この記事はLaBoon!!読者による、後方当て逃げ対策におけるフロントガラスへのドライブレコーダー逆向き設置事例です。
最近は2カメラタイプのドライブレコーダーのサブカメラをフロントガラスに取り付ける方も増えているようですが、単体モデルを取り付ける選択肢もありますので参考になればと思います。
以下、取り付けレポート本文です。
後方監視用のドライブレコーダーを取り付けようと思った経緯
納車後2週間ぐらいの新車に当て逃げされ、後方からの当て逃げ対策と、最近あおり運転による被害が報道されるのをみて後方および幅寄せの状況も記録に残せれば身を守ることになるかと考え設置を検討しました。
※取り付けた車両~ホンダ シャトルハイブリッド(GP7) 平成29年購入
当て逃げの状況
台風接近の夕方、すでにあたりは暗くなっていましたが、買い物のため近くのスーパーの駐車場に駐車しました。
その駐車場の中央付近は車の後方を向い合せに駐車する形態で、車止めもなく白い白線が引いているだけでした。
台風接近に伴う雨のため買い物を済めせて早々に車に乗り込みました。当て逃げに気が付いたのは次の日になってからでした。
気が付いてから、警察に連絡したところ、現場検証と駐車場の防犯カメラを確認していました。(店の方針で映像は警察官にしか公開してくれませんでした)
当てたであろう車は映っていたようですが、雨の夜間ということでナンバーまでは確認できなかったようです。
もし確認できていれば、当然持ち主に事情聴取に行ったと思います。
車に設置したドライブレコーダーでナンバーがー分かれば当て逃げ犯を特定してもらえたと思いました。
当て逃げされた場所はバンパーより上のリアトランクドアであり、板金工場に確認(2か所に確認)すると扉は袋状になっていて裏からたたけないため取り換えしかないとのことで修理費の見積額は約20万とのことでした。
後方監視用のドライブレコーダー取付位置の検討
後方からの当て逃げだけを目的にするなら、ナンバープレートの確認のためリアガラス近くに設置するのがベストだと考えたが、次のような理由からフロントガラスに取り付けようと考えた。
(1)当て逃げ以外に、走行中のあおり運転や幅寄せされた場合の証拠にも利用できないかと考えた。
(2)取り付けが容易:すでにフロント側に駐車監視もできるドライブレコーダー(コムテックHDR-325GHP)を設置しているため、その電源から分岐できれば施工が簡単である。
以前ドライブレコーダーを設置した際、Aピラーにサイドエアバッグが設置されている車のため、メーカーのドライブレコーダー設置要領を参考に設置したが面倒だったし(不用意に配線を挟んだだけならエアバックの展開の邪魔になったりあるいは配線等不要なものが飛んでくる可能性がある)、また、素人がパネルを外すとどこかしらツメが折れることになる。
(3)フロントガラスに設置して、後方の車のナンバープレートが確認できなければ、横方向の録画ができることのメリットと映像を見てから、後方に設置しなおすか考える。
用意した部材
現在、フロントにコムテックのドライブレコーダーHDR-352GHPを設置して、駐車監視を行っていることから、この電源を分岐して後方も駐車監視できるドライブレコーダーから選定する。
(1)選定したドライブレコーダー:コムテックZDR-012
フロント録画用のドライブレコーダーがGPS対応のため、GPSは必要ないと考え安価で駐車監視ができるモデルを選定。
(2)電源分岐用のプラグ オス型×2個、メス型×1個
購入したオス型プラグは微妙にサイズが違ったので、家に在庫していた何かのプラグが同じ形状だったので、これと、新たに購入したドライブレコーダーに付属していたプラグを利用した。
ドライブレコーダーの取り付け手順
取付位置の検討
フロントウインド中央に各種センシングがあるため、電磁干渉を考慮して少し中央から離れた位置で、なおかつ視界の邪魔にならないようガラスの一番上に取り付け。
現在ついているドライブレコーダーの少し右上に取り付けることにする。
取り付けに際して、そのまま後ろ向けにカメラを貼り付けようとすると、台座の角度に制限があり角度が取れないため、カメラを180度回転させる必要があった。
