こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
ここ数年はドラレコ各社とも、2カメラ以上のドライブレコーダーの開発に力を入れている関係で、シングルモデルの発売が極端に減少していますが、2022年モデルのHDR002に続いて2023年向けにZDR系のシングルモデル「ZDR041」が発表されています。
2カメラモデル以上が主流になってからは、シングルドラレコはエントリークラスのみでの展開が続いていましたが、「ZDR041」に関しては一部の安全運転支援機能をサポートするなど、スタンダードグレード以上の位置付けとなっているようです。
2カメラモデル以上が主流となっている以上、シングルモデルはあまりおすすめするシチュエーションがないのですが、360°モデル+1の用途で検討されている方もいらっしゃるかと思いますので、この記事では「ZDR041」の特徴について解説します。
「ZDR041」のスペックと特徴
「ZDR041」のスペックは以下の表の通りです。
ZDR041 |
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23.04?発売 |
1920×1080/27.5fps |
レンズ視野角 水平114° |
LED信号対応 |
microSD付属32GB/最大128GB |
フォーマット不要 |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
衝撃クイック録画/常時録画+衝撃録画/タイムラプス? |
自動起動 |
専用ケーブル HDROP-014 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
型番やデザインを考えると2カメラモデルの「ZDR045」に近い画質を期待してしまいますが、「ZDR045」はSTARVIS 2に対応したSONYのセンサーを搭載しています。
一方で「ZDR041」の方は、STARVIS 2どころか、STARVISの記述すら見られません。
・「ZDR045」のイメージセンサー:1/2.8型 CMOSセンサー STARVIS 2技術搭載
・「ZDR041」のイメージセンサー:1/2.7型 CMOSセンサー
また、レンズ視野角も「ZDR045」は水平138°の超広角であるのに対して、「ZDR041」は一般的な水平114°である事から、画質面では全く異なるものと言えそうです。
従って単体での使用ではおすすめ出来ず、360°ドラレコと合わせて使用する前提でのナンバー認識専用のモデルとしてならアリかも知れません。
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