こんにちは。ライターのa-kunです。

今回は、先日購入した中古のボルボがさっそく壊れたのでその顛末を報告しようと思います。

輸入車はトラブルが多いだろうなと思っていましたが、悲劇は速攻でやってきました。現状渡しで買ったので頼れるものはありません。。。

ウォッシャー液が出ない

買ってから1週間くらい経った頃、台風一過の日にクリーンな視界を確保!とウォッシャー液を出す操作をしたところ、ワイパーだけ動いて空拭き状態。

外車は操作が違うのか?と思って車の取説を見てみると普通にレバーを引くだけで合ってる。ウォッシャータンクが空なのか?と思い水道水を補充してみたものの変わらず。

ヘッドライトのウォッシャーは豪快に出ています。リアは全く出ていません。

よく見るとフロントウィンドウのウォッシャーはちょろっとだけ液が出ています。でも元気が無くてガラスまで全然届かないよ!これは故障か?うろたえながらも早速ネットで調べてみました。

ウォッシャー液が出ない時の6つの原因

ウォッシャー液が出ない場合の原因として考えられるのは、以下の6つである事が多いようです

①ノズルの詰まり

②ウォッシャー液が空っぽ、または凍結

③ヒューズ切れ

④チェックバルブの破損や詰まり

⑤配管ホースの破損や詰まり

⑥ウォッシャーポンプの故障や詰まり

ノズルの詰まり

ウォッシャーの作動音がするのに出ない場合に一番多いのがノズルの詰まりです。ワックスなどがノズルの穴に詰まって出なくなったり、出る方向がおかしくなったりします。そんな時は針などでノズルの穴をつついてゴミを取り除くと解消します。今回の車では該当しませんでした。

ウォッシャー液が空っぽ、または凍結

空っぽかどうかの判断は大抵の車種の場合目視では判りません。一部車種ではウォッシャー液のエンプティー警告がメーターパネルに表示される場合もありますが、それが無い場合はとりあえずウォッシャー液を満タンにしてみます。今回はとりあえず水道水を満タンにしました。

凍結は、冬場でガラスに霜が降りるぐらいの気温の時にウォッシャー液代わりに水を入れている場合やウォッシャー液を規定の濃度より薄く使用している際に起きやすいです。エンジンが暖まってくると溶けて直ります。

知ってますか?ウォッシャー液の種類と効果

ヒューズ切れ

ウォッシャーを出す操作をしても作動音が全くしない場合はヒューズ切れの可能性があります。車の取り扱い説明書などを参照して該当ヒューズを探し出して、切れていないか確認します。

このような形で取扱説明書に場所やヒューズのアンペアなどが記載されています。

ヒューズボックスを開けるとこのような感じです。ヒューズを抜いてみて中の線が切れていれば交換です。

チェックバルブの破損や詰まり

チェックバルブとはウォッシャーノズルの裏側にあるホースの継手みたいなやつで、ボンネットを開けると見えます。エンジンの熱で劣化しやすいようです。

チェックバルブとはウォッシャー液がダラダラと垂れないようにするための部品で、中にスプリングと弁が入っています。ウォッシャーポンプから圧力が掛かった時のみ開通する機能を持っており、この部品が熱で劣化して割れたり、稀に中のバルブが固着して詰まっている場合があります。

割れている場合は目視で判りますね。ウォッシャー液もそこから漏れているはずです。詰まっているかどうかはチェックバルブを外して細い棒などでつついてみると固着しているかどうか判ります。不具合があったら交換するしかありません。

配管ホースの破損や詰まり

破損の場合はウォッシャーの作動音と共にどこからかウォッシャー液が漏れてきます。車体の下やエンジンルームを見て判断できます。詰まりの場合は見えませんので次の項目を参照してください。

ウォッシャーポンプの故障や詰まり

私のボルボでは、ガラスのウォッシャー液は出ませんが、ヘッドライトのウォッシャー液は出ています。さらにこの車種について調べてみると、

・ヘッドライトウォッシャー用のポンプとガラス用(フロント・リア)のポンプはそれぞ れ別

・ウォッシャーのヒューズは共通

ということが判りました。

目視で①ノズルの詰まりはありません。動作の状況から、②ウォッシャー液切れ、③ヒューズ切れとは違います。

配管からのウォッシャー液漏れは見当たらないので、④チェックバルブ、⑤配管ホースの破損も無さそうです。

④のチェックバルブを外して確認してみましたが、詰まりは無く正常なようです。

作動音がしていて、ちょっとだけウォッシャー液が出ていることを考えると、ポンプ自体は正常に動いていて、⑤配管ホース、⑥ウォッシャーポンプのどちらかが詰まっているものと推測されます。

ウォッシャーって詰まるものなの?

