※2021年9月1日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
私がドライブレコーダーを初めて購入した2013年頃は、ドラレコ自体が限られたマニア向けのニッチアイテムだった事から、取り付けは自分でやる方が多かったように記憶しています。
ぶっちゃけ、ドライブレコーダーの取付はカーエレクトロニクスの中では最も簡単な部類に入る作業ですので、腕に自信がある方、またはDIY好きの方には個人での取り付けをおすすめしたいところですが、女性や一般の方にはなかなかハードルが高い作業である事も確かです。
そこでこの記事では「ドライブレーダーをネット通販で購入しても自分で取り付けが出来ない」「何かあった時に困るので取り付けはお店でやって貰いたい」という人向けのおすすめの「ドライブレコーダー取り付け店舗の探し方」と、取り付けの申し込みをする際に「お店に確認しておきたいポイント」について解説します。
自分で取り付けにチャレンジしてみたいと思っている方は、こちらの記事を参照して下さい。(特定車種に関しては個別解説があります)
なお、ドライブレコーダーの取り付け工賃は、機種・取り付ける車種・取付店舗によって様々で一概にどれくらいというのは難しく、ケースバイケースです。
工賃は取り付け店舗に個別に問い合わせて下さい。
ドライブレコーダーはどこで取り付ける?
従来、ドライブレコーダーの取り付けはディーラーやカー用品専門店・量販店で行うのが主流でしたが、インターネットを使ったプラットフォーム企業の躍進により、個人が独立し易い環境になった事で以下のように選択肢が非常に増えています。
それぞれのパターンで取り付けを行う担当の方の技術レベル、お店の接客レベルは様々です。
ディーラーでの取り付け
車を購入したカーディーラーで取り付けを行う方法は、誰しもが思い付く取り付け方法かと思います。
カーディーラーの特徴は以下の通りです。
もろもろ安心できる部分が多いのですが、取り付けは電装店にお願いしてそこに紹介手数料的な物を上乗せした金額を請求されますので、工賃が高めになるのがデメリットです。
また、カーディーラーは個別の車種特有の相性による不具合や保証などの問題から、通販で購入したドライブレコーダーの持ち込み取付自体をやってくれない場合もあります。(運営会社の系列によります)
※最近では自動車メーカーの純正ドライブレコーダーやディーラー仕入れのモデルの取扱いもある。
ネット通販で購入したドライブレコーダーの取り付けに関しては工賃だけでなく保証の面なども事前に打ち合わせをした方が良いでしょう。
■ ドライブレコーダーをディーラーで取り付けるメリットとデメリット
いずれにしても、コストよりも安心や利便性を重視したい方におすすめなのがディーラーでの取り付けと言えるでしょう。
電装店での取り付け
電装店はディーラーの下請けというような形での商売が多い為、一般ユーザーにはあまり馴染みがないかと思いますが、特徴はこちらのようになります。
世の中には八王子の大塚電装さんのように、ディーラーの下請けではなくユーザーとの直接の商売を積極的に実施している電装店もありますが、そもそもディーラーの下請け以外の商売をしていない店舗も多く、お店を探すのが難しいのが最大のデメリットかと思います。
お店のホームページもなかったりするところも多いのですが、こちらから近くの店舗を探せるかも知れません。
この方法はお店を探したり、問い合わせてもさっくり断られる可能もあるので手間は掛かりますが、最高の技術をどこにもピンハネされずに安く買える方法です。
従ってLaBoon!!的にはこの方法が一番おすすめです。
自動車整備工場での取り付け
車を新車で買わないような方は、あまりディーラーに出入りする機会がないかも知れませんが、そのような場合には車検の際などに整備をお願いしている自動車整備工場があると思います。
特長はこちらの通りです。
整備工場の場合にはドラレコの取り付けを積極的にやらないケースもありますし、電装系自体をあまりやりたがらないお店もあります。
行きつけの整備工場でドラレコの取り付けを断られた場合には、こちらのGoopitから持ち込み取り付けが可能な店舗を探す事が出来ます。(整備工場の掲載も多い)
■ カー用品の持ち込み取り付け店舗探しの専門サイトGooPit
カー用品専門店での取り付け
カー用品専門店は一般のユーザーにはあまり馴染みがないかも知れませんが、所謂カスタムショップであるとか、セキュリティ専門店、音響専門店、タイヤ専門店などがこのカテゴリーに含まれます。
特長はこちらの通りです。
多様な業態が含まれる上に運営方針も様々ですので、あらゆる面でバラツキが大きくなります。
