これは新しい!車載WiFi難民になり掛けている今の俺に贈りたいクラウドSIM

※2021年3月13日更新~実機レビューを追記しました。

こんにちは!

うっかりパイオニアの車載WiFi「DCT-WR100D」を買いそびれてしまい、車載WiFi難民になり掛けているOmiです。

この「DCT-WR100D」が発表された時にはすぐに「買ってレビューするぞ宣言」をしていたのですが、いつの間にか発売されてやがり、そこからずっと売り切れ状態が続いています(苦笑)

昨年後半は忙しく、発売状況の確認がもれてしまったのも良くないのですが、そんなにすぐに売り切れるとは思っていませんでした。

因みに楽天やamazonマーケットプレイスでは、転売か正規仕入品か分からないような商品が定価を超える価格で販売されていますが、そう言う怪しい商品は在庫があるかすらも分からないので私は手を出しません。

一応、amazonが定価で販売する製品に予約は入れてあるのですが、いつ入荷するかは全く分からない状況であり、今使っているiViedoのSIMフリーのモバイルルーター用のSIMは3月20日までの契約となっています。

さて、3月20日以降の契約をどうしようかなぁ~と、迷っていたところ、とあるクラウドSIMのレビュー案件を頂きました。

クラウドSIMって結構良いかも?

皆さんはクラウドSIMってご存じでしょうか?

私は恥ずかしながら今回のレビュー案件を頂くまで知らなかったのですが、通常のSIMは、プロバイダーから提供される物理SIMカードを端末に挿さなければ回線が使用できません。

クラウドSIMはざっくり言うとキャリア(プロバイダー)ごとに異なる通常の物理SIMカードの情報をクラウドサーバー上に置いておき、SIMカードなしで通信回線が使える技術です。(中国のuCloudlink社の特許

さらに通常の物理SIMでは、カード1枚につき1社のみのキャリアの回線が使えますが、クラウドSIMでは現場に届いている複数のキャリアの電波のうち、通信に最適な電波を自動で選択します。

なお、選べるキャリアに関してはクラウドSIMサービスを販売するブランドによって異なり、サービス提供元によって回線品質は一様ではありません。

因みに今回レビュー依頼を頂いているサービスについては、今の段階では公表しません。

何故かというと、移動しながらガチで定時の速度計測を行った場合、目も当てられない結果になる可能性がゼロではなく、そのまま公開すると悪影響しかありませんので、結果が良かった=おすすめ出来る場合にのみ、サービス名を公表し、目も当てられない結果になった場合にはサービス名を伏せた状態で報告します。

具体的なサービス内容について

この段階で具体的なサービス内容に触れてしまうと、サービス名が特定されてしまう可能性があるのである程度ぼかしておきますが…。

WiFiルーターとして一番気になるのは通信速度と速度制限ですよね。この辺りは大体こんな感じです。

・通信速度:分からないので長距離移動しながら無慈悲に計測するぞ!
・速度制限:100GB/月 までは速度制限なし、通常使用の範囲ならほとんど使い放題と言って良いかも?(超えたら128kbps)
・月額費用:3,380円(税別)3,718(税込み)/月で契約期間の縛りなし

因みにLaBoon!!をご覧頂いている方のほとんどは、カーナビやディスプレイオーディオでYouTubeやPrime Videoなどの視聴をしたい方だと思いますので、クラウドSIMの海外使用などの面では評価しません。

また、上記の目的を果たすだけであれば、冒頭で述べているパイオニアの「DCT-WR100D」が圧倒的なコスパの高さである事には疑う余地がないと思っているので、そう言った方にクラウドSIMをおすすめするような無茶はしません。

「DCT-WR100D」の弱点は、30分以上の駐車時と車内以外での使用状況にありますので、走行中のみならず駐車中にもYouTubeやPrime Videoを見たい、または通常のモバイルルーターとして使い、スマホの回線は1GBまで0円の楽天アンリミットVIにしちゃうぞ!的な節約志向の強い方にどうかな?と言った目線で評価していきます。

先にクラウドSIMのデメリットを書いておくぞ!

今回レビューをお引き受けするに当たり、目も当てられない結果になるのでは?、という懸念もありましたので、事前にクラウドSIMのデメリットについて調べてみました。

参考にしたのは商売的に従来型のモバイルルーターを売らねばならない、という事情が垣間見えるノジマ電気です。

■ クラウドSIMでかりそめの無制限Wi-Fiにうんざりしていませんか?回線切り替えるチャンスです!