これまでウォッシャー液が出ない時の原因は、ノズルにワックスが詰まってるとか途中のホースが劣化してそこから漏れちゃっているとか経験したことがありますがポンプや配管が詰まるということは一度もありませんでした。

しかしこの車種では起きるようで、水垢がヘドロになったようなものがポンプのフィルターに詰まっている画像がネットで出ていました。

こうなるとポンプを外して清掃か交換することが多いようです。ディーラーにTELして教えてもらったら、ポンプはウォッシャータンクの下端に付いていて、アクセスするにはバンパーを外さないと手が入らないとのことでした。

工賃は聞きませんでしたが、バンパー取り外しとなるとそれなりになることが予想されます。自分ではバンパー取り外す勇気はありません。なんとかならないかと考えた挙句・・・

逆流させて詰まり解消

お手軽に直す方法が無いか模索していたところ、ひとつの考えがひらめきました。詰まっているのだったら反対から水圧を掛けてヘドロを押し戻してしまえば解消するのではないか?

さっそくチェックバルブの接続部分を外して、ウォッシャー配管から水道水を逆流させてみることにしました。

水道ホースの散水ノズルに押し付けて水圧を掛けます。

散水ノズルとウォッシャー配管の隙間から水が飛び散り、かなりビショビショになりましたがウォッシャータンクからはヘドロが出てきました。かなり大きな塊が次々と逆流してきます。(汚い画像ですいません)

10分ぐらい逆流させているとほとんどヘドロが出なくなりました。

配管を元に戻して、ウォッシャーを作動させてみました。

無事成功です!勢いよく噴射しています。リアも同時に回復しました!

ウォッシャーポンプ詰まり解消のまとめ

今回の症状はウォッシャータンク内で水垢がヘドロとなり、それがポンプに詰まっていました。

ポンプは生きていましたが、フィルター部分にヘドロが詰まってウォッシャーが出なくなっていたものと思われます。

配管の途中から水圧で逆流させたところ詰まりは解消されました。コストは水道代のみです。

ウォッシャータンクは見えませんでしたので、もしかするとまだヘドロが残っていてまた詰まるかも知れません。きちんと直すにはタンクを外して洗浄が必要です。

ウォッシャー液が古くなると成分が固まって水垢のようになり、今回の原因になっていると思われます。マメにウォッシャーを出して早めに使い切るのも予防になると思われます。

今回の車種はボルボV70 2009年式です。取扱説明書にはウォッシャー液の交換サイクルについて記載は無く、容量6.5リットルでボルボ純正ウォッシャー液指定となっていました。詰まりやすいといわれる輸入車はなるべく不純物の入っていないウォッシャー液を使うのもアリですね。

追記 ウォッシャーポンプへのアクセス

バンパーを外さずにウォッシャーポンプにアクセスすることが出来ました。バンパー裏のスペースで狭いのですがポンプの取り外しも出来ます。

ハンドルを右いっぱいに切ります

5か所のネジを外します

ホイールハウスのカバーをめくるとウォッシャータンクが見えます

ウォッシャータンクの向こう側にウォッシャーポンプがあります。ポンプの吸入口は一番下にあります。引っ張るだけでポンプを外すことができ、フィルターに詰まったヘドロを取り除くことができます。

今回はウォッシャー配管の漏れを直すためにホイールハウスをめくったのですが、手の届くところにウォッシャーポンプが見えたので、ついでに外して清掃しました。前回取り除けなかったヘドロがまだ残っており、これで完全にきれいになりました。これからボルボV70のウォッシャーポンプ詰まりを解消したい方はここを清掃することをおすすめします。

(ライター a-kun)

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