こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
コムテックからスピード違反の取締やオービス警報を行う、シガーソケット直挿しのGPSレシーバーが発表されています。
機能的にはGPSレーダー探知機からレーダー&レーザー受信機能と液晶表示を外したものとなっていますので、個人的には「今更こんなものを何故?」と言った印象を受けています。
「ZERO 108C」の特徴
「ZERO 108C」はGPSデータ18万件、取締データ6万件と収録データ量は2020年モデルの一体型と全く同等となっていますが、レーダー・レーザー・無線の受信が出来ません。
一般的なGPSレーザー・レーダー探知機と比べると、メリットは持ち運びや別の車への載せ替えの利便性くらいしか見当たりません。
なお、同社からは液晶を搭載しないGPSレーダー探知機「ZERO 105L」という製品も既に展開されており、こちらの方はレーザーと小型オービスのKバンドは受信できないものの、従来型のXバンドのレーダー波は探知可能です。
「ZERO 108C」はこの製品から更にレーダー探知機能を外した構成となっています。
類似品はずっと前からある
実はこの製品ズバリそのもののような代物は従前からセルスターが展開していますが、どうもこの「GR-91」という製品が結構売れているようですね。
それを嗅ぎつけたコムテックがそのカテゴリーに参入したという事なのでしょう。
価格帯的にはかなりお求め易いですが、この手の機能ならスマホの無料アプリでも充分かと思います。
スマホは別の目的で使用するのでフリーにしておきたい…という方には、これらのGPSレシーバーもありかも知れませんね。
なお、セルスターの方は一歩進んだところで、このようなレシーバー+セパレートのレーダー&レーザー受信機をセットにした製品も発表していますので、ちゃんと取締を探知したいという方にはこちらの製品がおすすめです。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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