こちらの記事タイトルで既にクラウドSIMはダメだから従来型のモバイルルーターに乗り換えよう、的な結論になるのは分かってしまいますが、おそらくこの記事の趣旨からしてクラウドSIMのデメリットは全て指摘されるであろうと考えられますので、大変参考になりそうです。

この記事で指摘されているのは

・記事が書かれた時点(最終更新日は2020年11月28日)では、新規契約ができない業者が多い
・その理由はサービス提供元の会社が頻発したトラブルの火消しに追われている為であると断定
・なぜこういった状況になっているのかというと、「完全無制限や通信制限なし」をうたっているにもかかわらず、「繋がらない」「速度が遅い」というトラブルが連続して起こったのが原因です。
・これらのトラブルは回線キャパに対するユーザー急増が原因で引き起こされた
・安定している回線を選ぶ仕組みの筈が、不安定な回線を選んでしまい、中にはMNOではなく楽天モバイルなどの細い回線や3G回線も拾ってしまうなどのシステム上の不具合もあったと推察
WiFiルーターのハードウェアとしての不具合も多かった可能性も指摘
通信制限なしと謳っているにも関わらず、通信制限を掛けたケースもある可能性も指摘

と言ったところになりますが…以前にもこんなような事がありましたよね?モバイルルーターでも(笑)

そもそもクラウドSIM自体が日本で本格的に普及が始まったのは2019年頃からという新しいサービスなので、それなりに不具合が出てきて然るべきだと思います。

ただし、どんなサービスでもかつてユーザーをモルモットにして社会実験を行った初期型日産リーフのように、初期段階で出てきた不具合は徐々に改善されて行くものですので、我々としてはここで指摘されているクラウドSIMの問題点がこれからどのように改善されて行くのか?と言った部分を見ていく必要があろうかと思います。

なお、今回のレビューは2週間しかルーターのレンタル期間がありませので、長期的なテストは出来ませんが、問題となるのは契約に明示されていないにも関わらず速度制限を行う「サイレント速度制限」ですので、この点については依頼元にしっかり確認しておこうと考えています。

※災害などでキャリアが制限しない限り、100GBを超えなければ通信制限はないとの回答を頂きました。

因みに車載前提で使うモバイルルーターに関する私個人の事情としては、WiMAXは電波が入らないエリアが多過ぎて論外ドコモMVNO回線を使ったルーターはなどは速度が遅すぎて動画の再生には微妙、ノジマがおすすめするようなポケットWiFiはコスパが悪い、という問題があり、最近ではソフトバンク回線を使ったiVideoのSIMフリー回線を使用していたのですが、半年前には存在していた速度制限なしのプランが今では選べなくなっていますので、今なら車載でのネット動画再生専用ならパイオニアの車載WiFi「DCT-WR100D」、車外でも使いたいならクラウドSIMが良いのではと考えていました。

事前の確認事項

テスト結果が思ったより良好でしたので、ここからはサービス名を公表してレビュー報告を行います。

今回レビューしたサービスは「クラウドWiFi」です。

※本サービスの対応キャリアは主回線がソフトバンク、auとドコモが副回線との事

クラウドWiFi

今回はクラウドWiFiで使用する「U3」というルーターを2週間の期限付きで無料でお借りしました。

なお、クラウドSIMというカテゴリー自体がノジマ電気で色々書かれてますけど、どうなんでしょう?という事で以下のポイントについて事前にクラウドWiFiのサービス提供元に確認しています。

Q1.対応キャリアについては、国内においてはSoftbankが主回線、auとDocomoが副回線、海外はMVNOとなっていますが、国内ではMVNOの回線を拾ってしまう事はないでしょうか?
A1.ドコモ系のMVNOの回線を拾ってしまう事がある
Q2.100GB未満の使用量で通信制限が掛かってしまう事はないと断言しても問題ありませんか?
A2.問題ありません。
Q3.ルーターのハードウェアとしての不具合が多かったルーターも多いようですが、該当機種については違うハードウェア、または対策済みでしょうか?
A3.ルーターのハードウェアとソフトウェアの面で対策済みです。U3ではU2Sの端末で利用していたCPU(Spreadtrum社製)よりグレードの高いCPU(Qualcomm社製)に仕様変更されています。

ノジマ電気によって指摘されている深刻な不具合は概ね改善されているようですが、ドコモ系のMVNOの回線を拾ってしまう事があるそうなので、回線品質の評価は実際の速度チェックの結果を見て判断したいと思います。

ルーター「U3」の仕様

WiFiで使用する「U3」の主な仕様はこちらの通りです。

・サイズ:126*66*10mm
・対応バンド:1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66
・最大速度:150Mbps(下り)/50Mbps(上り)
・WiFi:IEEE802.11b/g/n
・入力端子:USB Type-C
・バッテリー容量:3000mAh
・入力:DC5V*2A
・最大接続数:10台
・接続時間:12時間

