【2023年向け】 関東でのサーキット走行を前提とした、スポーツドライビングのスクール・レッスンイベントのまとめ

※2023年11月19日更新：山野哲也ハンドリングクラブ（２回目）に参加して来ました。

こんにちは！LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

私は最近10年間、LaBoon!!の立ち上げのきっかけになったランエボ10に乗り続けているのですが…

公道しか走った事がないので未だにこの車の限界を体感した事はありません。（公道で限界を体感するような走り方をすると天に召されるかも知れない…）

ここ何年かは毎年サーキットデビューしたいと思ってはいるものの、なかなか重い腰が上がらず…と言った状況が続いているのですが、最近は身近にサーキット走行をする友人が増えて来た事から、ようやく重い腰を上げてサーキットデビューする計画です。

そこで今回は、サーキットデビュー、その後のサーキット走行に備えて、サーキット走行初心者向けのスポーツドライビングスクールや、サーキット主催のレッスンイベントに参加してみようと考え、関東近県のサーキットでの開催状況を調査しました。

サーキットが主催するレッスンイベント

関東近県のサーキットが主催するレッスンイベントはこちらの通りです。

モビリティリゾートもてぎ

・住所：栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1

モビリティリゾートもてぎでは、以下の２つのスクールを主催しています。

サーキットドライビングドライレッスン

■サーキットドライビングレッスン

「サーキット・ドライビングレッスン」は、サーキットデビューに向けたドライビングスクールです。
安全に楽しんでいただくために、「走行前のオリエンテーションでの安全講習」を開催します。
前半はレーシングコースを3区間に分けてのレッスンを行い、後半のフリー走行に向けて慣らして行きます。
走行時間は、合計120分。経験豊富なプロドライバーを講師に招きサーキットでの1日を楽しく過ごしていただけるようにご準備しております。

山野哲也ハンドリングクラブ

■山野哲也ハンドリングクラブ

日常生活の中でも使えるドライビングスキルアップやセーフティドライビングテクニックの向上、また、サーキットデビュー前の練習やこれからモータースポーツを始めようかな？というお客様向けのスクールとなっています。

プログラムの目玉は、山野選手がお客様のクルマを運転してくれる「同乗走行」と、山野選手が助手席からお客様の運転をアドバイスする「逆同乗走行」。

広大な敷地の南コースを1台ずつスタートするプログラムなので、前後左右に気を使うことなく、普段経験できないブレーキングやコーナリングの限界にチャレンジできます。

目玉は山野選手のあらゆるクルマのパフォーマンスを引き出す超絶テクニック。お客様自身で直接体感し、ヒントを得て、運転技量向上に役立てていただけます。

１度目の参加

2023年10月9日開催の山野哲也ハンドリングクラブに初参加して来ました。

基本的にはもてぎの南コースを左回り・右回りをそれぞれ10周程度フリー走行する形式です。

当日はそこそこの雨が降っており、エボ10の限界付近の挙動を探る絶好のチャンスとなりました。

エボはウェットでも電子制御でスピンはしませんが、進入がヘタクソなのでアンダー出まくりでした。

２度目の参加

２度目の参加は2023年11月18日開催です。この日はドライで湿度も低い好環境でした。

因みに私は公道でもサーキットでも電子制御は切らない方向で考えていたのですが、山野さんに電子制御は切った方が断然速く走れるので切ってみて下さいとのアドバイスと頂いたので、横滑り防止のトラクションコントロールのASCのみをOFFにしてみました。

結果は以下の動画の通りです。

前回のウェット環境ではASCを切らなくてもそこそこドリフトしていましたが、ドライではその前に制御でスロットルを調整されるシチュエーションが多く、立ち上がりに思うように加速出来ないシーンが多かったのですが、ASCをオフにしたところ若干車の制御が難しくはなるものの、立ち上がりの加速で電子制御ありよりも２～３秒速くなったと言う結果です。（公道では切れませんが）