この位置より左に付けると、ルームミラーにかかり、後方を見るのに支障となる。
作業は、マップランプとサンバイザーのフォルダーを取り外して配線を中に通すが、想定通り、比較的簡単に終了した。
この状態で、走行テストをすると不具合がある事に気が付く。その不具合は、サンバイザーを下すと、カメラにかぶって全く後方が映らなくなる
取付位置の変更
サンバイザーにかからないように、中央に移動させるとルームミラーに干渉するし、天井に取り付けると見栄えが悪いので、かなり悩むこととなる。
とにかく写真の位置に移設してみると、サンバイザーを動かすことができるようになる。ただし、途中の位置で止めると、やはりカメラを隠すことになる。
動画撮影について
広角レンズが災いして、広くは撮れるのですが、距離が離れるにしたがって急激に画像が小さくなり、細かいところの判別ができなくなります。
また、後方窓から距離があるため、下のほうが撮影されず、車が近づいた時にはナンバーが隠れてしまいます。
通常走行時の画像
ドライブレコーダーの設定は以下の通りです。
・録画サイズ Full HD
・フレームレート 30fps
・画質 高画質
・画像補正機能 HDR-ON
・カメラ輝度 暗い
【通常走行時のキャプチャー映像】
信号待ちをしている時、後方から接近する車のナンバープレートは判別できませんでした。
【駐車中の画像】
今回の目的である駐車中の車のナンバーがー読めるかですが、この映像のようにSUV車のように、後部ナンバープレートが比較的高い位置に設置されている車両ですと何とか確認することができましたが、低い位置にある車では、通常走行時の画像のように小さくて確認するのは難しいようです。
後方からの当て逃げ対策のドライブレコーダーのまとめ
駐車中、後方からの衝突時のナンバー確認は、SUV等一部の車のみ可能で、すべての車両を判別することはできませんでした。
また、通常走行時にあおられた場合のナンバー確認もほぼ難しいとの結論です。
今回の設置場所のメリットは、
①すでにドライブレコーダーを設置している人が2台目として設置する時は簡単に設置できる。
②に後方から側方まで記録できるので幅寄せや後方からあおられた車が横に並ぶようなときはナンバーを確認できる。
③運が良ければ後方に駐車した車のナンバーを確認できる。
となります。
さらに、改善する方法としては、レンズが広角でないカメラの選定か後方窓近くに 設置するしか無さそうです。
以上、読者レポートでした。
Omiの所感
ドライブレコーダーの中には本体に前後撮影用のカメラが付帯しているものがありますが、過去にテストしたものではいずれもリア撮影用のカメラはダイナミックレンジが狭く、車外が激しく白飛びするものが多い印象です。
これらはあくまでも車内撮影用と捉えるべきですが、フロント用のHDR補正の強いものであればやはり視界は良好ですね。
ただ、解像度や車の形状によってナンバーを識別可能な範囲が異なりますので実際に設置してみなければ分からない部分もあります。
いずれにしても車内から後方に向けてフロントガラスにドライブレコーダーを設置するのであれば、1.ダイナミックレンジが広く、2精細感が高いモデルを選ぶのがベターな選択肢と言えそうです。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
新車搭載用の比較検証目的で、HDR-352GHとDRY-ST7000Pを各2台所持しています。
新車の納車までにどちらかに決めてフロントに2台設置、うち1台はこちらを参考に後方を向くよう取付予定です。
まずご相談したいのは、どちらが後ろ向き設置の用途に向いているかという点です。
※他のレコーダーもいくつか所持してはいますが、画質のほか毒電波などで既に候補から外れました。STARVISやら赤外線LEDのサブカメラやらは試してみたいのですが、予算オーバーで却下です。
昼夕夜、雨天、駐車場とテスト撮りをし、自分用に比較動画を制作して繰り返し見比べていますが、一長一短でなかなか決が出ません。
DRY-ST7000Pの映像が繊細かつ色味も自然で好みですし、後ろ向きに取り付けた場合にレンズ周辺の丸い部分が黒く目立たないのも意外なプラスポイントでした。
