皆さんは携帯電話やスマホの維持費にどれくらいお金を遣っていますか?…と聞かれて即答できる方は節約意識の高い方、もしくはモバイルガジェット系の知識が豊富な方かと思いますが、分からない方は一度毎月の請求書を確認してみて下さい。

因みにこの私は、比較的知識はある方かと自負してはいるものの、仕事の絡みや過去の諸々のしがらみなどで物凄く高~い通信費を払い続けて来ました。

いつかどうにかしなければ…と、心に引っ掛かっていた部分はずっとあったのですが、仕事やプライベートで様々なサイトやサービスの会員登録にプロバイダー発行のメールアドレスを使用してきた事が最大のネックになっており、その整理にはまとまった時間が必要になる為、ずっと放置してきました。

今までの月間の通信費は4万5千円

毎月通信費の領収書は総額だけは確認していますので、固定回線・携帯回線・モバイルルーターの月額使用料の総額はちゃんと把握しているのですが、私の場合にはネット開通が1998年で現状の固定回線は2002年頃からソフトバンク系となっています。

このソフトバンクが曲者で、高速回線の黎明期にはかなりコスパと回線速度に優れていたものの(サポートは最悪ですした、私にはそれほど重要ではないので)、携帯事業に参入したころから何だかボッタくり感が凄い事になってきた印象が強いです。

携帯電話の回線は、もともと「J-PHONE」で契約していたのですが、「J-PHONE」→「Vodafone」→「Softbank」とキャリアが買収された影響で、固定回線と合わせて携帯電話も「Softbank」となっています。

一応、固定も携帯も「Softbank」なので、毎月雀の涙程度のセット割引が効いてはいますが、もともとの料金設定が高い為「Softbank」系のサービスを全て解約する方向で動いています。

 

とりあえず最近の通信量の内訳は

①固定回線(Softbank光)8000~9000円

②スマホの回線×4(Softbank)29000~30000円

③モバイルルーター×2(GMO、オンリーモバイル)8,500円

となっています。

 

モバイルルーターが2台と言うのが余分かも知れませんが、1台分はスマホのデータ通信プランを少な目のものにして捻出しています。

MNOとMVNOの違いは?

固定回線はnuro光に乗り換える予定で、その件に関しては後日記事を起こしますが、モバイル回線については大幅にコストの削減が可能です。

モバイル回線についてはここ1年程度で格安MVNOへの転出がかなりのスピードで進んでいるようです。

2018年の3月末時点で、日本の携帯電話の回線契約数は1億6870万回線、そのうち格安系のSIM回線の契約数が1000万を超えています。

MVNOとは、ドコモ・ソフトバンク・auの三大キャリア(MNOと呼ばれる)から回線を間借りして、それをユーザーに又貸ししているサービスです。

  • MNO~(mobile network operator)携帯電話やPHSなど回線網を保有し、通信サービスを提供する事業者
  • MVNO~MNOから回線を借りてユーザーに又貸しする事業者

構造的な部分を考えると、回線を保有しているMNOの方がユーザーに安く回線を提供できる筈ですが、MVO事業者の寡占化が進み、各社利益率を優先する事で談合的な「超ボッタクリ」価格設定となっています。

この状況を鑑みて総務省が法改正で介入を初めてそろそろ2年くらいになりますが、ドコモ・ソフトバンク・auの三大キャリアはMVNOに対する回線の貸し出しを原則的には断る事が出来ず、ガイドラインに定められた貸し出し価格も自由に値上げする事が出来なくなっています。

このような経緯があって、現在ではMNOであるドコモ・ソフトバンク・au、の3社以外にもMVNOが選択可能となった事で業界内での競争が激しくなり、MVNO各社ともに社内のコスト効率を下げたり、戦略的に価格を下げる事で、ユーザーが今まででは考えられないくらい、スマホ・携帯電話の回線を安く利用できるようになっています。

スマホ・携帯の回線はイオンモバイルがほぼ最安か?

