こんにちは、ライターのa-kunです。

私がこの車を購入してから約1年が経ち、走行距離は1.5万キロを超えました。ただの車好き素人の視点で気づいたことをなるべく多くお伝えしようと思います。

私がこの車を購入する前にボルボV70を調べるにあたり、ネットではあまり情報が出てなくて、買ってから色んなことが分かりました。

はじめから分かっていれば。。。これは良かったよ!とか、あとから気づいた点を良くも悪くもコト細かくレポートしていきますので、これから中古で購入を考えている方が参考にしていただければと思います。

ボルボの歴史と特長

ボルボはスウェーデンの車です。メーカの設計には常に安全でなければならないという理念があり、頑丈で安全な車作りを貫いています。

昭和のCMでボルボが崖の上から落ちて地面に衝突してもキャビンはつぶれていないシーンを覚えてるかたもいると思いますが、昔から「ボルボといえば頑丈」というブランドイメージが根付いています。

頑丈な車が生まれた理由の一つに北欧スウェーデンならではのエピソードがあります。それは野生動物との衝突に耐える!ことであったそうです。

野生動物との衝突は昔も今もあり、そのなかでも大型動物のヘラ鹿は体重300~700キロと巨大で衝突すると乗員にも深刻なダメージを与えます。

ボルボはヘラ鹿とぶつかっても乗員が守られることを念頭に頑丈な車を作ってきました。現代では電子デバイスを用いた大型動物の検知による乗員保護を貫いています。

乗員の安全だけでなく歩行者エアバッグを世界初で採用して被衝突者の安全にもいち早く取り組んでいます。

車に求められる性能の基本である「安全」に対しての開発や研究は世界トップレベルと言え、それがブランド力となっています。

余談ですがボルボはトラックも作っています。

日本でもたまにボルボのマークが付いた大型トラックが走ってます。トラックのグリルにもおなじみのボルボマークが付いており、これも「頑丈」というブランドイメージを連想させる一つの要素ですね。

今回はV70-Ⅲ(BB5254W)を紹介します

ボルボV70(BB5454W~)は3代目で2007年~2017年まで長きにわたり製造されました。その間にマイナーチェンジ、小変更が繰り返され絶版となりました。

一般的にV70-Ⅲなどと呼ばれます。ボルボステーションワゴンのフラッグシップとしての位置づけで、後継はV90が2017年から製造されています。

私の所有するV70は2009年式の2.5T LE(形式 BB5254W)で、1回目のマイナーチェンジ後モデルです。

FF駆動横置き直列5気筒の2521CCターボでパワー231PS/トルク34.7㎏/車重1750㎏というスペックです。

買ってから痛かったのは日本の税制など全く意に介していない国の車なので+22CCの排気量が故に自動車税区分が2,500CC以上3,000CCグループに入ってしまうのが泣きドコロでした。。。

内装:居住性と積載性

内装は高級感があまりありませんがチープでも無く全体的にシンプルです。ダッシュボードやドア内貼りはフルパッドで触った時のプラスチック感はありません

。そこそこコストは掛かっているけどトヨタほど徹底したコストダウンはしていません、みたいな感じで真面目な造りを感じます。

ハンドル、ドアノブ、ウインカーレバーなどは同格の国産車にくらべて剛性感があります。

シートは柔らかいレザーでヒーター機能とエアーを出すベンチレーション機能があり快適です。

居住性は合格点で大人4人が余裕で座れます。特徴は全シートのサイズが大きくそれだけで快適です。

フロントはコシがあってしっかり支える感じ、リアは表面のクッションが柔らかく、沈んだところで支える感じでそれぞれ役割に合った味付けをしていると思います。足元スペースも合格点です。

室内照明はフロント4灯(マップ左右+ルーム左右)リア2灯(ルーム中央)、カーゴルーム1灯、LEDナイトランプ2灯、ドアカテーシランプ、フットランプ前席左右と充実してます。

その他主要装備では、オートAC、クルコン、車速ドアロック(開錠選択式)、オート防眩ルームミラー、オートワイパー、電気式パーキングブレーキ、AUX外部端子、USB端子、シガー12Vソケット×3ヵ所、ドアロック可倒式曲面&ヒータードアミラー、3メモリー式パワーシート(運転席)&普通のパワーシート(助手席)などなど一通り充実してます。

オーディオはデンマークのDYNAUDIO社スピーカーが装着されてます。ノーマルでもいい音しますよ。

静粛性ついてはハッキリ言っていまひとつです。メーカーのフラッグシップとしては褒められるものではありません。

エンジンノイズ自体は大きくないですが、遮音性に問題があるような感じです。

購入時の走行距離は約6万キロなので新車時は知りませんが、発進時のエンジン音はダイレクトに聞こえてきてエンジンマウントが固そうな印象でロードノイズも結構拾ってきます。

