※2024年4月7日更新:2024年向けに内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
イクリプスのカーナビは、2016年頃からドラレコで連動型のモデルを3グレード程度に絞っての展開となっており、ここ2年位は地図更新のみの死に体に近い状態のように見受けられました。
SOLINGのナビをデンソーが販売していた事もあり、このままナビメーカーとしての役割を終えちゃうのかなぁ~、と感じていたのですが、最近2023年モデルのフルモデルチェンジと合わせて新たにディスプレイオーディオ「DAV-DS01F」が発表されています。
これで大手メーカーからのディスプレイオーディオの販売は4社目となり、パナソニック以外が全て対応する形となりました。
「DAV-DS01F」の特徴
「DAV-DS01F」は10型ディスプレイ、100万画素の大画面ディスプレイオーディオです。
機能面は以下の通りです。
・ラジオ
・CD/DVD
・地デジ
・microSD
・HDMI IN/OUT
・USB
・Bluetooth
・車速センサー対応
なお、プロダクトページの記述を見る限りではCarPlayには対応しているものの、Android Autoには非対応のようです。
他社のディスプレイオーディオと比べると、対応メディアが多く、実質的には従来型のハイエンドカーナビからナビソフトを外して、CarPlayを入れた構成となっています。
ディスプレイオーディオは価格の安さも魅力のひとつですが、この構成では価格が高くなりそうです。
現状ではパイオニア・アルパイン・ケンウッドからディスプレイオーディオが発売されていますので、他社製品と比較の上で検討したいところです(私はパイオニア派)
「DAV-DS01F」におすすめのナビアプリ
ディスプレイオーディオは自動車メーカーの純正品として採用されている車種も増えており、急速に認知度とシェアが高まっています。
一方で従来型のナビからディスプレイオーディオに乗り替える障壁としては、Google Mapやヤフーカーナビのナビゲーション能力の低さ、メディア対応能力の貧弱さが挙げられますが、パイオニアのナビアプリ「COCCHI」の登場によってその潮目が変わりつつあります。
「COCCHI」のナビゲーション能力は、GPSアンテナと車両からの車速センサーの吸出しをサポートしたディスプレイオーディオでの運用を前提とした場合、一般的なメーカー製のカーナビと比べても遜色のないレベルです。
「DAV-DS01F」がおすすめのユーザー
「DAV-DS01F」は、CDやDVD、地デジなどの従来型のカーナビに搭載されているメディア対応機能が絶対に外せないと言う方に、唯一おすすめ出来るディスプレイオーディオです。
ケンウッドのディスプレイオーディオもCD/DVDドライブは搭載していますが、地デジには非対応ですし、車速センサーを吸い出しての自律走行も出来ませんので、前述のパイオニアのナビアプリ「COCCHI」の実力を引き出す事が出来ません。
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