このMVNOについて前々から気にはなっていたのですが、様々なアカウントの登録にソフトバンクから発行されていたメールアドレスを使用していた為、その変更処理にかなりの時間が掛かる事が重荷になって前に踏み出す事が出来ない状態でした。

※この件は過去のメールを全てチェック、思い当たるサービスの全ての登録アドレスを切り替えました。

 

携帯の回線は月額2.9~3.0万円となっていますが、の4回線のうち3回線は2GBプラン、1回線については娘の分を1年間20GBプランが無料だった時にセットしたものを元に戻すのを忘れてそのままにしてしまっています。

現在のデータ通信量については、娘の分がやや多くはなっているのですが、他の回線に関しては毎月1G未満の使用量となっている為、使用量が最も多い娘に、ドコモのモバイルルーターを使わせるようにすれば4GBでも多分足りちゃいます。

イオンモバイルの料金体系

イオンモバイルには家族割と言うような概念はありませんが、一人の契約者が格安で5回線まで契約が可能で、データ通信の容量については全ての回線でシェアする事が出来ます。

■ 業界最安級の格安スマホ「イオンモバイル」

仮に1回線のみの契約だと、音声通話+データ量が4GBであれば初期費用が3,000円、月額料金はたったの1,780円(税別)となります。(シェアプランではない単独回線のプランなら1,580円)

これに3回線分の音声+データSIMを追加すると、初期費用は各SIMの分だけ3,000円掛かりますが、ランニングコストは2~3枚目が840円、4枚目が1040円で、月々の支払総額はたったの4,406円になります。(ソフトバンクの1回線分未満です)

※最大5枚目まで追加可能

現時点でソフトバンクの携帯回線使用料は、4回線で総額2.9~3万円で、そのうち機種分割払い分が1.1万円なので、機種代金をの除くと1.8~1.9万円になるのですが、それでも1.5万円くらいはお得になります。

※機種変更割引が効いていない人の場合にはさらにお得かと思います。

まあ、うちの場合には現状で4GBあれば足りそうですが、仮に20GBにしたとしても+3200円なので7,862円で済みます。

国内音声通話は20円/30秒となっていますが、電話はさほど使いませんし「イオン電話」などで安く使う方法もあります。

イオンモバイルに乗り換えるにはSIMロック解除が必要な場合も

イオンモバイルではauとドコモの回線から回線を借りて、それをユーザーに提供しています。

スマホには携帯電話の基地局との通信に必要な、SIMカードと言うものが内蔵されています。

こんなやつです。

これがなくてもWiFiやBluetooth通信は使えますが、通話やWiFiなどでアクセスポイントを通さない直接のインターネット通信が出来ません。

 

また、ソフトバンク・ドコモ・auで購入した端末は、そのキャリアでしか使えないように、意地悪で意地悪で意地悪な細工がされており、この細工はSIMロックと呼ばれています。

SIMロックされたスマホは、例えイオンモバイルのSIMカードを挿したとしても使用できなかったり、例えSIMロックを解除したとしても、そもそも端末自体がソフトバンク・ドコモ・auの全ての回線に対応していない事もあります。

※転出前後の大元の回線が同じであった場合、SIMロックを解除しなくても使用できるケースもあり。

SIMロックの解除の条件

SIMロックの解除の条件についてですが、原則として全てのキャリアで法令に従う形で以下のようになっています。

 ソフトバンクドコモau
端末自体がSIMロックの解除に対応している
端末の発売時期2015年5月以降2011年4月以降
端末一括支払い確認日より可能
端末分割購入日から101日目~購入日から101日目~購入日から101日目~

■ ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

■ ドコモSIMロック解除の手続き

■ au SIMロック解除の受付条件を一部変更

※Android端末の場合にはSIMロックを解除しても、ソフトバンク・ドコモ・auの全ての回線で使用できるとは限らないので、個別に購入したキャリアとモデル名で調べる必要があります。例えばソフトバンクで購入した○○のAndroid端末は、ドコモの回線は使えないなど。)

最近は法令でユーザー保護の為にSIMロック解除の条件が緩くなっているのですが、私みたいな個人サイト管理者でもこう言った重要なことは、SIMロックの解除の条件のページを更新してしっかり記事を直します。

3社ともにユーザー有利になり、自社が不利になる改訂条件は、目を皿にして探さないと分からないようなところに、こっそり目立たないように配置している辺りで、全くユーザー志向ではない事が窺い知れいますね。(わざと訳わからんようにしてるような)

個人的には通信・IT系の会社はこう言った自社の利益を守る事を最優先に考える!、的な事をあからさまに平気でやってのける、と感じているので店頭での小売業が母体であるイオンモバイルには期待しています!

