

よってダイナミックレンジの面でも、Action5 Pro>GoPro Hero12と言う序列が成り立ちます。

サイドの滲み

これは全てのシチュエーションで発生するものではありませんが、動画撮影においては高速で映像が流れて行くサイドの映像がにじむケースがあります。

このにじみの少なさにおいても、Action5 Pro>GoPro Hero12と言う結果でした。

レンズの歪みの補正

超広角OPは魚眼レンズを使用しており、いずれの機種もソフトウェアで歪みを補正している筈ですが、歪み補正の精度も大きな差がありました。

GoPro Hero12はサイドのカーブミラーが楕円、Action5 Proは正円に映っています。

また、地面に垂直に立っているポールの傾きの差も顕著です。

よってレンズの歪みの補正についてもAction5 Pro>GoPro Hero12。

彩度と色の階調

彩度に関しては一見するとGoPro Hero12の方が緑が鮮やかに見えるかも知れませんが、これは彩度と言うよりも緑が強く出易い特性、Action5 Proは黄色が強く出易い特性のようにも思えます。

一方で色の階調の面では、GoPro Hero12は緑の濃淡の表現が、Action5 Proは緑と黄色の表現のように見え、Action5 Proの方が一方で色の階調が豊かなように感じました。

昼間の車載動画の比較では、Action5 ProがGoPro Hero12の上位互換のような画質と言う結果になりました。

アクションカメラとしての映像比較

気が向いたらそのうち比較します。

夜間映像の比較

夜間映像では、Action5 Proが圧倒的にGoProよりも露光能力が高いのですが、こちらも気が向いたらそのうち比較します。

その他の使い勝手

その他、画質以外の面で感じた点をいくつか。

  • 熱耐性
  • バッテリーの持ち
  • タッチパネル液晶の視認性・操作性
  • 拡張性
  • 手振れ補正

熱耐性

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バッテリーの持ち

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タッチパネル液晶の視認性・操作性

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拡張性

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手振れ補正

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