HDR-352GHは丸い銀色のフレームがあり、いかにもカメラレンズらしく、同乗者に「カメラを向けられている」という威圧感を与えてしまいました。
DRY-ST7000Pに傾いていたところ、側面に駐車してある車両のナンバーを徐行時に読めるのはHDR-352GHだけと気付きました。DRY-ST7000Pではナンバープレートが真っ白です。補正の効果なのでしょうが、昼間の比較だったのでこの差は意外でした。
参考までに以下はその一例です。フロントに後ろ向きで取り付けたレコーダー、夕方の映像です。
▼HDR-352GH(ナンバーをはっきり視認可能、全体に明るいのは明るさ設定が最大のため)
https://blacknd.com/wp-content/uploads/2018/04/HDR-352GH_01.jpg
▼DRY-ST7000P(ナンバープレートが白飛びしているのか、文字があることすらわからない)
https://blacknd.com/wp-content/uploads/2018/04/DRY-ST7000P_01.jpg
今のところ「鬼のように広く明るくよく見えるが色味が変でノイジー」なHDR-352GH、「精細かつ自然で見やすく明るさも十分だが補正が今ひとつ」なDRY-ST7000Pという印象です。
後方に向けるレコーダーとしてHDR352GHとDRY-ST7000P、向いていると思われるのはどちらかご意見をいただければ大変ありがたいです。家族でも意見が割れておりまして困っています…。
次に駐車監視に関してですが、DRY-ST7000Pに決めた場合は、仕方がないので毎回手動で動体検知モードに切り替えて利用予定です。
※SWC295 IIも一応検討していますが、動体検知 → レコーダーが起動するまでの時間で悩んでいます。
問題はHDR-352GHに決めた場合で、HDROP-05で接続するか、UPS300にシガープラグを刺して通常の録画を継続するかで決めかねています。
※HDR-352GHの駐車監視機能に今ひとつ魅力を感じられないためですが、衝撃検知の感度を別設定できる点にのみ後ろ髪を引かれています。
そしてもう一つのご相談なのですが、電源ケーブルの分岐についてです。
HDROP-05を使用する場合、HDR-352GHが2台であればHDROP-05も2つ必要と踏んでいましたが、こちらで電源の分岐ケーブルを自作されているのを見て、1つで可能なのかなと考えました。
配線にさほど詳しくないため、付属の電源ケーブルを単純に割いてより合わせれば良いのか、何か決まったやり方があるのかわかりません。
もしよろしければ同じような分岐ケーブルを作成するために、購入すべきものや注意点などご教授願えますでしょうか。
「やめといた方がいい」というご意見であれば、素直にHDROP-05を2つ、またはシガープラグでの通常運用を検討します。
長文失礼いたしました。
りゅう様
内側に向けてドライブレコーダーを設置する際に最も差が出るのはおっしゃる通り補正の強さです。
ユピテルのモデルは全体的に補正やや弱め、HDR-352GHは現行モデルでは最も強い補正となっており、並ぶモデルはないように思います。
従って内側に向けるという前提であれば、見た目の問題はともかく、状況やのナンバーの認識能力であればHDR-352GHが最も良い選択でしょう。
SWC295 IIについては、人感センサーとしては優秀ですが、対車両となると反応しない事も多く、当て逃げ対策を含む駐車監視としては不向きです。
http://car-accessory-news.com/swc295%E2%85%A1/
電源の分岐に関しては、HDROP-05の許容電力的にはおそらく問題ないと思います。
こちらでは分岐ケーブルについては試していませんが、HDROP-05はDCプラグの外径が3.5φ、内径が1.3φ、の為、
①以下のプラグで外径5.5φ、内径2.1φに変換
https://amzn.to/2HJThrV
②以下のケーブルで分岐
https://amzn.to/2HRZUWV
③ドライブレコーター手前で以下のプラグで再び外径3.5φ、内径1.3φに変換