比較としては市街地走行でトヨタの20系アルファードクラスのほうが静かです。

反面、高速巡航時の静粛性はまあまあ良く、速度を上げていっても騒音の変化が少ない印象です。

スピードレンジの高いところに快適性を合わせているように感じます。

カーゴスペースの設計は優秀です。恐らく世界一と言っても過言ではありません。

リアシートは4:2:4可倒式で、後席背もたれを倒すと床面はフラットになります。

奥行きは約2メートルでタイヤハウスの出っ張りはあまり気になりません。

全高が高くないので背の高い荷物は積めませんが日常のシーンではほぼ問題ありません。

荷室は優秀なギミックがたくさんです。床下は3層構造で、一番下がスペアタイヤスペース(画像はパンク修理キット)です。フックで上げたままにできます。

その上にカーゴスペースが2層あり、下段は非常停止版などあまり使わない物の収納用です。ダンパー付きで開閉がラクになってます。

上段にはさらにフタがついており、開けたまま固定ができベルトとフックが付いていて買い物袋も掛けれる仕様の優れものです。カーゴルーム右横には12Vのシガーソケット電源も装備されています。

荷室とキャビンを仕切るカーゴネットも付いています。頑丈な造りでテニスラケットのガットみたいな感じです、急ブレーキや衝突などで重い荷物が崩れても恐らくキャビンには飛んで来ないと思います。

積載物へのセキュリティー設定も可能で、トノカバーを閉めてグローブボックスのキーシリンダーを回すとテールゲートの開錠がキャンセルされカーゴルームへのアクセスをできなくする仕掛けが施されています。

ちなみにテールゲートは電動式で、開けた時はテールランプ点灯して追突を防止する仕様となっています。

純正ルーフレールが付いていたので、私は後付けでルーフキャリアを取り付けました。

ルーフキャリアを取り付けてみて気が付いたこと

一般的なベースキャリアと80×110センチ程度の小振りルーフラックを取り付けました。

4人乗車のキャンプ時などは積みきれないので屋根に積めると便利です。

また、バーベキュー後のコンロなどニオイが気になる物は屋根に積むと快適です。普段使いでは洗車機もOKです。

外装:サイズとデザインとライト類

全長×全幅×全高=4,825×1,890×1,545mmと結構大柄です。最小回転半径は5.5mなので横置き5気筒の割にはハンドル切れ角があり、日常使いで困ることはありません。

タイヤサイズは225/50-17なので特殊なサイズではありません。

大抵のブランドで設定されているサイズなので入手は容易です。

スピードメーター誤差と耐荷重OKの範囲で215/55-17も履けます。

こちらは流通量が多いサイズなので同じ銘柄でも安く調達できます。

デザインはノーズとルーフが低くて長いボルボ流のステーションワゴンスタイルが特徴です。大柄なボディーの割には威圧感は全く無く、ノーズあたりはコンパクトにさえ見えます。

1代前のV70-Ⅱはもっとスクエアなデザインで個人的にはそっちのほうが好きなのですが、年式を考えると信頼度やメンテナンス性を考慮してV70-Ⅲを選びました。

それでも最新のボルボに比べれば程よくスクエアで飽きが来ないこのデザインは気に入っています。

このモデルはマフラーは左右2本出しの超下向き(テールパイプは真下を向いてます、マフラーカッター取付不可状態)となっています。

照明関連ではヘッドライトは4灯でプロジェクターのバイキセノン+ハロゲンハイビームの構成です。

点灯はLowがプロジェクターのバイキセノン(上下&操舵連動自動光軸調整付き)、Hiは風変りでプロジェクターのバイキセノンハイビーム+ハロゲンハイビームで全部上向きになり夜間の一人走りでは明るさ最強です。これも野生動物対策なのでしょうか?

フォグはハロゲン、テールライトはLEDでポジションとブレーキはセパレートです。

ヘッドライトの脱着が超簡単です。2本のペグのようなもので固定されていて、それを抜くだけで外すことが出来ます。

バックフォグも付いてます。海外のレギュレーションに合わせてサイドマーカーが装備されており、フロントはウインカー部分に、リアはポジション部分に組み込まれています。

ドアミラーにウェルカムランプが付いてたりリモコンキーにライトON/OFFスイッチが付いてたりで、光り物大好き仕様となっています。

その他マニアック機能や主観

その他マニアックネタとしては、ウインカーレバーのチョイ押しで点滅3回(車線変更とかで重宝)、ヘッドライトオートオフ(エンジン連動)、リモコンキーパニックボタン(リモコンキーでホーンの大音量アラームが鳴りますがどういう時に使うの?)が付いてます。

