ウォッシャー液の種類
普通の青色のウォッシャーに加えて虫取りウォッシャーや撥水ウォッシャーなど様々なウォッシャーがあります。
基本的に、異なる種類のウォッシャーを混ぜることは厳禁です。
虫取りウォッシャーや撥水ウォッシャーを入れた場合は、ガソリンスタンドなどで青いウォッシャー液を補充しないようにしてください。
異なる種類のウォッシャー液を混ぜてしまうとウォッシャー液がゲル状になって配管やウォッシャーノズルを詰まらせてしまう場合があります。
ウォッシャーの種類を変える場合はウォッシャーを全て出し切ってから異なる種類のものを補充してください。
通常のウォッシャー
青く着色されているものが大半だと思います。
水よりも洗浄効果は高いと思いますが、主な使用目的は冬場の凍結防止のためです。
砂埃くらいであれば水だけで十分に洗い流せるので、夏場のウォッシャーの使用頻度が高い方は水道水を入れておいても良いでしょう。
ウォッシャー液の代わりに洗剤などは入れないでください。泡立ちや払拭不良による視界不良やゴム類を傷める原因となる可能性があります。
虫取りウォッシャー
カー用品店などに売っている、虫取りのスプレーをウォッシャーに混ぜたものです。
小さい虫で、ついたばかりのものであれば落としやすいと思います。
虫の付着が気になる季節は良いでしょう。
ただ、虫取り成分の濃度が虫取りスプレーほど高くないことに加えてワイパーの払拭はそれほど強い力がないのでなかなか虫が取りきれない可能性があります。
撥水ウォッシャー
フロンドガラスなどをコーティングする撥水剤をウォッシャーに混ぜたものです。
雨が降ってきた時などにこのウォッシャーを噴射するとフロントガラスが一瞬で水をはじくようになります。
1回ウォッシャーを噴射すれば雨が降り止むくらいまでは持ちますが、効果はすぐに切れてしまうので持続的な効果は期待できません。
(ライター:自動車整備士 SkyLight)
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