「TL314R」「TL404R」ブリッツからKバンド誤報識別を強化したレーダー探知機発表

※2024年8月12日更新:誤報の識別について追記

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

先日、ユピテルからKバンド誤報識別機能を搭載した2024年後期モデルのレーダー探知機「YK-3000」が発売されましたが、これに合わせるようにブリッツからも同様の機能に対応した製品「TL314R」「TL404R」が発表されています。

昨年から市場は「MSSS」の新周波数を探知出来るモデルに切り替わりつつありますが、この周波数に対応した事で誤報も増えてしまったと言う問題点がありましたので、2024年の後期からはこれに対する対応が進みそうです。

「TL314R」「TL404R」の新機能

「TL314R」「TL404R」では、Kバンドの電波を受信した直後に誤報の切り分けを行い、その電波が動体検知自販機やマツダ車などの後方検知ミリ波であった場合には、スキャン後に警報を中止します。

その際の挙動は以下の公式動画にて分かり易く解説されています。

この辺りはユピテルの2024年後期モデルと似たような仕様に感じます。

「JMA-520」に関する記述無し

一方でユピテル製品は Kバンドの別の周波数を使用する「JMA-520」にも対応すると明記されていますが、ブリッツ製品にはこの記述は見当たりません。

現状では既に新潟県、岡山県、静岡県、長野県などでの目撃情報があるようですので、思ったより早いペースで他の都道府県警にも導入される可能性も考えらえます。

自分の周辺のエリアでは導入されていない場合、1~2年で機種変更をする前提ならブリッツ製品もアリかとは思いますが、「JMA-520」に非対応である事が確実であるなら、私はユピテル一択で良いと考えます。

※一体型のユピテル2024後期モデルを買いましたので、そのうちレビューします。

Kバンドの誤報対策について

現在、ユピテルの2024後期モデルをテストしているのですが、SSS・MSSS非実装エリアにおいてはKバンドの受信機能そのものを殺してあるようですのでほとんど誤報がなく至って快適です。

一方でKバンドの受信感度を上げている事から、MSSS実装エリアではレーダーの探知距離が大幅に伸びているのは良いのですが、誤報もかなり手前から延々と鳴り続けます。

ユピテルモデルは電波を識別して誤報をカットするものではありませんが、ブリッツ製品は何らかの方法により電波の識別が可能なように見受けられます。

現時点では「JMA-520」に対応する旨の情報がない為、おすすめはしませんが、将来的に期待出来るのはブリッツ製品のような気がしています。

コメント

  1. 水野康彦 より:

    YK-3000を購入しました。
    ユピテルダイレクトで7000円クーポンと、ちょうど1000ポイントもらえたのを合わせて41500円だったので、ついポチっとしてしまいました。

    以前使用していたLS200と比べて誤報が少なくなりましたね。
    これでマツダ車の後ろも怖くないw
    また、無線LANも標準搭載となったのがありがたいです。

    しばらくコムテック→ブリッツでしたが、これならユピテル一押しかもしれません。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      昨日からテストを開始していますが、MSSS非実装エリアにおいてはKバンドの受信機能を殺しているようなので快適ですが、実装エリアの埼玉県では誤報がキツイ事になっています。
      Kバンドの受信感度を上げているようなので、マツダ車や自販機のかなり手前から誤報が出続けています。

  2. アームズ より:

    TL313Rがマツダ車の後ろ走ると誤報でイライラしていたので感度を下げていますが、こちらの方から新型へ乗り換えはどうでしょうか?
    識別機能以外はそこまで変化はない感じですかね?

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      こちらは未テストですので何とも言えませんが、そのうちテストする予定です。

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