知らなくて最初押したときは超うるさくて焦りました。

ホームセーフライトという機能が付いています。

車を降りてドアロックした後にしばらくヘッドライト類が点灯する機能です。

日本の環境ではあまり必要でないと思いますが、使い方の例としては広い敷地のオーナーが帰宅し車を降りてから玄関に辿り着くまでを照らすというものです。

安全面では、急ブレーキ時のブレーキランプ点滅機能、助手席エアバッグのキャンセル機能、シートベルト未装着メッセージ(メーターの警告メッセージでどの席がシートベルトしてませんと報告してくる表示)など充実してます。

ドライビングポジションが気に入っています。

個人的な感想になりますが身長178cm普通体型の私がシート高を一番低くすると、今まで乗ってきた車はペダルに合わせるとハンドルが遠くなってしまいやむを得ずシート高を上げて調整していました。

この車だとテレスコピックの調整幅が大きいので低く座ってもハンドルが遠くならないのが美点です。

剛性感は〇です。内装のバタつきがうるさいほうですが、路面からの衝撃入力に対しては頑丈な骨格を感じるほどしっかり感があります。

クラウンとかに比べると決して静かではありませんが乗り味はフラットです。

エンジンと駆動系

燃料はハイオク指定で、燃費は渋滞あり市街地夏場エアコンマックスで5.5~6.5km/l、同市街地エアコンオフで7.5~8.5km/l、高速巡航で10~12km/lと現代のエコカーから見ると悪いです。

必死にエコランしても、そこそこ踏んでも何故か燃費の変動があまりありません。

ミッションはアイシンAW製6速ATでゲート式のマニュアルモード付です。2速発進も3速発進も出来ます。

Dレンジでは大体1,500~2,000回転でシフトアップし、エンジンの最大トルク発生は1,700~4,800回転なので回さなくてもストレス無くスピードが乗っていきます。

ベタ踏みするとそれなりのエンジン音量と共に231馬力なりの加速をします。

この5気筒ターボエンジンは回してもそんなに官能的な音質ではありません。イメージとしてはトヨタ直6>スバル水平4発>トヨタV6≒ボルボ直5>トヨタ直4みたいな感じでしょうか?

あまり回さずにトルクの余裕を生かしたクルージングが向いているエンジン特性です。

コーナリングはどう?

エンジンはそこそこパワーがあって低回転寄り、駆動はFFで4輪独立サス、車重は重めなので一言で言えばヒラヒラ感は全くありません。

パワステも重めで良く言えばドッシリ感があります。

コーナリングではターンインまでは車格の割には小気味よくノーズが入っていきますが、クリップから先はアンダーが出てタイヤがゴリゴリいって曲がります。

コーナー中はパーシャルに徹して、完全に前向いてからアクセルを入れていくとスムーズなコーナリングが出来ます。

ブレーキはフロント片側2ポッドリア片側1ポッドのオーソドックスな設定です。

サーキットには行ってませんがワインディング程度ならこの車重でも耐えてくれます。

大したスペックではありませんが一般的な国産車よりは剛性感やタッチは良いと言えます。

維持費について

法定費用・税金は同クラスの国産車と同じです。

車両保険の料率が8で高いです。

購入価格によっては車両保険を掛けるメリットが少ないです。

気をつけなくてはいけないのは、部品代が国産車よりも高いことです。

大体国産車の倍ぐらいの相場です。DIYで整備するとしても部品代だけは高くてオイルフィルターとかでもそれなりに高いので注意が必要です。

もし壊れて維持できない程の修理コストに直面したら・・・部品取りとして各パーツを売ったら元が取れそうな価格で取引されているようです。

部品代が高いので中古パーツ価格も高めです。時間と保管場所があってパーツを外せるなら多分元が取れるんじゃないかな?という強引な理由で安心するしかありません!

これまでの整備記録としては、購入時にタイミングベルト・その他ベルト交換とエアコンコンデンサー交換とタイロッドエンド交換とシャフトブーツ交換(ディーラー整備)、購入後はオイル、オイルフィルター交換とウォッシャーポンプの目詰まり清掃ぐらいで大きなトラブルはありません。

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細かな所ではにハンドルが取られるので購入後アライメントを取って調整した程度で今のところ深刻な出費になるものはありません。

ボルボといえば故障が多いイメージでしたが、V70-Ⅲからは日本製の部品が多く採用されているようで信頼性が上がったと言われています。

ちょっと古い輸入車の中古相場は安いのが魅力ですので勇気をもって手を出してみることをお勧めします!

ライター a-kun

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