https://amzn.to/2qPWNXY
という形で行けそうですが、分岐先のケーブル長が足りなそうですね。
また、変換プラグ類を多用すると抵抗値が上がり、動作が不安定になる可能性もあります。
HDROP-05のドラレコ側は+-の2芯の構造なので、HDROP-05にHDR-352GHの純正プラグを切断して以下のようなえらタップで+-に割り込ませるのが最も安定しそうです。
https://amzn.to/2F7zw89
> 従って内側に向けるという前提であれば、見た目の問題はともかく、状況やのナンバーの認識能力であればHDR-352GHが最も良い選択でしょう。
私としてもほぼHDR-352GHに傾いていたところであり、後押ししていただけました。
ビデオカメラじゃなくてドラレコなんだからと、家族も説得してみます。
SWC295 IIは、汎用性の高い監視ユニットとしてかなり魅力を感じていたのですが、当て逃げ監視の用途には無理がありそうですね。
少々残念な気持ちもありますが、ここは出費を抑えることができたと前向きに考えることにします。
分岐ケーブルにつきまして、詳細にご説明いただき大変助かりました。
> 電源の分岐に関しては、HDROP-05の許容電力的にはおそらく問題ないと思います。
> HDROP-05のドラレコ側は+-の2芯の構造なので、HDROP-05にHDR-352GHの純正プラグを切断して以下のようなえらタップで+-に割り込ませるのが最も安定しそうです。
こちらの情報で、なるほどそれならできそうだと納得できました。
これで機種はHDR-352GHに確定、HDROP-05を使うなら2つ購入せずにケーブルを分岐、とほぼゴールまで行き着けました。
ありがとうございました。
りゅう様
また何かありましたらお気軽にご相談ください。
機種選定と分岐の件ではありがとうございました。
またしても質問ができてしまいました。
近々納車予定のヴォクシー同型に試乗する機会があり、フロント後ろ向き設置のテスト撮影してきました。
結果、これまで乗っていたbBに比べリアガラスが予想外に遠く小さく映り、下の方も見えなくなるため、リア撮影はオマケ程度になってしまうことがわかりました。
タイムリーにQ-02cについて書かれた記事を読ませていただいたこともあり、これはリアにも追加して3カメラが最適解だなと感じました。
しかし消費電流について疑問ができたため、ベセトジャパンのサポートに聞いてみたのですが、解決できない問題が残りました。
以下が前提です。
1. UPS300のバックアップ側ソケット(最大出力12V/1A)にHDROP-05を接続
2. 2台のHDR-352GHを1つのHDROP-05に接続し、バックアップ側ソケットで計600mA程度使用
3. 手持ちのどのドライブレコーダーも、消費電流が残り400mAに収まらないため追加不可
4. この点についてサポートの方に尋ねたところ、合計1Aを超えるなら無理と言われた
上記から、消費電流が最大300mAと低いHDR-352GHをリア用に追加すれば、合計900mA程度となり、1Aに満たないためいけるように思いました。
ここで質問なのですが「1つのHDROP-05に3台のHDR-352GHを接続できるものなのでしょうか」。
理想としては、リア用のHDR-352GHにHDROP-05を接続し、それによって前部までのケーブル長を間に合わせ、あとはフロント2台のHDR-352GHをエレクトロタップなどで割り込ませる、という形にしたいと思っています。
もう一つは代替案なのですが、サポートの方によればバックアップ側でもUSB端子とソケットは別物ということで、消費電流の大きいリア用カメラは、ソケットではなくUSB端子に接続すれば問題ないと言われました。
ならば手持ちのうち、DRY-ST7000Pか、DR02Dの親機のみをリアに取り付けて、USBで接続するのも良いかなと考えました。
この2機種のうち、ヘッドライトで照らされないリア用と考えると、F値1.8と明るいDR02Dの親機が良いように考えたのですが、周知の通りDR02Dは毒電波で有名な機種です。