他のMVNO事業者はネット広告が主体なので、ネットと親和性の高い若年層には支持を得られるかと思いますが、ある時期から上の世代にもMVNOは浸透していくでしょうから、イオンモバイルのシェアは最終的な伸びしろが最も大きいのではないでしょうか。

 

なお、amazonなどで売られているSIMフリーの端末でも特定の回線しか使えない事もあるので注意が必要です。

イオンモバイルで取り扱っている端末であれば、au・ドコモ回線は使用が可能なので、それを参考にしてamazonなどでSIMフリーのスマホを購入するにもアリかと思います。

ソフトバンクの違約金と番号ポータビリティの手数料

今回ソフトバンクの2年割契約を途中で解約する事になったので、違約金が10,260円×4=41,040円、電話番号を引き継ぐ為の番号ポータビリティの転出手数料が3240円×4=12,960円で、ここまでの小計で54,000円掛かります。

更に端末の分割払い残金が91,680円となり、合計では14.6万円くらいの出費になります。

イオンモバイルへの乗り換えの際の初期費用は1.3万円なので、それを合わせると16万円くらいになってしまいますが、1ヶ月の差額は1.5万円くらいありますので、およそ1年くらいで元が取れ、それ以降は1年に15万円以上得をする事になります。

 

なお、ソフトバンクの契約更新のタイミングは来年の5月なので、そこまで引っ張った場合には違約金と機種代金の支払いがなくなり、出費は番号ポータビリティの1.3万円とイオンモバイルへの乗り換えの際の初期費用の1.3万円の合計2.6万円になります。

現時点で解約する事で13.5万円くらい損をする事になるのですが、残りの10ヶ月分のソフトバンクの使用料金が29~30万円である事、イオンモバイルに切り替えるとそれが4.5万円に圧縮される事を考慮すると、違約金や機種代金を支払ってでもさっさと乗り換えた方が良いと言う結論に至りました。…てか、3大キャリアはどんだけ高いんだと!

2年割の残りの期間が1~2ヶ月でない限り、違約金を支払ってでも早めに乗り換えてしまった方が得になりますね。

※電話を多めに使う人はそうであるとは限らない

ドコモとau回線の特徴

通信の回線を評価する上で考えておきたいのは、繁忙時の通信速度と通信可能なエリアの広さの2点かと思います。

通信速度については「ドコモとauの回線のバックボーンの回線がどうこう」と言うことよりも、イオンモバイルがどれだけのキャパシティを「ドコモ・au」からレンタルしているかによります。

イオンモバイルのユーザーが急激に増えて、レンタルしてる回線キャパを超えると速度低下に繋がりますし、ユーザー数に見合った回線キャパを借り増しすれば速度は上昇します。

スマホの速度計測のベンチマークサイトなどを見ていると(auなのかドコモなのかは不明)、イオンモバイルの混雑時間帯の通信速度は、格安SIMの中では下の上~中の下くらいのランクで、昼時には1Mbpsを割り込む事もあるようですが、そもそも私の今の環境はWiFiのないところでスマホを使用する機会が限られますので、これは許容範囲です。

※家庭内では高速通信を求めますが。

 

一方で通信エリアの広さは、ドコモ>ソフトバンク>auとなりますので、時々僻地にドライブや出張がある私にとっては速度よりもエリアの広さの方が重要です。

【ドコモ LTEエリア】

【au LTEエリア】

首都圏で使用する分にはエリアの広さは関係ないですが、僻地に行った時のドコモの回線の繋がり易さは抜群だと体感していますので、今回はドコモ回線を選択する事にしました。

SIMカードの選び方

イオンモバイルのSIMカードには、①「音声+SMS+データ」、②「SMS+データ」、③「データのみ」の3種類のSIMカードがあり、それぞれスマホやルーターなどに合わせて①「標準SIM」、②「マイクロSIM」、③「ナノSIM」から1種類を選ぶ必要があります。

メイン用途のスマホであれば、①「音声+SMS+データ」で、①「標準SIM」、②「マイクロSIM」、③「ナノSIM」のいずれかとなると思いますが、端末引継ぎなら「機種名+SIM+種類」で検索すると情報が見つかるかと思います。

最近のスマホは③「ナノSIM」、ルーターは②「マイクロSIM」が多そうな気がします。

因みにiPhone系は「ナノSIM」です。

旧キャリアから番号ポータビリティ(MNP)予約番号発行

イオンモバイルに電話番号を引き継ぐ際には、旧キャリアから番号ポータビリティ(MNP)予約番号を発行してもらう必要があります。

各社ともに店頭・ネット・電話の選択肢がありますが、おそらく電話が最もスピーディーに(MNP)予約番号を教えてもらえるでしょう。

■ 携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法

■ ソフトバンクから他社へ変更する場合

■ au 携帯電話番号ポータビリティー(MNP)の手続き方法

私の場合にはソフトバンクに電話で(MNP)予約番号を発行してもらいましたが、都合10分くらいで終わったかと記憶しています。(電話で申し込んで、ショートメールで配信)