ルーターのデザインとセット内容

クラウドWiFiで使用する「U3」のセット内容はこちらの通りです。

・ルーター本体
・Type C充電ケーブル
・物理SIMスロットPIN(今回は使わず)
・取扱説明書

「U3」のデザインはスリムな長方形ですが、概ねiPhone SEに近いサイズ感で一般的なルーターと比べると厚みはないものの、大きめですのでポケットに入れて持ち歩くような用途には不向きですが、車載前提であれば問題はないでしょう。

本体裏にはSSIDやパスワードなどが記載されたシールが貼ってあります。

ルーターの操作方法

「U3」では側面の電源ボタンで電源のON/OFFと再起動の操作などを行います。

主な操作はこちらの通りです。

・バッテリー残量、アンテナ強度確認:短押し(説明書の表記は3秒長押しだが)
・電源ON:3秒長押し
・電源OFF:5秒長押し
・再起動:14秒長押し

電源OFFから3秒長押しでONになりますが、電波を掴むまで70秒ほど時間が掛ります。

一般的なルーターは30~40秒ほどで電波を掴みますので起動は遅い方ですね。ただし、車載で使う分には走って起動を待つだけなのでそこまで気にはならないと思います。

また、これは車載専用ではないルーターも同様ですが、車載で使う場合にはエンジンのON/OFFと電源が連動しませんので、その都度手動で電源を操作する必要があります。

左上のインジケーターで受信電波強度、電池残量、ネット接続の有無が確認可能です。

このルーターは物理nanoSIMにも対応しているようですが、通常は使用しません。

ルーターにスマホを接続して管理画面のIPを入力すると、一般的なルーターと同様にIDとパスワードを要求され、管理画面に入ることが出来、SSIDやパスワードの変更が可能です。

速度計測方法

「U3」の速度計測についてはスケジュールによる自動計測が可能なAndroidアプリの「SPEED CHECK」を用いて、屋内での静止時、車内での移動時にそれぞれ1時間ごとに実施しました。

屋内での静止時の計測結果

屋内での計測は2月28日の日曜日14:00から3月3日9:00まで埼玉県久喜市にて継続して実施し、以下のような結果でした。

単位:Mps2/28(日)3/1(月)3/2(火)3/3(水)
0:00-8.5216.487.58
1:00-16.0115.4416.45
2:00-16.2818.2414.90
3:00-19.1918.5017.27
4:00-19.1318.8618.62
5:00-21.8619.8718.55
6:00-21.4220.1214.38
7:00-17.3217.7014.51
8:00-16.342.2114.31
9:00-9.2716.1813.27
10:00-14.0014.509.80
11:00-14.6313.43-
12:00-6.1113.92-
13:00-12.3713.15-
14:0016.8913.9211.06-
15:0016.1515.2511.28-
16:0016.0013.7314.23-
17:005.9312.755.24-
18:0014.1712.88設定漏れ-
19:0019.1010.2311.29-
20:0011.108.9013.13-
21:009.759.636.10-
22:003.6110.8711.71-
23:006.986.2110.23-
・平均:13.51Mbps
・最低:2.21Mbs
・最高:21.86Mps

傾向としては8:00、17:00、21:00辺りは速度低下が見られますが、それでも5Mbpsは確保出来ている事が多いのでモバイルルーターとしてはまずまずの回線品質だと思います。

Fire TVなどの動画配信ガジェットではフルハイビジョン画質の動画をダウンロードするのが一般的ですが、過去にこれらのフルハイビジョン画質の動画のデータサイズから必要な平均通信速度を求めたところ、4.44Mbpsという結果でした。

これらの動画はストリーミング再生なので、瞬間的に速度が多少落ちてもすぐさま問題が出るとは思えませんので、この結果ならストレスなくFire TVなどの動画配信ガジェットを使えるのではないか?と予測します。

Fire TVをカーナビで使ってみた!
...

