「azur」は主にイエローハットで販売されているドラレコやポータブルナビのブランドで、「イノベイティブ販売」という会社が商標権をもち、生産を行っています。
最近イエローハットのドラレコについてご質問を頂く機会が増えており、azurの展開するドライブレコーダーについて一通り調べてみましたが、一般的には実店舗よりも展開が早いと言われている通販モデルと比べても機能的に見劣りしないモデルも多く、なかなか面白いブランドである事が分かりました。
今回はそんなazurのドライブレコーダーの中でも他社製品との差別化が出来ているおすすめ出来そうなモデルについて、いくつかピックアップした上でご紹介します。
STARVIS対応の2カメラモデル「DRX-GFR02」
「DRX-GFR02」は最近流行りのSONYの夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーをフロントカメラに、リアカメラにはSONYのExmorを搭載したハイエンド2カメラドライブレコーダーです。
STARVIS対応の2カメラドラレコとしてはそれほど価格は高くない部類のモデルに入り、レンズ視野角もフロント167°、リア153°とそこそこ広めとなっています。
最近、似た構成の2カメラドラレコも増えていますが、通販モデルと比較してもコスパは見劣りしませんのでSTARVISモデルの購入を考えている方は本機も候補に入れてみても良いのではないかと思います。
360°+リアHDの2カメラドラレコ「DRX-P518HR」
360°ドライブレコーダーは2年ほど前からぼちぼちと見掛けるようになりましたが、録画視野角は水平180°×垂直180°の半天球が基本となっています。
しかしながら、この半天球は水平方向の視野は充分であるものの、垂直方向が狭すぎる為、リアガラスが映らず、前方の近距離の信号も映りにくいという問題点を抱えています。
2018~2019年に発売されている360°モデルではこの垂直方向の視野角が拡大されたものが増えており、「DRX-P518HR」も垂直220°の視野角とする事で、前後の視認性を向上させています。
更に本機には100万画素のリアカメラが付属し、360°ドラレコが最も苦手としている後方の認識能力も特化しているという特徴があります。
本体筐体は大きいですが、使い勝手はかなり良い部類のモデルに入りそうですね。
リア100万画素のスマートミラー型2カメラモデル「SRM-001」「DRX-SMG01HR」
「SRM-001」「DRX-SMG01HR」の2型番はスペック上は全く同一となっている為、おそらく発売時期、または展開店舗による型番の使い分けモデルかと思います。
フロント筐体とインターフェイスを見る限り、AUTO VOXと同一工場のODM生産品かと思われますが、リアカメラについてはあまり見かけない車内設置専用タイプとなっています。
スマートミラーとしての視野角は「X1/X1 Pro」に近い数値となっており、スマートミラーとしては狭い部類に入ります。
夜間の明るさと防眩効果についてはどちらにも特化していない、良く言えばバランスタイプという印象です。
リアフルハイビジョンのスマートミラー型2カメラモデル「SRM-01」
「SRM-01」も同様に前述の工場のODM品と思しきモデルですが、この工場の生産品としては珍しい、リアがフルハイビジョンの車内設置カメラとなっています。
フロントの画質は他のモデルと同様ですが、リアついては防眩が強めで明るさが抑えられているようで夜間が暗め、視野角は「X1/X1 Pro」辺りを比べるとスペック上は1割程度広めとなります。
リアが200万画素のモデルはドラレコとしてのナンバー認識の面では有利ではありますが、明るさと防眩のハイレベルでのバランスを考えると100万画素のモデルに今のところは分があるように思います。
まとめ
以上、主にイエローハットで販売されているazurのドライブレコーダーの中でも「これは通販モデルと比べても良さそう!」と感じた4つのモデルについてご紹介しました。
また、通販モデルではあまり見かけないスペックのモデルもありますので、気になる方は実店舗での現物確認をおすすめします。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
5ヶ月で、フリーズ
真ん中に表示が出て後ろの視界は、4隅のみ
電源もおちない
返品も不可、数万円も出して
これでは、最低限の安全も確保できない、信頼性のない商品価値
絶対にお勧めしません。
事故が、発生してからの
リコールは、意味がないので
渡慶次賀一様
イエローハットの店頭での購入品ですよね?
ケンウッドなどの大手でも返品は出来ませんが、修理や交換は受けられます。(ケンウッドとかでもそこそこ不良出ますし、私も2回不良を引きました)
イエローハットが交換に応じないと言う事でしょうか?