ヒューレットパッカードと言えば、まだ日本では大手のメーカーが高解像度モデルを仕掛ける前から「2304×1296」のハイエンドモデルが並行輸入で国内に出回っており、2016年一杯はこれらのモデルが人気となっていました。
ところが、最近では日本のメーカーがほとんど死角がないくらいに様々なニーズに合わせて多様なモデルを販売していますので、HPの影は薄まり、私もここ2年くらいはほぼノーマークに近い状態が続いています。
ただし、久しぶり同社のドラレコのラインナップをチェックしてみましたが、最新モデルでは結構コスパが高そうなモデルもあるようですので、今回はHPのエントリークラスのドライブレコーダーで1万円ちょいで買える「f350s」についてご紹介しようと思います。
「f350s」のスペック
「f350s」のスペックは以下の表の通りです。
HP f350s |
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18.07発売 |
1920×1080/27.5fps/30fps/WDR |
録画視野角 水平104° |
LED信号対応 |
microSD付属16GB |
microSD最大32GB |
GPSは非対応 |
駐車監視モード |
動体検知/自動起動 衝撃検知/自動起動 |
内蔵バッテリー30分 専用ケーブルはOP |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
録画解像度はフルハイビジョン、イメージセンサーはSONYのExmorという事で従来機に比べると精細感がや発色が改善されているようです。
「f350s」の画質について
「f350s」に搭載されているExmorはおそらく廉価版でドラレコとしては一般的に使われているIMX323かと思いますが、サンプル動画はかなり綺麗に映っています。
「まさかプロモーション用にPCのソフトウェアで明るさとか色目を編集してないよね?」と疑ってしまいそうなくらい綺麗ですね。
まぁ、撮影してる場所が沖縄なのでロケーションに恵まれているのもあるかと思いますが、昼間の動画は好印象ですね。
夜間についてはどちらかというと明るさを絞り込んでいる印象です。
駐車監視の仕様について
「f350s」の駐車監視は内蔵バッテリーによる30分の監視と、常時電源ケーブルを使用した長時間の監視があり、いずれも衝撃検知/動体検知の選択式となっています。
常時電源ケーブルを使用してない状態であれば、エンジンOFFで自動的に内蔵バッテリーによる監視が開始され、エンジンONで通常の録画モードに復帰します。
一方で常時電源ケーブルを使用している場合にはドラレコにはエンジンの状態に関わらず常に電流が供給された状態になりますので、ボタンの長押しで駐車監視への出入りを行います。
まとめ
以上、「f350s」の特徴についてご紹介しました。
競合モデルはケンウッドの「DRV-240/340」、コムテックの「ZDR-022/024」、ユピテルの「SN-SV40c」辺りになろうかと思いますが、この辺りのモデルと比較しても画質的にはいい勝負になるでしょう。
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