30系アルファードにバックカメラを取付け

サイバーナビ「AVIC-CE900AL-M」がそろそろ手元に届きそうなので、先に手配してあったパイオニアのバックカメラ「ND-BC8Ⅱ」を取り付けました。

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アルファードの場合にはカーナビレスの状態でも、純正バックカメラ用の配線がバックドアからカーナビパネルの裏に引き込んでありますので、それを生かしての取り付けとなります。

純正の配線を生かすことで、バックドアとカーナビ裏のコネクターをパイオニア仕様に変換しなければならないので、バックドア側には30系アルファード専用のバックカメラ取り付けキット「KK-Y202BC」、カーナビ裏には変換ケーブル「RD-C200」が必要となりますが、これで随分と見た目も綺麗で取り付けが楽になります。

手配したものは以下の3点です。

では、早速「ND-BC8Ⅱ」の取り付けについて説明します。

バックドア周りの内張りを徹底的に剥がす

まずはバックドアを開けて内張りを上の方から全て剥がします。

サイドトリム、アッパートリム

サイドトリム・アッパートリムはバックドアの上の方に付いているこんなやつです。

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全てクリップで留まっているので、傷をつけないようにハンカチなどで当て布をしながら、内張り剥がしで隙間を作って手前に引っ張ります。

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私は横から剥がしてしまいましたが、構造的には以下の写真のように真ん中のアッパートリムが左右のサイドトリムに覆いかぶさっているので、真ん中のアッパートリムから外した方が良いかも知れません。

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なかなかしっかり固定されていますので、結構力を入れなければ外れませんが、根気よく順番に外して行きましょう。

アンダートリム

次はバックドアのメインパーツのアンダートリムを外します。

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最初に下側のパネルに挿さっている、以下の写真のようなリテーナーを外しますが、真ん中部分を中に「パチッ」と音がするまで押し込みます。

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そうすると引っ掛かりが無くなりますので、引っ張れば簡単に外れます。

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あとは外周とセンター付近でクリップで留まっているだけですので、端の方から「えいやあ!」と気合を入れて引っ張ります。

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順番的には右でも左でも構いませんが、上から外周だけを一通り外してから、センターラインのクリップを外します。

こんな感じにクリップが挿さっています。(部屋が汚いのはスルーして下さい)

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時々以下のように車体側にクリップが残ってしまう事がありますが、その時は先に外したサイドトリムやアッパートリムを使ってクリップを車体から外しましょう。

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ガーニッシュ

次はガーニッシュを外します。

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ガーニッシュは4本のボルトと4個のクリップで留まっていますので、まずは10ミリのラチェットレンチでボルトを外します。
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次に外からガーニッシュを引っ張って外しますが、割れやすい素材ですので、あまり力を入れ過ぎずに上下を交互に引っ張るようにしながらクリップを緩めます。

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カメラカバーを外して、配線を通す

次にカメラの穴を塞いでいたカバーのボルトを外します。

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ボルトが外れたら、裏側からグロメットを押し出しますが、突起物のようなものがあるので、ペンチで潰しながら外側に押し出します。

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これでカメラカバーが外れますので、「ND-BC8Ⅱ」の配線を通し、「KK-Y202BC」の3ピン5ピン変換ケーブルを車体側のケーブルと「ND-BC8Ⅱ」側のケーブルに嚙ませて接続します。

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「ND-BC8Ⅱ」と配線の固定

次に、カメラカバーがあった位置にグロメットを戻して「ND-BC8Ⅱ」を先程外したボルトで固定します。

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余った配線はタイラップで他の配線と結束して、固定します。

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カーナビ裏に変換ケーブルを接続

次に、カーナビ裏の4ピンケーブルと、「KK-Y202BC」の電源ケーブルを接続します。

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「KK-Y202BC」の黄色い端子と、「RD-C200」の黄色い端子を接続し、「RD-C200」のもう一方をカーナビのバックカメラ接続端子に挿します。

カーナビがまだ手元にないので、私はここまでですが、カーナビ取り付けキットのACCハーネスから電源を取り、ボディアースすれば完了です。

正常に起動を確認出来たら、先程と逆の手順でガーニッシュやトリムの復旧を行いましょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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