しかし、リアカメラ及びリアカメラ接続ケーブルだけが原因(抜いたら電波干渉がなくなる)という報告もありますので、今回のようにリアカメラを使用しない&アンテナから遠いリアに接続する場合、「毒電波は全く気にしなくて良い」…と考えたいのですがどうでしょうか。
毎度長文になってしまい申し訳ございません。
りゅう様
HDR-352GHについては仕様上では12V/300mA以下となっていますが、瞬間的には300mAまで流れる事があるのかも知れませんが、平均すると200mA程度だったかと記憶しています。
HDROP-05についてはヒューズが12V/1Aですので、3台までは接続可能ではないかと考えられます。
一般的なドラレコは5V/300~400mAですので、12Vだと150~160mA程度になります。
なお、ユピテルの最近のモデルは純正以外のケーブルを使用すると電圧降下でシャットダウンを繰り返す傾向が強く、またDRY-ST7000よりもDR02Dの方が明るい事からリアには「DR02D」の親機を設置した方が良さそうですね。
ノイズに関してはフロントのみだとそれほど出ないと思いますし、本体を地デジアンテナから離す事でノイズは軽減されます。(ドラレコによっては電源ケーブル経由でノイズを送って来るものもある気がしますが)
ご返信いただきありがとうございます。
最大300mAとの記載を見て、平均もそれに近いくらい流れているのかと勝手に想像していましたが、200mA程度だったのですね。
HDROP-05はヒューズが1Aでしたか。それならば、確かにHDR-352GHなら3台いけますね。
UPS300も1A以内であればソケットに複数接続して大丈夫とのことでしたので、ギリギリとは言えいけそうです。
リア用に3台目のHDR-352GHを買い足すことにしたら、HDROP-05への3台接続を試してみます。
ただこれまで比較目的でドライブレコーダーやレーダー探知機を複数購入し、出費がかさんだため、HDR-352GHをさらに追加となると勇気が必要です(妻の視線も痛いです)。
HDR-352GHをあきらめる場合は、ご指摘の通り手持ちのDR02D親機をリアに設置することにします。ノイズ軽減の件、安心できました。
ケーブルを伝ってくるノイズについては、効果がないかも知れませんが両端付近にフェライトコアを付けて対策しようと思います。
追伸:
日々HDROP-05接続のことを考えてきて、今更ながらHDR-352GH(P)における駐車監視モードの必要性に疑問を感じています。
駐車監視をしないという意味ではなく、駐車監視モードを使用せず常時録画をそのまま継続しても良いのではないかと。
UPS300に3口ソケットを挿せば、3カメラともエンジンOFF後の常時録画は可能ですし、この機種の駐車監視モードは通常走行時とあまり変わらない仕様ですし。
HDR/WDRがないようですが明るく高画質で、駐車監視時のタイムラプス録画が実用的なGP-1がちょっとうらやましくなったりもしています。本当に今更ですね…。
りゅう様
確かにHDR-352GHの場合には駐車監視モードでも常時録画が行われますので、長時間の運用でなければHDROP-05なしでの運用もアリですね。
コムテックもタイムラプスは搭載の方向に動いていますが、残念ながらHDROP-05対応モデルの「ZDR-012」「HDR-352」はなしとなっています。
http://car-accessory-news.com/drive-recorder-comtec-parking/
なお、3台構成の場合には以下のようなケースも想定される為、フロントガラスではなくリアガラスに車内向けカメラを設置した方が良いような気がしてきました。
http://car-accessory-news.com/q-02c/#i
その手のテストに関しては以下のページに今後テスト状況を追記します。
http://car-accessory-news.com/drive-recoder-720-multi/
ご返信いただきありがとうございます。
HDR-352GH(P)の駐車監視モードは、乗車キャンセルタイマーが無い点や、降車キャンセルタイマー発動から2分後~7分後の5分間に衝撃を検知すると駐車監視モードに入らないらしい情報など、ちょっとシステムのわかりにくさや充実度の低さで魅力がダウンしているため導入を悩んでいます。
