【危険】後席のシートベルトは絶対に着用するべき！ 一般道路の着用率が低すぎる、、

こんにちは、sugiです。

今回はタイトルにもあるとおり、一般道路を走行中における後席のシートベルト装着率が低すぎるニュースを目にしたので実態や安全面でのリスクを紹介したいと思います。

JAFがシートベルト着用状況全国調査を実施

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、2019年11月5日(火)～21日(木)までの期間で、「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、その結果を1月24日(金)に公表しました。

調査は全国886箇所で実施

全国886箇所で調査を実施したところ、後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で39.2％（前年比1.2ポイント増）と2002年の合同調査開始以来、過去最高となりました。また、高速道路で74.1％（前年比0.1ポイント減）でした。

2008年に後席でのシートベルト着用が義務化されてから10年以上経過していますが、依然として後席は他の座席と比べて着用率が大幅に低く、ほぼ横ばいで推移しています。その中でも、一般道路で着用率の低さが際立ち、後席でのシートベルト着用の重要性が十分に認識されていないことを示す結果となりました。

運転席の着用率は高い水準

後席のシートベルト着用は法律で義務化されている

ちなみに、後席でのシートベルト着用は法律で義務化されています。

どちらも警察に見つかると停められますが、一般道路では罰金や減点などの罰則規定がないこともあり、後席のシートベルト着用を忘れてしまう方や、そもそも後席のシートベルト着用は不要なのでは？なんて思う方も多いのではないかと思います。

また高速道路では1点の減点になりますが、罰金はないので感覚的に軽い違反のように思ってしまう方が多いのも事実だと思います。

後席でのシートベルト着用は運転者が同乗者に呼びかけないと、意識的に付けない人も多いのが現状だと思いますので、後席への気配りと運転への余裕がドライバーに求められるのではないかと思います。

後席でシートベルトを着用していないと発生する危険性

後席でシートベルトを着用していなと発生する危険性は、事故の大きさによっては死に直結するような事例もあります。

交通事故の際、後部座席でシートベルトをしていないと発生する３つの危険性は以下のような例があります。

• 車内の構造物（ピラーやシートなど）に激突し、自らが傷害を負う危険性
• 運転者や助手席同乗者へぶつかり、危害を加える危険性
• 窓などから車外に放出される危険性

JAFが公開した、後席シートベルト非着用時の危険性の映像がYouTubeに紹介されていました。

こちらを見ると後席シートベルト着用の必要性を痛感することができると思います↓

映像を見ると、衝突直後に体が浮いていることが分かります。

前席のシートや天井などに激しく体を打ちつけられるので、自身が怪我をするのはもちろん、運転者や同乗者へぶつかることで危害を加える危険性も考えられます。最悪は窓などから車外に放り出される可能性もあります。一般道でも危険ですが、高速道路で車外に放り出されればほぼ即死に近い衝撃になることは間違いありません。

これはコンパクトカーではなく、ミニバンなど後席が広いクルマでも同様のことが起こりますので車種を問わず後席シートベルト着用の必要性が分かるのではないかと思います。

JAFは特設サイトを公開中

このような現在の着用状況や、2016年に実施した「後席シートベルトに関するアンケート調査」の結果を受け、JAFでは「いのちをつなぐ一本がある」をテーマに特設サイトを公開しています。

正しい着用方法やスムーズにシートベルトが着用できる豆知識、着用しない場合の危険性などについて、動画や画像でわかりやすく解説されているので、まだ運転に慣れていない方や、後席シートベルト着用の意味を理解されていない方はぜひチェックしてみてください。

シートベルト非着用時の危険と、着用の必要性をわかりやすく知っていただくサイトになっています。

■ JAF 後席シートベルト着用 特設ページ

まとめ

いかがでしょうか。

交通事故は様々な要因が重なって起きるものですので、安全運転をするのはもちろん、万が一に起きてしまった場合でも同乗者の安全を守れるように全席シートベルト着用を推奨したいところです。

法律云々ではなく、自分のために。大切な家族や友人のためにシートベルト着用を進めていきたいところですね。

今週末は寒波が到来してスリップ事故が増えることが予想されますので、この記事を読んだ方はぜひ後席へのシートベルト着用を呼びかけてみてください。

では