なお、ネットワークの応答速度を表すPingについては、概ね50ms(1msは1sの1/1000)程度ですが、屋外も合わせた総計測回数84回のうち、5回の異常値が出ました。

・1秒:3回
・6秒:1回
・8秒:1回

因みに今回はiVideoのソフトバンク回線を使ったSIMとフジソフトのルーターでも並行して計測を行っていましたが、回線速度は似たようなものでPingの傾向も同様でした。

また、Pingはこのように固定回線のWiFiを使っても似たような確率で異常値が出ているので、これはアプリやスマホ由来の現象である可能性もあります。

車で移動時の計測結果

車で移動時の計測は、このルートで実施しました。

・3/2 埼玉県久喜市→静岡県下田市
・3/3 静岡県下田市→山梨県富士吉田市

本来はその先まで計測するつもりでしたが、アプリのスケジュール設定が間違っており計測が止まってました。

結果はこちらの通りです。

単位:Mps3/3(水)3/4(木)
9:00-13.03国道414号 伊豆市
10:00-3.12県道21号三島市
11:0021.72首都高C2 池袋19.72東富士五湖道路 富士吉田市
12:007.19小田原厚木道 平塚市-
13:0017.48国道135号 熱海市-
14:0012.98県道109号 伊東市-
15:0014.53国道135号 東伊豆町-
16:0023.19国道135号 下田市-

時間帯と場所によっては速度が下がっていますが、概ね傾向は静止時と変わっていません。

速度計測結果のまとめ

3月2日は下田に宿泊していますが…

下田での夜間の数値も合わせた2月28日~3月4日までの計測結果をまとめるとこちらのようになります。

・計測回数:89回
・ダウンロード平均:14.13Mbps

・アップロード平均:6.79Mbps
・時間帯別の傾向:そこそこ安定

テスト期間中はMVNOの回線を掴んだような挙動はほとんどないと感じました。

おそらくこの辺りもハードウェア、ソフトウェアのアップデートで改善されているものと考えられます。

車内でPrimeVideoを再生しっ放しで8時間走行

次にChromecastを使って車内でPrime Videoを延々と再生しながら埼玉県・東京都・神奈川県をドライブしてみました。(危ないので画面は凝視してないです。止まれば音で分かりますし。)

結果は良好で一度も再生が止まるような事はありませんでしたので、ChromecastやFire TV、Apple TVなどもストレスなく使用する事が出来ると思います。

バッテリーの持ちについて

「U3」のバッテリー持続時間は12時間と記載されていますが、これは通信状況に依存します。

ほとんど通信を行わない状態(15分に1回の速度計測だけ)では21時間バッテリーが持ちました。

なお、充電しながら使用しても問題はないとQ&Aに書かれていますので、車載で使用する場合には充電しながら使用すればバッテリーについて気にする必要はないでしょう。

電波を拾わなくなる不具合も出た

今回は「U3」を2週間電源を入れっぱなしの状態でぶっ続けで起動させていましたが、集計が終わったテスト終盤に1度だけノジマ電気でも指摘されている、再起動するまで電波を掴まない不具合が発生しました。

※WiFiのアイコンが点滅状態になる

この不具合はハードウェア、ソフトウェアのリニューアルで対策済みという事前情報でしたが、この現象が完全に抑え込まれているという訳ではなさそうです。

ただし、2週間に一度という発生頻度を考慮すると、私個人の感覚では充分許容範囲です。

なお、この接続切れについては以下のタイミングで発生する事があるとクラウドWiFiサービスの提供元から回答を頂いています。

①移動中に基地局が変わるタイミング
②月度の切り替わり
③通信容量の契約リミット越え

今回の場合には移動中の基地局の切り替わりによる接続切れと考えられますが、車載での使用で伊豆に行ったり三崎に行ったりで900kmくらい走ってこの結果なので以前に比べると状況は改善されているのではないかと考えられます。

クラウドWiFiの総評

最後にクラウドWiFiの総評です。

今回のテスト結果の要点をまとめるとこちらの通りとなります。

・通信速度は平均14Mbps程度で安定
・時間帯でそこまで極端に速度が落ちない
都心から伊豆の海岸線~山間部の道路を走行しても速度は安定
8時間程度のPrime Videoの再生もストレスなし
2週間で1度だけ再起動が必要になった
解約の際に違約金が掛からないので試しやすい
解約手順が詳細に目立つ位置に書かれているので安心感が高い

ノジマ電気も今はクラウドSIMからポケットWiFiへの乗り換えをすすめていますが、1年後、2年後も同じ事を言い続けているかどうかが見物だと感じるくらい、このクラウドSIMという技術には将来性があるように思います。

正直なところ、クラウドSIMがこの回線品質である事を考えると速度制限があるポケットWiFiエリアが極端に狭いWiMAXも厳しくなると思うのですが…。

WiMAXがエリア外でau回線使い放題になれば話は別ですが、それくらいしなければ今後さらにブラッシュアップされる可能性がある新興のクラウドSIMには勝てない気がします。(私が知らなかっただけで、2017年くらいからサービスは使えたようですが、本格的に普及したのは2019年からだと思います)

