こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
2024年10月にパイオニアから2024~2025年向けディスプレイオーディオ「DMH-SF900」が発売されています。
最近では日本のナビメーカーのディスプレイオーディオの品揃えが充実していますが、今回発売されている「DMH-SF900」は、日本メーカーのフローティング大画面モデルとしては、初のワイヤレスAndroid Autoに対応した製品のようです。
「DMH-SF900」のスペックと特徴
「DMH-SF900」のスペックは以下の表の通りです。
DMH-SF900 | DMH-SF700 | DMH-SF500 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 10型 | 9型 | 9型 |
CarPlay/Android Auto | 有線/無線 | 有線 | 有線 |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 |
USB | 〇 | 〇 | 〇 |
CD/DVD | - | - | - |
HDMI入力 | 〇 | 〇 | - |
alexa | - | 〇 | - |
パイオニアのフローティングタイプのディスプレイオーディオは、2020年6月に「DMH-SF700」が発売され、続いて2023年1月に下位モデルの「DMH-SF500」、そして今回の「DMH-SF900」と続いています。
2023年モデルの「DMH-SF500」では、HDMI入力端子が廃止されていますが、「DMH-SF900」ではHDMI入力端子を復活させた上、無線CarPlay・Android Autoをサポートするようになりました。
同社はalexaやWebLink® Castなど、他社に対する差別化要素として、スマホや特定のスマホアプリとの連携性を追求して来ましたが、最上位モデルの「DMH-SF900」では、これらの機能が廃され、CarPlay・Android Autoの利便性と車載オーディオ機器としての機能性が優先された印象です。
アルパインのフローティングモデルでは、ワイヤレスはCarPlayのみ、Android Autoは有線となっていますので、現時点では他社への差別化要素がありますが、今後は各社横並びになりそうです。
車内でスマホのアプリを複数起動させながらCarPlay・Android Autoを使う場合、ディスプレイオーディオとスマホの組み合わせによっては充電が追い付かなくなる事がありますので、最近はワイヤレス接続の方が好ましいと、個人的に感じるようになって来ました。
※家族で共有する車の場合、有線の方が使いやすいとは思いますが。
「DMH-SF900」は価格的にかなりアッパーですし、現在のところ搭載する車が無い為、購入は検討しませんが、欲しいか欲しくないかと聞かれたら欲しいと答えます(笑)
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