アクアのスピーカー交換の巻

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

7月に購入した2015年式のアクア号ですが、実は購入とほぼ同じタイミングで以前から試してみたかったものの、取付ける車がなかった為に購入を見送っていたパイオニアの9型ディスプレイオーディオ「DMH-SF700」を注文していました。

このオーディオは音質がかなり良いらしいので、流石に悪名高いアクアの純正スピーカーではいけないと思い、前後にパイオニアの「TS-C1730」を取付ける事にしました。(エントリーモデルですけど…)

という訳で備忘録も兼ねて写真と動画でアクアの前後スピーカーの交換手順について解説します。

パワーウィンドウ操作盤パネルを外す

アクアのドアトリムは比較的簡単に外せる部類だと思いますが、フロント側から行きます。

まず初めにパワーウィンドウの操作パネルの境界線に内張り剥がしを突っ込んで引っ張ります。

するとこの通り、簡単に外れます。

このカプラーが普通に外そうとしてもなかなか外れないので、爪の部分にマイナスドライバーを当てながら押し出します。

ネジを3つ外す

次にこの位置にある3つのネジを外します。

一つ目はドアのレバーの部分のカバーを爪で剥がした裏にあります。

残りの2つはパワーウィンドウ操作盤の裏です。

内張りを外す

ネジを外した後は8つのクリップで固定されている内張りを剥がします。

後ろ側の下の方のこのエリアから引っ張ると外し易いと思います。

なお、レバーの部分は4つのクリップで固定されていますが

前と下のクリップを外側に押した状態でレバーの台座を後ろに引くと外れ易いかと思います。

無事に内張りが外れましたが…

たまにクリップが残ったりしますので、専用の工具で外します。

純正のスピーカーを外す

アクアの純正スピーカーはネジではなくリベットで固定されています。

今回は電動ドリルを使ってリベットを打ち抜きました。

ドリルではリベットの先っぽが残ってしまいますのでハンマーなどで叩き出します。

スピーカー裏にスポンジを貼る

今回はデッドニングをどこまでやるか迷いましたが、あまり時間を掛けられないのでスピーカー裏にエーモンのスポンジを貼るだけにして、サービスホールは塞がない事にしました。

スピーカー裏はかなり汚れてましたのでパーツクリーナーなどで丁寧に汚れを落としてからスポンジを貼ります。

インナーバッフルを取付け

アクアの純正スピーカーは3点固定ですが、パイオニアの「TS-C1730」は4点固定タイプですのでインナーバッフルを使わないと装着できません。

今回は急ぎでパイオニアのインナーバッフルが用意出来なかったのでアルパインの「KTX-Y175B」を使用しました。

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バッフルを取付けたらスピーカーケーブルにコネクタを繋げて通電状況を確認します。

スピーカーをネジ止め

スピーカーを固定たら配線を裏でまとめて、ビビらないようにスポンジテープなどでグルグル巻にきして固定します。

最後にバッフルにスピーカーを固定します。

あとは外した時と逆の順に内貼りを戻して行くだけです。

リアスピーカーもほぼ同じ

リアのドアトリムもフロントと同じ要領で外せますが、後ろの方に一つフロントにはないクリップがあるので、こちらを外します。

これ以外はフロントと全く同じ手順でスピーカー交換が可能です。

まとめ

以上、アクアの純正スピーカー手順について解説しました。

このトヨタの純正スピーカーのコストの削減っぷりは、ある意味尊敬に値すると感じています。

アクアの純正スピーカーは全域がくぐもったような塩っぱい音質で非常に評判が悪いだけに、エントリークラスのものでも社外品に交換すると違いが体感し易いので、交換を検討されている方は是非チャレンジしてみて下さい。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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