このところコムテックのドライブレコーダーが人気の為か、駐車監視の仕様に関わる部分でのご質問が増えてまいりました。

コムテックの駐車監視の仕様は、モデル別に使用するケーブルが異なり、操作方法・機能面でも若干異なります。

スポンサーリンク

ドライブレコーダーを使い慣れた私でもかなり分かりにくく辟易していますので、これからドライブレコーダーを購入される方にとっては更に分かりにくく感じるかと思います。(いつの間にか仕様変更しているものもありますし)

そこでこのページでは現行4モデルのコムテックドライブレコーダーの駐車監視の仕様についてご説明します。

「ZDR-012」+「HDROP-05」の組み合わせ

「ZDR-012」はコムテックのエントリークラスの人気ドライブレコーダーですが、このモデルは本来は駐車監視には対応しません。

駐車監視モードという機能がないモデルなのですが、このモデル用に発売されている「HDROP-05」と言う駐車監視用のケーブルユニットがなかなか多機能で、「ZDR-012」の1秒程度の超速起動を上手く生かせる使用となっています。

「HDROP-05」が受け持つ役割

「HDROP-05」は他社の常時電源ケーブルと同様に、タイマー管理や電圧管理を行いますが、決定的に異なるのは「HDROP-05」に衝撃検知機能が備わっていて、待機状態ではドライブレコーダーに電流を流さない設定が可能である点です。

スポンサーリンク

「ZDR-012」と「HDROP-05」を組み合わせて使用するケースでは以下の設定があります。

■ HDROP-05 取扱い説明書

  • タイマー設定で4~12時間の連続録画(走行中の録画状態と同じで衝撃検知力は弱い)
  • 「HDROP-05」が衝撃を検知した時に「ZDR-012」に1分間の給電を行う衝撃検知録画(衝撃検知力は強いが、衝撃前は映らない)

何れの設定においてもエンジンオフ後の2分間は「HDROP-05」によるキャンセルタイマーが働き、ドライブレコーダーには給電されません。

他にも一定時間おきに起動停止を繰り返す間欠動作の設定が可能ですが、これは折衷策のようなもので確実性に欠けます。

「HDROP-05」自体の待機電流はモバイルバッテリーが自然放電とみなす程度の微電流ですので、衝撃後1秒以降の動画しか録画は出来ませんがバッテリーに負荷を掛けない録画方法であると言えます。

「HDR-351/352GH」+「HDROP-05」の組み合わせ

これはセットモデルである「HDR-352GHP」も同様ですが、この組み合わせでは「HDROP-05」の持つ機能の一部しか使用できません。

以下の説明書の網掛けの機能は使えないという事です。

■ HDROP-05 取扱い説明書

具体的にはエンジンオフ後の2分間のキャンセルタイマー終了後にドライブイブレコーダーに給電を開始し、その後はドライブレコーダー側で衝撃の検知を行います。

※初期版ではレーダー探知機と相互通信していない状態ではキャンセルタイマーが働かなかったようですが、現行ファームではエンジンオフで自動でキャンセルタイマーが働くようになっています。

ファームアップデートで変更内容の細かいアナウンスはなかったと思うのですが…説明書もしっかり大幅に修正されています。

スポンサーリンク

■ 「HDR-351H/352GH」取扱説明書

■ 「HDR-352GHP」取扱説明書

「HDR-352GHP」は常時給電状態のタイマー管理と電圧監視しか行わず、衝撃検知はドライブレコーダー側で管理するという事になります。(常に給電状態で常時録画+衝撃録画を行う

「HDROP-05」の待機機能はキャンセルタイマー時にしか使用されないので、そこそこ電力を消費する仕様です。

なお、「HDR-352GHP」にはドライブレコーダーに3段階での駐車監視専用の衝撃設定メニューがあります。

「ZDR-013」「ZDR-014」+「HDROP-09」の組み合わせ

「ZDR-13/014」に関しては上記の2モデルとは使用するケーブルが異なりますので、仕組みや機能面でも大きな違いがあります。

使用するのは以下の「HDROP-09」になりますが、こちらのケーブルには電圧監視・タイマーなどの機能は付帯していません。

コムテック 駐車監視・直接配線ユニット HDROP-09 ドライブレコーダー用オプション
コムテック(COMTEC) (2016-12-09)
売り上げランキング: 110

このケーブルを使用するモデルではディップスイッチではなく、ドライブレコーダー本体メニューでタイマーや電圧の監視を行い、キャンセルタイマーに関しての本体での管理となります。

3芯ケーブルの赤線~ACC系統の電源がエンジンオフで絶縁状態になり、黄色の常時電源ケーブルのみの通電になるとドライブレコーダー本体が駐車監視開始のフラグと判断し、エンジンオンで駐車監視終了と判断します。

「HDROP-09」を使用した場合「ZDR-013/014」では以下の機能が有効になります。

  • 駐車監視専用の衝撃検知感度の設定
  • 乗車降車時のキャンセルタイマーの運用
  • 復帰時の衝撃録画の告知

駐車監視に関わる機能ではユピテルが特許を取得している、GPS情報による特定の場所での駐車監視の自動キャンセル機能を除くと、最高レベルとなります。

ただし、「HDROP-05」のようにケーブル側の微電流でドライブレコーダーへの給電をコントロールする訳ではなく、ドライブレコーダーは常に通電状態になりますので、衝撃録画のみを行う設定であっても消費電力が上がります。(衝撃録画待機時の電力は計測していないですが)

コムテックの駐車監視の仕様のまとめ

以上、分かりにくいコムテックのモデルごとの駐車監視の仕様について解説しました。

コムテックのドライブレコーダーは12V出力のDCジャックの為、モバイルバッテリーからの給電で駐車監視モードを作動させる為には相当な工夫と労力が必要となります。

だだし、以下の外部バッテリーを使用する事で比較的簡単にコムテックのドライブレコーダーで駐車監視モードを作動させる可能ですので、気になる方は以下の記事もご参照ください。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー ベセトジャパン「UPS300」が便利過ぎて泣けた

(編集長 Omi)

■ コムテックのドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて説明

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■ ドライブレコーダー トップメニュー

この記事が気に入ったらいいね!しよう