ATOTO スタンダードバックカメラ「AC-HD02LR」の実機レビューと評価

こんにちは!Omiです。

ATOTOはamazonで販売されているAndroid Audioや、Carplay/Android Auto対応製品で最も高いシェアを持つ中国メーカーですが、自社製品での使用を前提に合わせてバックカメラも販売しています。

今回は「F7XE」の実機レビューに合わせて、バックカメラ「AC-HD02LR」のサンプルもご提供頂きましたので、先行して実機レビューを行います。

「AC-HD02LR」のスペックと特徴

「AC-HD02LR」のスペックはこちらの通りです。

・画素数~100万画素
・視野角~対角150°
・CMOS~1/2.9型
・F値~2.0
・ガイド線~オーディオ側に依存

※画素数の関係?でF7、S8(第二世代)での動作のみ保証

デザインとセット内容

「AC-HD02LR」のセット内容はこちらの通りです。

・カメラ本体
・中継ケーブル
・両面テープ
・取扱説明書

カメラ本体

カメラ本体はスタンダードな箱型のコンパクトデザインですが、一般的な製品とは異なり、映像用のRCA端子と電源用のRCA端子がカメラ側で分岐しています。

※通常の製品の場合、映像と電源を合わせて5PIN端子などが使用されている

中継ケーブル

中継ケーブルも同様に仕様がやや特殊です。

カメラ側は黄色と赤のRCA端子、リバース信号線、アース線の4本に分かれており、

オーディオ側はRCA端子と予備のリバース信号線、赤のアクセサリー線の3本です。

取り付け手順について

本製品は以下の2つのポイントにおいて、一般のバックカメラと取り付け方法が異なります。

・カメラ側から出ているケーブルの端子がRCA×2の為、細い穴を通す事が出来ず、取付位置が限定される
・電源ケーブルはアクセサリー、リバース信号のどちらからとっても良い

今回は同社の「F7XE」と合わせてNCロードスターに取り付けを行いましたが、通常はナンバー上に貼り付けるところ、上述の配線の問題で今回はトランク下に設置しました。

配線の引き込み方法などは車種別に全く異なりますが、以下の記事でいくつかのパターンを解説しています。

バックカメラの取り付け方法について
...

画質について

画質については昼夜の見え方をもともとロードスターに付いていた風月同天の製品と比較しました。

Bitly

精細感について

どちらのカメラも画素数は100万画素と表記されてますが、おそらく伝送方式の違いで風月同天の方は40万画素弱相当の低画質に落ちていると考えられ、精細感には大きな差が出ました。

【ATOTO】

【風月同天】

【ATOTO】

【風月同天】

視野角について

視野角については仕様上はこちら通りです。

・ATOTO:対角150°
・風月同天:対角170°

いずれもバックカメラとしては標準的なものとなっていますが、正確な視野角は分かりません。

おそらくどちらも水平120°くらいだと思います。

【ATOTO】

【風月同天】

ATOTOの方が垂直方向の視野角が広いので距離感は掴みやすく感じました。

また、風月同天の方はやや歪みが出ています。

逆光補正について

本製品はHDR対応機ではありませんので、白飛びはそこそこ出ますが、黒潰れはしにくいので、屋根付きのの駐車場でも比較的見易いように感じました。

【ATOTO】

【風月同天】

夜間の明るさについて

夜間の明るさについてはどちらもバックランプで照らされている部分は明るいのですが、暗い部分まで明るく見えるのはATOTOの方だけです。

【ATOTO】

【CY-RC100KD】

「AC-HD02LR」の総評

最後に「AC-HD02LR」の総評です。

取付の面ではコネクタ構成が特殊である事から、取付位置が限定される可能性があるのがマイナスポイントではあるものの、画質の面ではこの価格帯を考えると非常にクオリティが高いと言えます。

この端子形状を考慮して取り付けが出来そうであれば、本製品をおすすめします。(ATOTOのF7、S8専用)

■ バックカメラの取り付け方法について

■ ちゃんと進化してる?おすすめバックカメラ

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