こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
VIOFOはアクションカメラ寄りの美麗な映像を録画できる高解像度、高フレームレートのドラレコをグローバルに展開している中華ドラレコ専門メーカーで、私も一部車両にて同社のモデルを使用しています。
ただし、最近のSTARVIS 2センサーを搭載した4Kモデルにおいては、チューニング精度が悪かった為、私の中ではSTARVIS世代のモデルは良、STARVIS 2世代のモデルは景色撮影の用途ではイマイチと言う評価になっており、現在使用している製品も旧世代のSTARVISモデルです。
とは言え、私が同社のSTARVIS 2モデルを評価したのは、2022年末の2世代前のモデル「A139 Pro」が最後です。
当時のVIOFOの担当と「A139 Pro」の映像のチューニングの件で何度かボランティアでテスト&フィードバックを繰り返したのですが、一向に改善される気配がなかった為、こちらが途中でギブアップしたきり、同社との直接的なやりとりはここで途絶えました。
それから約2年半が経過し、最近グローバル向けに4K/60fps+2.5K/30fpsの高解像度・高フレームレートの「A329 2CH」が発売されているようです。

私が最後にテストした「A139 Pro」と「A329 2CH」の間には、「A229 Pro」が存在しており、日本市場ではこの製品が最新世代になっているようですが、「A139 Pro」のテストでVIOFOの技術にガッカリしてしまった事もあり、実機テストは見送っています。
また、このような度を越したハイスペック品は、日本向けのマーケティングにおいてはかなり微妙な立ち位置になってきており、私のような変態マニア以外には興味を持たれない代物のようにも思えますので、それもレビューを見送っている理由のひとつです。
今回グローバル向けに発売されている「A329」についても、日本では万人受けしない度を越したハイスペック品です。
従って日本国内での需要は少ないと思われますが、私の個人的な興味からざっくりと製品仕様を見ておきます。
「A329 2CH」のスペックと特徴
「A329 2CH」のスペックは以下の表の通りです。
A329 2CH |
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フロント: 3840×2160/60fps リア:2560×1440/30fps |
視野角 未確認 |
LED信号対応不明 |
microSD付属なし/最大512G |
GPSマウント内蔵 |
駐車監視モード |
動体検知+衝撃検知/自動起動 タイムラプス+衝撃検知/自動起動 |
専用ケーブルはOP HK4 Hardwire Kit |
WiFi対応 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
フロントカメラのイメージセンサーは、SONY STARVIS 2対応の8MセンサーIMX678、リアカメラはSTARVIS 2対応の5MセンサーIMX675です。
特筆すべき点は、4コアのARM Cortex A53チップセットを用いたフロントカメラの4K/60fpsのアクションカメラ並みの高解像度・高フレームです。
また、それ以外にも以下の構成が採用されています。
私もここまでは必要ないかな?と感じるレベルの充実機能っぷりです。
ただ、日本向けのマーケティングを考えると方向性が微妙ですね。

コメント
こちらの製品のテストをする予定はありますでしょうか?
日本で展開していない製品は、技適認証を通してない可能性が高いので、今のところはないですね。