SIMロック解除の手順

iPhone 7の場合にはSIMロックの解除が出来れば、ソフトバンク・ドコモ・auのいずれの回線も仕様が可能です。(以下記事参照して下さい)

iPhone 7でソフトバンクの分割払いのSIMロックの解除手順

Androidスマホの場合については個別に紹介するとキリがありませんので、「キャリア名+機種+SIMロック解除」で検索してください。

イオンモバイルの契約方法とSIMの受け取り

イオンモバイルはWEB上と実店舗での契約が可能です。

WEBでの申し込みはSIMの到着まで4~5日掛かり、その間の何日かはスマホの電話と通信が使えなくなりますので、基本的には実店舗での申し込みがおすすめです。

ただし、イオンモバイルの受付をしている店舗は限られており、近くにお店がない場合にはWEBでの申し込みを止むをえないかと思います。

少ないエリアは本当に少ないでです…。

私は車で30分くらい掛けて店頭に赴いて申し込みます。

店頭で申し込む場合には、メニューの「店舗一覧」から該当店舗を選び、下の方の「店舗受付シート」をクリック・タップします。

後は見れば分かると思いますので、各項目を入力した上で「重要事項説明書を確認しました」にチェックを入れて「この内容で店舗にて受付する」を選択します。(とりあえず重要事項説明書を確認させるだけのものなので、SIMの枚数などはこの時点では変更できません)

この用紙を印刷して持って行くと、店舗での重要事項の説明時間が短縮できます。

店頭での契約の流れですが、必要なものは店舗受付シート、免許証などの身分証、クレジットカードの他、他社からの乗り換えの場合にはNMP予約番号必要になります。

SIMロック解除が必要な場合は事前に出来るところまで実施しておきます。(SIMカードの差し替えの直前まで)

なお、取扱可能店舗はおそらくイオンモールが中心になっていると思うのですが、イオンモバイルの受付はイオンモールの中ではなく、イオンにあります。

・イオン…イオンモールの核となるGMS(要は総合スーパーです)で、かつてのジャスコ

・イオンモール…イオングループが運営するショッピングモール

イオンモールは家賃が高いのでよそに貸し出して、売上の微妙なGMSの…しかもその中でもさらに微妙な売上効率の悪いであろうフロアの一番奥に受付場所を構えています(笑)

受け付けはおそらくイオンの社員、またはパートの方がされていると思いますが、「店舗受付シート」を持参すれば大手キャリアなどでありがちな、疲れてしまうくらいの説明や、望まないセールストークもありませんので、私はこちらの方が好みでした。

発行時間はSIM1枚あたり、30~40分が目安のようで、今回は3枚(後日2枚追加)で1.5時間ほど掛かりました。

SIMカードの挿し替え方法については以下の記事を参照してください。

iPhone 7でソフトバンクの分割払いのSIMロックの解除手順

SIMロック解除後の操作手順

今回はiPhone 7での挿し替えを行いましたが、APNなどのプロファイル設定は仕様書にWiFiでアプリをダウンロードして行う旨の記載があったものの、カードを挿し替えた時点で勝手にドコモに繋がってしまいました。

以下のような説明がありますが、一応ダウンロードしてインストールしてみたところ、イオンモバイルのショートカットなどがホームに作成されただけでした。(笑)

Android端末の場合にもAPNの設定に関する説明書きがありますが、今回初期状態のHUAWEI「nova lite 2」で設定を行った限りでは、途中で自動的にAPN選択画面が出てきました。

イオンモバイルの使用感

まだ使い込んでいませんが、まぁ回線が混み合う時間帯は1Mbpsを切ります。ただし、ネットサーフィンをするだけなら読み込みが多少遅くても良いかな?と思います。

まあ、そもそも今まで月に1GBあれば大体足りていたので、あんまり使わないのに高くて速いMNOを使うのはどうかな?とも考えていましたので。

外出先でも高速通信を求めるなら、イオンモバイルはやめた方が良いですね。

※速度に関してはエリアや時間帯などにも大きく左右されるようで、場合によってはWiMAXの速度を上回る事もありました。

イオン電話の使用感

イオンモバイルの音声通話料は、通常では20円/30秒になるのですが、専用アプリの「イオン電話」を使用する事で半額の10円/30秒になります。

電話アプリとしては、特に可もなく不可もありません。

ただ、iOSの場合には着信履歴が吸い出せないようなので、その点は改善の余地ありですね。掛かってきた電話に対してダイレクトで発信出来ませんから。

Androidでは着信履歴が表示されますので、特に問題はないかと思います。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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