一般ユーザーには少し敷居が高いように感じる店舗も多いかも知れませんが、整備工場と同様にこちらのGoopitから持ち込み取り付けが可能な店舗を探す事が出来ます。
■ カー用品の持ち込み取り付け店舗探しの専門サイトGooPit
カー用品量販店での取り付け
オートバックスやイエローハットなど、カー用品量販店には誰もが一度は足を運んだ事があろうかと思いますが、これらの量販店でも過去にはドラレコの持ち込み取り付けを行っていましたが、現在では個店対応となっているようです。(確認中ですが店舗によっては持ち込み取り付けが可能なケース、NGなケースがあるよう)
特長はこちらの通りです。
ドラレコの取り付け作業は整備士資格が必要なものではなく、また整備士さんよりも電装業者さんの方が技術力が高いのですが、量販店の場合は 整備士なしの方が作業をするケースが多いので、技術レベルを客観的に担保出来る要素がないのが不安点になります。
無店舗型の出張業者による取り付け
最近、世の中的に増えているのがプラットフォームを活用した個人事業主による出張取り付けです。
これらのプラットフォームを活用してドラレコの取り付けを行っている方には、ありとあらゆる経歴、運営方針の方がいらっしゃいますので、色んな意味でバラツキが大きくなります。
因みに私はユーザー対応の一環として、このようなサイトに出稿している個人事業主の方に作業をお願いした事がありますが、良い方に巡り合う事が出来ました…というか、私はこのような仕事をしている関係で一般のユーザーよりも情報収集力と目利きが出来ますので、ピンポイントで良さそうな方を探してきて、このようなプラットフォームを通さずに直接お願いしました。
FBやツイッターなどを使っている方もいらっしゃるので、良さそうな人を見つけたら直接お願いするの方法がこちらにとっても相手にとっても吉です。
プラットフォームでコンタクトを取って裏口から直接取引を申し込むのは規約違反ですし、それによって相手にペナルティが課されるなどの迷惑が掛かるのでNGです。
あくまでもファーストコントタクトはFBやメールなどをって下さい。
私が直でお願いして信頼出来ると感じたのは、こちらの方です。
よしまるこうぼう
対応エリア:ひばりヶ丘周辺を起点とし、出張は10キロ毎に2,000円
※おそらく日本一テスラ車への電装品の取り付け知識が豊富な業者さんです。
U-CRAFT
TEL:070-2282-1318
対応エリア:埼玉県を中心とした関東
カーサービス裕
対応エリア:富山県
申し込む前に伝えておきたい内容
ドラレコの持ち込み取り付けを行う場合には、最低でも以下ポイントについて事前に伝えておくと作業までの流れがスムーズになります。
また、ヒューズケーブルやシガーソケットなど、事前に手配する必要があるものはどこまでの範囲になるのか予め確認しておきましょう。
このようなケーブルやソケットを先方が用意してくれるケースもあるかも知れません。
まとめ
以上、ドラレコの持ち込み取り付け店舗を探す方法について解説しました。
それぞれメリット、デメリットがありますので自分の好みの店舗に頼むのもアリですが、LaBoon!!としてはまずは電装店直での取り付けを検討される事をおすすめします。
コメント
はじめまして。
車のない生活が長かったのですが、長野で自然栽培を学ぶために必要に迫られて車を購入、
長野まで片道300kmは、中高年夫婦の私たちにとってかなりヒヤリハットを感じてドライブレコーダーを検討、OMIさんのサイトに辿り着きました。こちらのサイトを参考にしながらどの機種にするかのひと悶着も楽しく、前後に1台ずつ付けることに決定しました。
が、しかし、主人は絶対自分では取付けできないと言うので、goopitで近場の良さげなお店数件にお聞きしてみたところ、リアウィンドウへの取付けはしていないとのことでした。法律の問題ではなく、配線の問題?など手間が多く電装の強いところへ、と言われましたが、まさかのオートバックスとイエローハットもリアNGでした。
となると、リアにつけている皆さんは自前で取り付けたということなのですよね。自分でできない場合は、やはり諦めるしかないのでしょうか?
エイくん様
ドライブレコーダーのリアウィンドウへの取付は、車種によって工程差が大きいので量販店ではやっていないのかも知れませんね。
電装のみを専門てやっているところに頼めば可能かとは思いますよ。
整備工場ではなく、電装業者ですね。ディーラーなどでもカーナビなどはディーラの整備士が取り付けるわけではなく、下請けで電装業者を使用しています。
とても参考になりました。電装店なるものの存在を知り、早速近くのお店を探しているところです。