データシステムの多機能マルチビューカメラ「MVC811」について、リクエストを頂いていたので、コペンのカーナビの入れ替えに合わせてバックカメラとして設置してみました。
「MVC811」のスペック、機能
「MVC811」はフロントカメラとしての使用を前提として、バックカメラとしても使用が可能な多機能マルチビューカメラです。
97万画素の水平視野角180°の超広角で、手元のスイッチで映像の表示が6パーターンから選択できる点が魅力のモデルです。
付属品などのセット内容
付属品は以下の画像の通り、カメラ本体、スイッチケーブル、電源ケーブル、RCA延長ケーブル、その他小物類となります。
カメラのステーは以下のように、リアバンパー下などに付属の両面テープとビスを使用して固定する前提の形状となっています。
詳しい配線の接続方法は以下の説明書を参照してください。(まぁ、コントローラー以外は普通のバックカメラと同じかと)
ナンバー上だと文字が隠れてしまいそうだったので、今回はナンバー横に付属の両面テープで固定しました。(落ちてきたら補強方法を考えます)
バックカメラとしての使用感
画質に関しては特にこれと言って特筆すべき部分もありませんが、普通のバックカメラと言った感じです。(ガイドラインは出ない)
中国製のandroidオーディオに出力しているからかも知れませんが、ザザッとノイズっぽい線のようなものが出る事がありました。(これは出力するモニターによるものかと思います。)
ランエボ10に付けてある、コムテックの「SBC-10」よりは綺麗で見易いかとは思います。
夜間は色数を落として明るさを確保しているようです。
まあ、フル画面表示だとナンバーは何とか読み取れる感じなので、そこそこ精細感はあるのかも知れません。
画面表示の切り替わりは以下の通りとなります。
水平方向はほぼ真横が映り、カメラの設置位置や向きによっては垂直方向もバンパーの端と地平線が映せる視野角なので、当たり前ですが後方の認識能力が抜群に高いです。
因みに同社のバックカメラ「MVC800」の水平視野角140°のモデルだと真横までは映りません。
アルファードに付けてる、パイオニアのカーナビ推奨バックカメラの「ND-BC8-2」(水平129°)だとこんなもんです。
通常のバックカメラは中国メーカーの製品であればAUTO VOXなどのそこそこ広角のモデルが2~4千円で買えてしまいますので、「MVC811」はちょっと高いですが、国内メーカーのモデルと比べるとそこまで価格は変わらないので、視野角の広さを考えるとなかなか良いのではないかと思いますね。
「MVC811」が取り付け可能なカーナビ
「MVC811」とカーナビとの接続は、黄色のRCA端子となります。(通常のバックカメラと同じです)
従ってアフターマーケットのカーナビであればほぼ100%接続は可能かと思います。
メーカー純正カーナビについては、そのカーナビがRCA端子でバックカメラと接続する仕様であれば問題ないかと思いますが、別の専用コネクタで接続する仕様となっている場合には、そのコネクタ形状からRCAに変換するケーブルが必要になりますね。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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