※2023年10月31日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
前回のGoogle Mapに引き続き今回は「DMH-SF700」のCarPlayでヤフーカーナビを使ってみました。
ヤフーカーナビは、同じく無料カーナビアプリGoogle Mapと比べると案内のわかり易さ、親切さが特徴ですので、市販カーナビからの乗り換えであればこちらの方が敷居が低いと思います。
私の場合には、現時点では状況に合わせてGoogle Map・COCCHi・ヤフーカーナビを使い分けていますが、この記事では「ヤフーカーナビ」の使い方について解説します。
※最近ではパイオニアから基本は無料、CarPlay運用は有料のナビアプリ「COCCHi」がリリースされています。2023年10月時点では使いやすさ、案内の親切さを重視するユーザーには「COCCHi」をおすすめしています。
ヤフーカーナビを使って見た上で、機能的に不満に感じるようであれば、「COCCHi」を検討されるような感じで良いと考えています。
CarPlayのヤフーカーナビの使い方
「CarPlay」の「ヤフーカーナビ」を起動させる方法にはこちらの2つがあります。
設定項目
「ヤフーカーナビ」にはGoogle Mapのように「設定項目」などはありません。
目的地の設定
目的地が設定されていない状態でアプリを起動すると、この様に目的地設定の項目が表示されます。
音声認識でダイレクトに目的地を設定する事も可能ですが、「目的地設定」をタップするとGoogle Mapと同様にこのようなカテゴリーアイコンが表示されます。
地図から目的地は選べるが、ピンチ系の操作は出来ないので使いにくい
「ヤフーカーナビ」の公式サイトには、CarPlayではGoogle Mapで不可能な地図上のポイントを指定しての目的地設定が可能であるとアピールされています。
なのですが…ピンチ系の操作が出来ない上にフリックやドラッグの動きが重いので、拡大・縮小・画面の移動は画面上のアイコンで行います。
私はこの操作方法が苦手ですので、地図上で目的地を設定するならスマホの方で行います。
経由地の追加
CarPlayのヤフーカーナビは経由地の追加は出来ず、目的地設定を行うと以前の設定ポイントは消えます。
経由地を設定するならスマホのアプリでルートを確定させてから、CarPlayを起動させる事になります。
経由地を含んだ案内だけならCarPlayの方でも可能です。
案内画面はフル画面のみ
Google Mapなどの他の地図アプリは、アプリのフル画面以外にもダッシュボード上に2つにウィジェットを使ってこのような表示が可能です。
一方でヤフーカーナビの方はダッシュボード表示には非対応で、常にフル画面での案内となります。
2Dと3Dの切り替えは画面タップから「2D/3D」の表示をタップするだけなので簡単です。
高速道路などではイラスト表示がある
高速道路ではスマホのヤフーカーナビ自体がこの様にレーンをイラスト表示する仕様となっています。
スマホの縦分割表示だと見にくいところもありますが、CarPlayの場合にはこのように横分割となるようなので一般的なカーナビに近いレイアウトです。
CarPlay使用中はスマホのヤフーカーナビは操作不能
これは間違いなく悪い点になりますが、CarPlayでヤフーカーナビによるルート案内を実行している最中はスマホ側ではヤフーカーナビアプリの操作が出来なくなります。
…ので、スマホアプリで経由地を複数設定したり、地図上からピンチ系を駆使して自在に操作しながら目的地を設定したい場合にはその都度CarPlayの接続を解除しなければならないという、ちょっと面倒な仕様です。
交差点ではないカーブを右左折案内するのはどうにかして欲しい
これはヤフーカーナビの最大の不満点ですが、交差点ではないカーブを右左折案内する事があり、道を間違えそうになります。
施設登録地点が大幅にズレている事がある
ヤフーカーナビは、GoogleMapに比べると施設の登録位置の精度が悪く、場合によっては5~6キロもズレている事があります。
大画面は魅力的だが、利便性はイマイチ
CarPlayのヤフーカーナビは、単純に画面サイズが大きくなった分視認性は大きく向上しますが、経由地を設定出来ないなど、カーナビとしては使い勝手が悪く、その上CarPlayを動かしながらスマホのヤフーカーナビアプリを操作する事が出来ません、
また、案内精度の面ではGoogle Mapよりも高いのですが、交差点ではないカーブを右左折案内する事があるので、道を間違えてしまうリスクがあります。
更に施設の登録位置の精度が悪く、全く別の場所に案内されてしまう事があります。
無料アプリとしてはクオリティは高いものの、諸々の精度がイマイチですので、使いやすさや案内の精度を求める方には、有料アプリの「COCCHi」をおすすめします。
コメント
現バージョンのヤフナビではCarPlayで使うと分岐点のカットイン表示が流れるように表示されてバグりますので使い物になりません、したがって今はGoogle マップ一択ですね、でもGoogle マップだと分岐点のカットインもなく音声案内は距離のみなので親切さに欠けますね
なので現在はアップル純正マップを利用することもありますが、これはこれで時間と距離が全然減らないという問題点があります。
みんた様
まさに本日、大阪からヤフナビで埼玉まで帰ってきましたが、10mごとに切り替わる距離のカットインの表示はバグなんですか?
かなりウザいと思ってましたけど、気にしなければどうにか(笑)
ただ、トンネル入ると位置見失いますが…。
Google Mapは案内の面では改善されそうにないですね。
日本のカーナビ開発者が入らないとダメっぽい気がしますね。
Yahooカーナビの有料版(250円)はスピード注意等、オービスガイドと連携してるんですねー。オービスガイドアプリに入らなくてもYahooカーナビ画面で確認出来るのはありがたいところですね。
他の地図アプリにも実装されると嬉しいですね。