※2021年7月13日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
最近のアフターパーツのカーナビはモデル数を絞ってエントリークラスの価格を下げる一方で、ハイエンドモデルに関しては後席のモニターなどの連動性を強化する動きが続いています。
リアモニターへの映像出力に関してはHDMI(デジタル)とRCA(アナログ)のいずれかの出力ポートが存在していれば可能ではありますが、スマホのミラーリングやFireTV、Chromecast、AppleTVなどの活用しての動画配信アプリの映像を劣化なく再生するにはHDMIによるデジタル接続が必要です。
パイオニアなどはこのようなユーザーの要望を商品構成に反省させる傾向が強く、他社ではハイエンドのみでの対応となっているHDMIのIN/OUTポートが比較的安価なグレードからサポートされています。
現時点ではHDMI入力/出力は上位モデルの差別化の為の機能ですので、下位モデルではRCA出力が基本となりますが、この記事ではアフターパーツの各メーカーのカーナビでリアモニターへの出力が可能なモデルとその接続方法についてご紹介します。
パイオニア楽ナビ
楽ナビについては6万円台の「AVIC-RZ511/RW511/RL511」以上のグレードからHDMI入力/出力をサポートしています。
なお、「AVIC-500系」未満ではRCAによる映像の出力も不可となっていますので、リアモニターと合わせて使用する場合には500系以上が条件となります。
リアモニターに関してはパイオニア製品がおすすめです。

パイオニアサイバーナビ
パイオニアのサイバーナビはブランド自体がハイエンドの扱いなので、各モデルでHDMIとRCAのいずれの接続方法でも外部モニターへの出力が可能です。
HDMIケーブルでデジタル出力する場合にはOPの「CD-HM051」が必要ですが、アナログ出力であれはリアモニター付属のRCAケーブルが使用可能です。
パイオニアのリアモニターの現行品は全てHDMI入力に対応していますので特別な事情がなければ同社の製品を組み合わせて使用した方が良いでしょう。

アルパインのカーナビ
アルパインのカーナビも原則として全モデルがハイエンドの扱いになりますので、HDMI接続によるリアモニターへの映像出力が可能です。
アルパインについても同社のリアモニターのラインナップが充実していますので、原則としては同一メーカー品がおすすめです。

パナソニック美優ナビ
パナソニックの美優ナビは最上位のブルーレイ対応の10型有機EL液晶モデル「CN-F1X10BLD」のみがHDMI出力ポートを搭載しています。
こちらではOPのケーブル「CA-LND500D」を介してリアモニターへのデジタル出力が可能です。
それ以外のモデルでは別売のAVインターフェイスケーブル「CA-LAV200D」を使用する事でリアモニターへのアナログ出力が可能となっています。
なお、同社のリアモニターが以前販売されていた「CA-RMC900D」が廃盤になっていますので、他社品を合わせるしかないですね。(説明書には市販のリアモニターと接続する旨の記載アリ)

ケンウッド彩速ナビ
ケンウッドの彩速ナビでは最上位の「MDV-M900系」のみがHDMI入力/出力ポート、一つ下の「MDV-800系」はHDMI出力ポートのみを搭載しています。
従って「MDV-M900系」はスマホのミラーリングやFireTV、Chromecast、AppleTVなどの活用しての動画配信アプリの映像を再生し、リアモニターへの出力が可能ですが、出力ポートのみの「MDV-800系」ではこれらの再生が出来ません。(コンバーターなどを使えば可能だが、ハードルが高いわりに画質が良くないので今からカーナビを購入する方にはおすすめしない)
最上位の「MDV-M900系」ではこのような接続となります。
なお、ケンウッドには専用フリップダウンタイプのリアモニターが存在しませんので、ヘッドレスト用の「LZ-1000HD」を選択するか、市販のHDMIとリアモニターを組み合わせて使用する必要があります。

それ以外の現行モデルについては、スタンダードグレードの「700系」のみがアナログでのリアモニター出力に対応しています。

イクリプス
イクリプスの場合には基本グレードは一つになりますが、こちらはHDMIポートを搭載していません。
別売の拡張配線コード「KW-1217」を使用する事でリアモニターの映像の出力が可能です。
なお、こちらも専用のリアモニターが存在しませんので市販品を組み合わせて使用する必要があります。


まとめ
以上、現行品のアフターパーツのカーナビについてリアモニターへの映像出力の可否と接続方法についてご紹介しました。
なお、リアモニターは取付難易度が高いので作業は専門店などに依頼する事が多いかと思いますが、メーカーが異なる組み合わせで正常に動作しないと痛い出費になる可能性もありますので事前にそれぞれのメーカーに確認しても良いかも知れません。(個別の他社製品との組み合わせを聞かれても困る…と言われそうではありますが)

また、これからカーナビ自体の購入を検討されている場合には、まずは安価なグレードからHDMIの入力・出力に対応している楽ナビを見てみましょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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