電子制御を切った方が速く楽しく走れる事が分かりましたので、サーキットでも電子制御なしでも走ってみよう思います。

富士スピードウェイ

・住所：静岡県駿東郡小山町中日向694

富士スピードウェイでは、以下の２つのスクールを主催しています。

FSWスポーツドライビングレッスン（初級）

■FSWスポーツドライビングレッスン（初級）

これまで、曲がるときの目線やライン取り、ハンドルやブレーキの操作を 意識して運転したことはありますでしょうか。正しい運転操作を行うために、過去、マルチコースで開催して好評だった 初級レッスンを、今回、トヨタ交通安全センターモビリタの、より広いコース を用いて安全にレッスンを開催いたします。

特徴その１
モビリタ自慢の低ミュー路※を走っていただき、クルマの特性や、走行データを元にした客観的な分析やアドバイスをお伝えし、安全意識の向上や、よりスキルの高い運転に役立てて頂けます。
※低ミュー路
特殊舗装路面に散水することで、雪道と同レベルの滑りやすさとなります。 タイヤと路面の摩擦が低くなり、通常路面よりクルマの挙動変化が出やすくなります。
低速で安全に、クルマの特性を体験いただけます。
※クルマの特性とは… ハンドル、アクセル、ブレーキをどのように操作をすると、クルマの挙動変化を感じる等々。

特徴その２
レッスン終了後に追加走行オプションをご用意しました。（別途￥3,300/名が必要となります）
1枠（40min~45min）・各枠6名様限定で、走行データ計測や低ミュー路でのフリー走行等、お客様の希望に合わせてお選びいただけます。

オールスタイルミーティング

■オールスタイルミーティング

走行経験やラップタイム・車両形状などで6クラスに区分されており、サーキット走行に慣れていない方、サーキット走行の経験がない方にも気軽にお楽しみいただける大好評のフリー走行イベントです！

初めて走行する方は「お試し参加クラス」または「スーパービギナークラス」走ったことがある方は車両性能、ドライバースキルに応じて「ビギナークラス」「ノーマルクラス」「エキスパートクラス」からお選びいただけます。

その他の法人・個人が主催するスクール・レッスン

その他の法人・個人が主催するレッスン・イベントはこちらの通りです。

YRS（ユイレーシングスクール）

YRSはトム・ヨシダ（吉田 友明）氏が主催するレーシングスクールです。

■ Yui Racing School

■トム・ヨシダ

鈴鹿サーキットのコーススタッフから、自動車雑誌の記者と編集者を経て、自動車評論家、モータースポーツジャーナリストとして記名記事を執筆する。

1979年、アメリカに渡り、日本の雑誌に寄稿する傍ら、レーシングドライバーとして自動車レースに参加する。

1987年よりジム・ラッセル・レーシングスクールで運転指導に当たる。1999年、ユイレーシングスクールを設立。日本での指導を開始。

2003年より、エンジン (雑誌)主催のエンジン・ドライビング・レッスンの指導面を担当。

富士スピードウェイを中心に、筑波サーキット、鈴鹿サーキットで毎月数回のスクールを開催

※予約はホームページから随時受け付けているようです。

単発イベント

こちらはショップや中古車販売店などが主催する単発イベントです。

主催者：HMR

・9月27日（水）：筑波サーキット1000でドライビングレッスン&走行会の開催！初心者大歓迎！！

2023年9月27日(水)に筑波サーキットコース1000でドライビングレッスン&走行会を開催します。

午前中はプロの講師をお招きしてコース上を区切ってドライビングレッスン。昼食を挟んで午後はフリー走行というプランです。

サーキット初心者の方やサーキット走行に少し慣れて来てタイムアップしたいという方にお勧めの走行プランになっています。午後のフリー走行のみの参加もOKです。

午後の走行会は同時コースイン8台までとし、クラス分けして安全に走れるようになっております。

まとめ

以上、サーキット走行初心者向けのスポーツドライビングスクールや、サーキット主催のレッスンイベントについての調査結果でした。

この中からいくつか気になるものに参加したいと考えています。