こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
有線CarPlayを無線化するガジェット類については、随分前からamazonで中華品が販売されるようになり、私自身も2021年にOttocastの製品をレビューしています。

私はスマホはiPhone、Androidのいずれも使用経験がありますが、LINEのアカウントを1端末で2つ使いたいと言う事情があり、iPhoneをメイン、Androidをサブ、またはiPhoneを2台持ちのような時期もありました。
しかしながら、スマホ2台持ちは煩わしさを感じる事も多かったので、ここ一年位の間に、スマホ2台持ちから卒業する為にツインアプリが使用出来るAndroid端末に乗り替えています。
そこで従来から使用していたCarPlayではなく、Android Autoを日常的に使用するに至りました。
そこで問題になっているのが、LaBoon!!の社有車の中には有線CarPlayのみにしか対応していない車両がある事です。
複数の車両を使い回す際に、ナビやオーディオの仕様の違いや、スマホの充電方法の違いがあると何かと面倒に感じる事が多くなって来た為、今回は全ての車両で以下のオーディオとスマホの充電仕様に合わせようと考えています。
…と、ここまでワイヤレス化を宣言してみたものの、実はそもそ現在使用しているスマホがシャオミのPOCO F6 Proと言う、ワイヤレス充電に対応していない機種であったりします(-_-;)
もちろん、合わせてスマホもPOCO F7 Ultraに機種変更する計画なのですが、全てワイヤレスでの運用を実現する為に、有線CarPlay、有線Android Autoを無線化するガジェット類の各社の製品展開の最新状況について調べてみました。
有線接続を無線化するガジェット類は主に2タイプ
2025年4月時点では、有線CarPlay、有線Android Autoを無線化するガジェット類は以下の2タイプに分類されています。
私は過去にどちらの製品もレビューしていますが、それぞれの特徴は以下の通りです。
Android OSを搭載しないタイプ
Android OSを搭載しないタイプは、このガジェットを有線CarPlay・Android AutoのUSBポートに有線接続して、ガジェットとスマホは無線でデータ通信をする仕組みです。
起動時には既設のナビ・オーディオにメッセージが表示されますので、説明書通りにガジェットとスマホをペアリングすると、無線でCarPlayやAndroid Autoが使用出来るようになります。
一度設定をしておくと、自動起動の設定をキャンセルしない限り本機に電源が入ると自動で無線CarPlay・無線Android Autoが起動するようになります。
車載のオーディオで動画アプリを視聴したり、オービスガイドと地図アプリの組み合わせなど、複数アプリの2画面分割表示をさせる必要が無ければ、このガジェットのみで充分かと思います。
この無線化ガジェットには、対応するOSの種別によって以下の3つのタイプが存在します。
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有線CarPlayを無線CarPlay化
- 有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化
- 有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化
最近は有線CarPlay、有線Android Autoに対応している車種もあるようですが、7~8年前の車の場合には、有線CarPlayのみに対応しているケースも多い為、有線CarPlayを無線Android Auto化するガジェットも存在します。
また、最近の製品ではこれらの機能に加えて、HDMI入力ポートを装備し、Fire TVその他のHDMI出力ガジェットの映像をCarPlay・Android Autoの有線ポートからオーディオに出力可能なものもあり、従来型のカーナビ以上にAV機能を充実させられるようになっています。
このタイプの代表的な製品
このタイプの代表的な製品は以下の通りです。
※車種やオーディオによって適合の可否がある製品もありますので、不明点はメーカーに確認して下さい。
有線CarPlayを無線CarPlay化
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayポートでHDMI入力
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化、有線CarPlayポートでHDMI入力
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化、有線CarPlayポートでHDMI入力
Android OSを搭載するタイプ
Android OSを搭載するタイプは、ドングル状のAndroid端末を車両のCarPlay・Android AutoのUSB端子に接続して、車載オーディオのディスプレイからドングル状のAndroid端末を操作するのものです。
無線化のみのガジェットとの最大の差別化ポイントは、動画アプリも含めた多くのAndroidアプリが使用出来る点、複数アプリの表示が可能な点などです。
以下過去にレビューしたOTTOCASTの「CarPlay AI Box PICASOU 2 PCS40」の事例です。
これらのガジェットはSIMスロットを装備し、直接ネット回線使用出来るだけでなく、WiFi子機としてネットに接続する事も可能です。
CarPlayとAndroid Autoも使用が可能となっており、こちら以下のようにもいくつかのタイプが存在します。
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有線CarPlayを無線CarPlay化
- 有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化
- 有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化
また、最近の製品ではこれらの機能に加えて、HDMI入力ポートを装備し、Fire TVその他のHDMI出力ガジェットの映像をCarPlay・Android Autoの有線ポートからオーディオに出力可能なものもあり、従来型のカーナビ以上にAV機能を充実させられるようになっています。
このタイプの代表的な製品
このタイプの代表的な製品は以下の通りです。
※車種やオーディオによって適合の可否がある製品もありますので、不明点はメーカーに確認して下さい。
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化、LTE、WiFi
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化、LTE、WiFi
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線CarPlayを無線Android Auto化、LTE、WiFi、HDMI入力
有線CarPlayを無線CarPlay化、有線Android Autoを無線Android Auto化、LTE、WiFi、HDMI入力
まとめ
以上、有線CarPlay、有線Android Autoを無線化するガジェット類についての調査結果です。
種類が多過ぎて選ぶのに迷いますね。
汎用性を考えるとAndroid OSを搭載するタイプの方が良さそうですが…。
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