「A119 MINI」VIOFOから2022年向けの高解像度シングルドラレコ発表

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

先日ご紹介しました「A229 Duo」と合わせて、VIOFOからシングルモデルのドライブレコーダー「A119 MINI」が発表されています。

型番からは「A119 V3」の後継機であるように見受けられますが、今回は「A119 MINI」の特徴について解説します。

「A119 MINI」のスペックと特徴

「A119 MINI」のスペックはこちらの表の通りです。

A119MINI
22.?発売
2560×1600/30fps
2560×1440/30fps
2560×1440/60fps
録画視野角
対角140°
microSD最大256GB
WiFi対応
GPSはマウント内蔵
偏光フィルターはOP
駐車監視機能
動体検知/自動起動
タイムラプス/自動起動
専用ケーブル
詳細不明
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

プロダクトページでは、VIOFOのドラレコの中では最小サイズである事がアピールされていますが、録画仕様の面では「A119V3」では、「2560×1440/30fps」だったものが、「2560×1440/60fps」までサポートされています。

単純に2倍の負荷になるのですが、VIOFOのドライブレコーダーには昨年までに「2560×1440/60fps」の録画モードをサポートする製品が3機種あり、それぞれハードウェアと録画ビットレートにこのような差があります。

型番A129 PlusA139X4A129 Pro
センサー
IMX335IMX335IMX317IMX317
画素数5M5M8M8M
SoCNT96670NT96670 Ambarella A12NT96685
ビットレート26.6Mbps40.6Mbp43.1Mbps52.4Mbps
GB/1時間12GB18GB19GB23GB

「2560×1440/60fps」の録画モード限定であれば、センサーの画素数は少ない方が明るさを取り込める面積が増える為に有利であり、ビットレートは高い方が動画の崩れが少なくなりますので、IMX335を使用して「A129 Pro」以上の高ビットレートで録画を行うのが理想です。

「A129 Pro」は現行のドラレコの中では最も高いビットレートで録画を行う製品ですが、それでも明暗差が高速で繰り返される林道などのシビアコンディションでは、モザイク状に画像が崩れるシーンがありますので、ビットレートはそれ以上を要求したいです。

このレベルまでくると、チップセットもグレードの高いものを使用しなければ画質の向上は望めないと思いますが、VIOFOがどこまで画質にこだわっているか気になりますね。

この上の機種として「A229 Pro」みたいな提案も魅力を感じますが。

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