このような状況ですので、動画の視聴目的で車載WiFiの導入を検討されている方は、クラウドWiFiを第一候補に考えてみると良いと思います。

500円割引キャンペーンコード:cloudlaboon2

クラウドWiFi

クラウドWiFiの解約手順について

この手のサービスは解約が面倒な事が多いので、解約手順まで解説しておきます。

私は過去にモバイル回線を契約しまくって結構痛い目を見ているのですが、最近は多少高くても契約期間の縛りのないものを契約して1~6ヶ月単位で乗り換えるようにしています。

つい最近もWiMAXの数年の進化ぶりを確認する為に1ヶ月だけ契約してすぐに解約しました(笑)

個人的には6ヶ月で割引があるくらいの方がちょうど良いと感じる部分はありますが、今後は規制も絡んできそうなので期間縛りは提案もしにくくなってそうですね。

クラウドWiFiには期間割引も縛りもありませんので、こちらの問い合わせフォームから解約のタブを選び、必要事項を送信する事でいつでも解約が可能となっています。

解約の際には注文番号が必要になりますので、契約にの際に発行された番号を失くさないように注意しましょう。

また、申請の締め日が毎月15日、契約は月締めですので申請日にも注意して下さい。

端末買い切りでプリペイド方式もあるよ

日本で展開しているクラウドSIMのサービスには、こちらの二つのパターンがあります。

①uCloudlink社が販売する端末を日本のプロバイダーが購入して回線利用権ごとレンタル
②uCloudlink社が販売する端末をユーザーが直接、または通販モールなどで購入してuCloudlink傘下のGlocalMeからプリペイド方式で回線利用権を購入

ただし、こちらの②の方は海外の人が日本に滞在する時に利用する事を前提としていますので、コスパが非常に悪く、日本国内での使用であれば今回ご紹介したクラウドWiFiのように①のプロバイダーとの契約を選ぶほかはありません。(下手すると桁が一つ変わります

なお、他のプロバイダーからもU3を使ったサービスが展開されてますが、縛りがないプロバイダーはほとんどないと思いますし、個人的には縛りなしで解約方法も分かり易く書かれているクラウドWiFiは個人的に気に入りました。

3月20日でiVideoの契約が切れますのでパイオニアの「DCT-WR100D」までの繋ぎで使う前提でクラウドWiFiを契約し、「DCT-WR100D」との比較まで実施してから2回線は不要と感じるようであれば解約するかどうか検討します。

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クラウドWiFi

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

おすすめの車載WiFi、ルーターを3つ紹介!
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コメント

  1. 冷奴 より:

    DCT-WR100D何とか先月末に買えました。
    最近、価格コム見てるとチラホラ適正価格で余裕が出始めています。
    速度的には
    下り 20Mbps前後
    上り 15〜20Mbps前後

    と言ったところで程々の速度です。
    しかし、流石はドコモの4G回線。高速の山中にあるトンネルやなんかでも通信が途切れません。
    何れ車載ナビにKindle Fire TV繋いで試してみたいと思いますが、今まで使ってきたwimax2のポケットWi-Fiより安定してるのはありがたいですね。
    社用車運転時間の長い自分としてはOmiさんが書かれる様にDCT-WR100Dがコスパ的にもベストです。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 管理人Omi より:

      冷奴様
      そろそろ在庫不足が解消されるんですかね。
      やっぱり回線品質はドコモですよね。ドコモのMVNOは回線細いですけど本家は違いますね。

      • 冷奴 より:

        怪しい販売店も見られますが、どうやら品薄が解消されつつあるのかとは思います。

        ただ、使用者が増えたためかはまだ分かりませんが、上記返信を頂いている2月26日位から、回線の安定性や通信速度が2月の月初と比べるとかなり低質化して来ています。

        計測アプリでは2月26日前後の時点では通信速度がやや落ちて上下とも11〜12Mbps程度でした。

        本日、3月2日時点では上下6〜9Mbps程度となり、動画の視聴の際に読み込み中のクルクルマークが度々表示され、やや不安定になっております。
        使用者増加によるもの?
        熱や天候のせい?
        端末の故障なのか?

        原因の特定には至ってないですが、2月初旬と比べだいぶ状況が変わっているのが現状です。

        • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 管理人Omi より:

          冷奴様
          回線品質の安定感の期待値が一番高いのがドコモなんですが、6~12Mbpsだとよそとあんまり変わらなくなりますね。今テストしてるクラウドSIMもこれに近い感じです。
          使用者増加によるものなら、一定期間後に増強されるかも知れませんが。

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