「DRY-ST1100P」ユピテルからエントリーのシングルドラレコ発売

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ここ何年かは2カメラ以上のドライブレコーダーがスタンダードになっている関係で、メーカー各社ともシングルカメラの発表は少なくなっていますが、最近ユピテルから発表されているWEB専売のシングルカメラの「DRY-ST1100P」についてご質問を頂きましたので、所感を述べます。

「DRY-ST1100P」のスペックと特徴

「DRY-ST1100P」のスペックはこちらの表の通りです。

DRY-ST1100P
LED信号対応
録画視野角:水平95°
microSD付属16GB/最大32GB
GPS非対応
駐車監視モード
タイムラプス(1fps)+衝撃検知
手動起動
専用ケーブル
OP-E863
OP-VMU01
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

ここ4~5年の流れで、日本メーカーのドライブレコーダーは広い範囲の状況証拠を捉える為に水平130°を超えるような広角化が進んでいますが、本製品はイマドキ珍しい水平100°未満の狭角モデルです。

また、合わせてこの4~5年でイメージセンサーが夜間撮影能力に優れたSONYのSTARVIS対応品に置き換わっており、ドラレコ全体で夜間撮影能力の標準値が大きく上昇しました。

視野角を広げて、夜間撮影能力を大幅に向上させた事により、最近のドラレコは昔と比べると大幅に証拠能力が高まっていると言えます。

一方で「DRY-ST1100P」に関しては、水平95°の狭角、イメージセンサーもSTARVIS対応品ではありませんので、おそらく画質面ではイマドキ珍しいくらいの低画質ではないかと予想されます。

従って価格は安いかも知れませんが、LaBoon!!としてはこの製品をおすすめする事はないでしょう。

おそらく…ですが、年式的には古い「WD320」などの方がよほど高画質だと思います。

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