通常時と別設定できる衝撃検知感度がそれらに勝るほど魅力的であれば良いのですが、設定内容が低/中/高では果たしてどうか…。
ドアパンチ、当て逃げ、いたずら共に被害経験があるため高にしたいのですが、過敏になりそうな気がしています(雨で反応する等)。
タイムラプスについては今後のモデルに期待したいですね。まあ出ても簡単には買い換えられませんが。
内向きのカメラをフロントではなくリアに設置するのは、N2 Proのリア設置を検討していたときに良さそうだと思いましたが、ヴォクシーでは、フロントのHDR-352GHから撮影したリア側がそうであったように、おそらく遠くて期待通りに映らない気がします。
そのためやはり「フロント + フロント後ろ向き + リア」に落ち着くと思いますが、おっしゃる通り割とありがちなケースでカバー範囲外になることがあるかもしれませんね…。
ただこの配置に決めて色々テストしてから、車内の様子を撮影することに楽しさを見出してしまったためフロント後ろ向きはとりあえず確定です。
もしリアガラスへの後ろ向き設置をやるなら4カメラ…ちょっとやりすぎ感の漂う構成になりそうです(笑。
今後のテスト結果、楽しみにしております。
りゅう様
HDR-352GHについてはドアパンチで反応するかどうかは微妙ですね。
ドアパンチに確実に反応するモデルはないのかも知れませんが、ZDR-014系列の0.1G単位の調整のものなら反応する確率は高くなるかと思います。
4カメラ設置している方もいらっしゃるようですよ。フロント×1、クオーターウィンドウ×2、リア×1の構成だそうです。
電流に関しては電力(W)=電圧(V)×電流(A)で考えると分かり易いかと思います。
12V/3.6Wのモデルであれば
12V×0.3A=3.6Wとなりますが
5V/3.6Wのモデルなら
5V×0.72A=3.6Wとなります。
平均的なドラレコですと、実質的な電力は2W弱ですので、流れる電流は5Vであれば0.4A、12Vなら1.66A程度かと思います。
ご返信ありがとうございます。
計算について丁寧に教えていただきありがとうございます。理解できました。
ドアパンチやいたずらについては、乗車前によく確認するようにします。
4カメラ、しかも取り付け位置にちょっとびっくりです。そういうやり方もあるんですね。今後余裕があれば色々試してみたいと思います。
なおリアは、結局の所DR02D親機を設置するより、それをオークションに出品してHDR-352GHをもう1台購入した方が良さそうだという結論に至りました。
ポイントを使って購入すると差額が6千円に満たないことがわかりましたので…。
4カメラ設置パターンは今後積極的にテストを重ねる予定ですので引き続きよろしくお願いします。
連投失礼いたします。
もう一点、以前の返信内容で理解できていない部分がありました。
> 一般的なドラレコは5V/300~400mAですので、12Vだと150~160mA程度になります。
当方、電圧やら電流やらに触れるのは今回が初めてでして、恥ずかしながらこちらの計算式がうまく理解できませんでした。
オームの法則を元に計算すると、下記のように5V/300mAは12V/720mAになるものと理解していました。
5V/300mA時の抵抗:5 / 0.3 = 16.6666666…
12V時の電流:12 / 16.6666666… = 0.72
同じ法則を用いるとHDR-352GHの12V/300mAは5V/125mAとなるため、ちょっと低くておかしい気はしていましたが、何かの要素が欠けているのか、そもそも用いた計算式が違うのか、ググった先でもオームの法則ばかりで結局わかりませんでした。
おそらく私が知識不足から盛大な勘違いをしているものと思いますが、後学のため教えていただけるとありがたいです。
度々失礼いたします。
発注していたヴォクシーが購入店に届いたため配線を指示して進めてもらいましたが、問題が発生したと連絡がありました。
