こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
最近、iZONEの電圧降下の問題に対する解決方法について色々調べていて気が付いたのですが、中国ではあらゆる便利なモジュールが基盤剥き出しの状態で激安価格で売られています。
似たような(というか同じ)モジュールは、一部amazonでも販売されていますので、生産原価はかなり安いであろう事は想像していましたが、アリエクではamazonの50~30%の価格で販売されていますので、かなりの激安と言えるでしょう。
そこで今回は、普通の人はやらないであろう趣味ネタではありますが、LaBoon!!が将来何かのガジェットを開発する際の肥やしとして、中華激安モジュールを使用して最小コストでドラレコで駐車監視を行う方法について解説します。
このような変態マニア向けの製品は、取付けや方法や使い方よりも、安価で調達する検索リテラシーの方が重要になりますね。
用意するパーツはこちらの2つ
この方法で使用するパーツはこちらの2つです。

同じ物は日本のamazonでも販売されていますが、アリエクでは価格が50%以下に抑えられます。
カットオフモジュールの使い方
このモジュールを探してくるのに難儀しましたが、この手のパーツの中では消費電力が比較的少ない点が最大の特徴です。
他にもLEDディスプレイなどを搭載したモジュールも試してみたのですが、そのような付加機能がついたものは消費電力が大きくなってしまうので、駐車監視などの用途を考えると向いていません。
このモジュールでは、本来ケーブル側で行っていたこちらの二つの機能を自由に設定出来ます。
それぞれの端子類の役割はこちらの通り。
②IN側-端子:アースポイントへ接続
③OUT側+端子:シガーソケット+へ接続
④OUT側-端子:シガーソケット-へ接続
⑤リカバリー電圧調整(時計回りで上昇)
⑥カットオフ電圧調整(時計回りで上昇)
※直流安定化電源がないと設定出来ません。
ケーブルの接続は、はんだ付けではなく、マイナスドライバーで端子を緩めてケーブルを突っ込むタイプです。
ただし、⑤⑥のつまみでカットオフ電圧・リカバリー電圧を調整する事が出来ますが、直流安定化電源がないと電圧の設定が出来ませんので、やはりこれは変態マニア向けの手法と言えるでしょう。
アウト側にはシガーソケットの+と-を繋ぎます。

パーツの原価だけだと500円くらいですが、直流安定化電源が必要になるのがネックですね。
例えばこのような製品を市販化すると、MAXWINのCAB-DVR06のような製品になります。
諸々の手間を考えると、CAB-DVR06はかなり安く供給しているという印象ですね。
コメント