2万円クラスの万人向けおすすめドラレコは2択で良いと言う話

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

2カメラ以上のドラレコが一般化して数年が経過しましたが、最近ではドラレコの性能・機能の進化も頭打ちとなり、極端な円安の状況下で日本メーカー各社は高画質モデルの価格を上げずにコストダウンして販売する方向となっています。

このような状況ですので、各社とも似たような画質、似たような機能のドラレコが多くなっていますが、極端に下のグレードのモデルは夜間の撮影能力に劣るのも事実です。

そこでこの記事では、価格はそれほど高くはない上に、画質面では上位クラスに属する日本メーカーの王道ドラレコを2機種ご紹介します。

ケンウッド「DRV-MR570」

ケンウッドの「DRV-MR570」は、同社の2022年モデルのスタンダードグレードに位置付けされている前後2カメラドライブレコーダーです。

同社のドラレコには、さらに上位機種がいくつが存在していますが、どういう訳かチューニングのレベルが「DRV-MR570」が最も高い関係で上位機種よりも「DRV-MR570」の方が高画質であると言う逆転現象が起きています。

同じシチュエーションでの上位機種「DRV-MR770」「DRV-MR870」の画質は以下の通りです。

また、「DRV-MR570」には夜間撮影能力に特化したSONYのSTARVISセンサーが採用されていますが、2023年以降に発売されている各社のスタンダードグレード以下の製品では、夜間撮影能力がSONYセンサーよりも劣るOminivision製のセンサーが使われているケースが多く、おそらくこの円安環境が続く限りは「DRV-MR570」よりも安価で高画質な新モデルは出てこないであろうと考えらえます。

実機レビュー 「DRV-MR570/575C」ケンウッドの人気2カメラドラレコの評価
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コムテック「ZDR035」

コムテックの「ZDR035」は、「DRV-MR570」と同様に前後にSONYのSTARVISセンサーを搭載した2カメラモデルです。

本製品は2021年のこの製品の登場によって日本メーカーのドラレコ画質の評価基準が上がったほどの高画質なドラレコですが、後継機の「ZDR045」「ZDR055」と比べても大きく見劣りしない画質である上、極端な円安に移行する前に発売されたモデルである事から、価格面でもこれらよりも安くなっています。

また、ケンウッドの「DRV-MR570」は1年保証ですが、本機は3年保証とサポートも充実しています。

「DRV-MR570」よりも若干流通価格は高めではあるものの、2万円クラスのドラレコとしては最もおすすめの1台です。

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