ご教授いただいたように1つのHDROP-05に2台目のHDR-352GHを割り込み接続した時点で、片方が起動しないとのことです。
HDR-352GHのうち1台は、HDROP-05のドラレコ側コードに直接接続しました。
もう1台は付属のシガープラグコードを切断するのではなく、直接配線コード「ZR-01」を用いてHDROP-05のドラレコ側コードにエレクトロタップ(エーモンの細線用 白タップ)で割り込ませました。
※HDROP-05はこちらのUPS300の記事を参考に、エーモン 1538と1536に接続しています。
※UPS300はエーモン 1542でヒューズボックスに接続しています(他ブログを参考に15A、P/OUTLETというところ)。
※3台目(リア)は未接続です。本件は2台構成での検証となります。
結果「HDROP-05に直接接続した方」のHDR-352GHは動作するのですが、「割り込ませた方」は起動しない状態です。
起動しない側もコードを差し替えると動作することから、HDR-352GH個体の問題ではなく、配線の問題と思われます。
配線は購入店に任せてあるため車が手元になく検証できませんが、自分なりに考えてみた原因は以下です。
・ HDROP-05に1Aのヒューズがあるが、実際どれだけ耐えられるかは別で、2台でも限界を超過している(疑問:なぜ直接接続した方だけは動作するのか)
・ UPS300のバックアップ側で容量が不足している(疑問:上記と同様)
・ ZR-01の1Aヒューズを切断せずそのまま使用していることが問題(この辺はよくわからないが問題ないと言われた)
・ ZR-01を使用していること自体が原因で、付属のシガープラグコードを切断する方法なら動作する
・ UPS300を接続したヒューズ位置に問題がある
・ エレクトロタップでの割り込みに問題がある(白タップではダメ等)
起動しないのが「割り込ませた方」なので、ZR-01と割り込み部分はちょっと怪しいと睨んでいます。
なおレーダー探知機のユピテル Lei03+をUPS300のパススルー側に接続する構成ですが、パススルー側ですし、テスト時には外していたようです。つまり今後の運用時はともかく今回の件には関係ないと思われます。他の機器は接続していません。
このような状況なのですが、購入店では「やれと言われた配線を用意された機材で接続するだけ」という回答なのでほとほと困ってしまいました。
どこか問題と思われる点がございましたら教えていただけますでしょうか。
りゅう様
こちらでHDROP-05のケーブル切断し、Y字キボシ端子で分配させてHDR-352GHおよびHDR-751Gを起動させましたが動作は問題ありません。
ただし、ケーブルを切断して気が付いたのが絶縁用のファイバーらしきものが銅線回りに通っていた点です。
おそらく…ですが、エレタップの金属部分がファイバーに阻まれて銅線に届いていない可能性が高いですね。
ZR-01の不良も考えられますが、やはり割り込み不良が原因かと思われます。
早速のご返信ありがとうございます。
なんとそのようなことがあるとは…完全に盲点でした。
早速担当の方にこの情報を伝え、どうすればよいかはまだわかりませんが試行錯誤で対策を考えてみることにします。
りゅう様
ファイバー自体はそれほど量は多くないのですが、細くて見えにくいのが難点です。
エレタップを一度外してケーブルの切込みが入った部分からファイバーを掻き分けて再度エレタップを装着すれば行けそうな気もします。
成功しましたのでご報告です。
まずギボシ端子は細線には使えないのでうちではやらないと言われました。
また切断して分岐ケーブルとハンダで接続する案も出しましたが、加工の類はやらないと言われました。
もう自分でやっても良かったのですが、せっかく新車購入時のみ無料でやってくれるので、最終的にライターで炙って銅線をむき出しにしてから白エレクトロタップで無事通電できました。
同じ方法で3台目(リア)も接続してみたいと思います。こちらは後日自力でやります。
教えていただいた情報で見事解決でき、大変感謝しています。ありがとうございました。
りゅう様
ご報告ありがとうございます。
キボシ配線はやらない業者さんもあるのですね…。
無事に起動出来て何よりです。