【近未来】空飛ぶクルマ「テトラ3」が米国での試験飛行許可を取得! 機体を初公開!!

こんにちは、sugiです。

今回はタイトルにもあるとおり「空飛ぶクルマ」のお話です!!!

少し前まではSF映画やCGなど夢物語だった空飛ぶクルマですが、ベンチャー企業が米国での試験飛行許可を取得したと発表がありました!

試験飛行許可を得たことで、今後「空飛ぶクルマ」の開発加速や市販化までの道筋が見えてきたと言えるのではないかと思います。

ベンチャー企業のテトラが空飛ぶクルマ「テトラ3」の機体を初公開!

テトラ・アビエーション株式会社は、2020年2月21日(金)に「テトラ3」の機体を初公開するとともに、米国での試験飛行許可を取得したと発表しました。

いわゆる「空飛ぶクルマ」カテゴライズされる「テトラ3」は、eVTOL航空機を開発する日本のスタートアップ ベンチャー企業で、航空機コンペGoFlyへの挑戦を通じ、米国での試験飛行許可を取得しました。

テトラ3は、GoFlyコンテストに参加していた経緯から、現在に至るまでデザイン概要のみ公開を行い詳細な仕様を対外公表しておらず、機体公開は今回が初めてになります。

米国での試験飛行許可を取得!今後の展望は?

いわゆる空飛ぶクルマ許可を得るため、米国連邦航空局による設計や安全性のチェック等を受け、米国での試験飛行許可を取得しました。
今後は、商業化に向け実際に飛行させてさらに実証実験を進めていくとのこと。
まずは2年に渡り挑戦している「GoFly」というイベントが米国シリコンバレーシリコンバレーにあるNASAエイムズ研究センターにて2月27〜29日に開催されるので、こちらに参加するのが直近のイベントになるそうです。しかも今回は世界大会決勝です。
このイベントは、誰もがどこででも安全に利用できる個人用飛行装置の開発を競うもので、全世界から多くの方が参加する一大イベントです。

GoFlyは2億円の賞金が出る!

この「GoFly」というイベントは、⽶国ボーイングが後援する賞⾦総額2百万ドル(約2億円)の1⼈乗りエア・モビリティの開発コンテストで、2017年9⽉からエントリーが開始され、これまでに103か国855チームが参加してきました。

テトラ(teTra)は2018年6月の第1次審査にてアジア勢で唯一の世界トップ10に選出されており、その後2019年3月に第2次審査を通過。

そして最終飛行審査出場が決定しました。当日は各チームが開発した航空機を実際に飛行させて優勝を争います。

米国での試験飛行の許可は日本企業としては初!

実機体の米国内でのデモ飛行・テスト飛行を行うため、米国連邦航空局(FAA)との調整を行い、試験飛行許可(特別耐空許可証及び飛行許可証)を申請し、書類審査や実地検査等を経て、無事承認されました。これは日本企業としては初の許可取得となります。

これにより現在開発中の垂直離着陸航空機teTra Mk-3E(通称「テトラ3」)は実機体での本格飛行運用試験フェーズに移行します。

FAAからの一連の許認可はエア・モビリティ開発には欠かせないプロセスであり、航空業界において世界スタンダードとなっています。

 

また今回取得した許認可に基づき、世界大会終了後も、商業運用に向けた開発と試験を継続していくとともに、人が安全に、そして自由に空中を移動する社会を実現します。単に利便性を向上させるだけでなく、人と技術と産業が活発に交流する新しいまちづくりに貢献するとコメントしています。

さいごに

2月27日から29日に開催される「GoFly Final Fly Off」の模様は、主催者から動画の配信が行われる予定となっています。テトラ・アビエーション株式会社の広報スタッフは「ぜひ応援してください!」とコメントしています。

気になる方はページ下部にあるオフィシャルサイトをチェックしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はSF映画に出てきそうな近未来の「空飛ぶクルマ」について紹介してみました。

近い将来、陸空両用の自動車が量産され販売される日がやってくることを想像すると、どんな世界になるのかとても楽しみですね。

先日見た日本の大手地図メーカーでは、ドローンなどの飛行を想定して空の地図作りを進めていることが紹介されており、今後はより一層「空飛ぶクルマ」の開発が加速してくのではないかと思います!

 

日本は安全や責任問題・コンプライアンスなどの観点から規制が諸外国よりも厳しいですが、グローバルで勝負するための規制緩和や新技術の開発力がより成長するような環境整備を早めに進めて欲しいところです。

気になった方はぜひテトラのオフィシャルサイトもチェックしてみてください。

では



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ライター sugi

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