パナソニックからカーナビ連動タイプのドライブレコーダー「CA-DR02SD」が10月に発売されています。
「CA-DR02SD」は2017年に発売された「CA-DR02D」の後継モデルの位置付けですが、主な変更点は同社のカーナビ2018~2019年モデルのストラーダとの連動に対応させた点のみで、機能面では2017年モデルの「CA-DR02D」と変わらないようです。
「CA-DR02SD」のスペック
「CA-DR02SD」のスペックは以下の通りです。
CA-DR02SD |
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18.10発売 |
1920×1080/28fps/WDR |
全国LED信号対応 |
水平115° |
microSD付属8GB |
microSD最大128GB |
GPSはカーナビ吸出し |
駐車監視モード |
衝撃検知 |
自動起動 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
水平視野角が115°と比較的広めなので単体モデルのドライブレコーダーとしては上の方のグレードになりますが、ドライブレコーダーとしてはスタンダードでこれと言った特徴はなさそうです。
駐車監視の仕様について
駐車監視については、エンジンオフ後の衝撃検知で録画を行うタイプで、衝撃から10秒/30秒/1分の録画を行います。
駐車監視中に衝撃検知録画があった場合、常時録画への復帰時にカーナビ上でアナウンスがあり、降車時のみ駐車監視のキャンセルタイマーが1分/3分/5分の中から設定可能です。
カーナビ連動タイプのドラレコの駐車監視モードは、常時電源への直接接続を行う物が多く、待機中はごく僅かな微電流で待機させ、衝撃検知後に録画を行う仕組みですので、よほどの長期間(1~2ヶ月)車に乗らない期間を作らなければバッテリー上がりの心配はないかと思います。(カットオフ電圧の設定などはないと思います)
カーナビとの連動機能について
「CA-DR02SD」のカーナビとの連動機能は以下の通りです。
①GPSデータの受信
②ドライブレコーダーの操作
③リアルタイム映像出力
④マップ連動再生
⑤安全運転セルフチェック
このうち、安全運転セルフチェック機能とは、加減速やカーブでの速度などから安全運転レベルを一定の基準で評価するオマケのような機能っぽいですね。
「CA-DR02SD」のまとめ
「CA-DR02SD」はパナソニックのカーナビへの乗せ換えを検討している方のうち、ドライブレコーダーに対してフロントだけの録画を求める方にはおすすめ出来るスペックですが、最近では汎用モデルで前後の録画が可能で、駐車監視の利便性の高いモデルが増えています。
ポイントは後方録画・駐車監視モードの仕様かと思いますのでこの点をどう考えているかによりますね。
ドラレコとしての単体の機能や性能面はスタンダード+α程度かと思いますので、カーナビでのドラレコの映像の再生や操作をしたい方、カーナビとドラレコのメーカーを揃えたい方は検討してみても良いかも知れません。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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