ケンウッド、2025~2026年モデルの新型ディスプレイオーディオ「DMX7509XS」「DMX7525S」を発表

こんにちは、LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

2025年11月、ケンウッドがディスプレイオーディオの新モデル「DMX7509XS」と「DMX7525S」を発表しました。

どちらのモデルも「Apple CarPlay」および「Android Auto」へのワイヤレス接続に対応し、高精細・広視野角のHDパネルを採用しています。

スマートフォンとの親和性を高めた最新世代のディスプレイオーディオを比較的廉価でリリースしていますので、注目度の高い新製品だと感じています。

発売モデルと価格帯

今回発表されたのは、9インチのフローティングモデル「DMX7509XS」と、6.9インチのインダッシュモデル「DMX7525S」の2機種です。

どちらもHDパネルを採用し、スマートフォン連携を中心とした機能性に優れています。

価格帯は下表の通りで、ケンウッド製品としては比較的リーズナブルな設定となっています。

モデル名 タイプ 主な特徴 市場推定価格(税込) 発売時期
DMX7509XS 9V型 フローティングモデル ワイヤレスCarPlay/Android Auto対応、HDMI入力、3D角度調整機構 約80,000円前後 2025年11月下旬
DMX7525S 6.9V型 インダッシュモデル ワイヤレスCarPlay/Android Auto対応、HDパネル搭載 約50,000円前後 同上

※スマホとの連携機能は従来品の「DMX5523S」と同等のようにも見受けられるが、これらの2機種は従来品とは異なり、GPSアンテナが付属している模様。

大画面フローティングモデル「DMX7509XS」の特徴

DMX7509XSは、ケンウッドのディスプレイオーディオラインアップの中でも上位に位置するモデルです。

9インチの大型HDパネルと独自のフローティング構造を組み合わせ、どんな車種でも見やすく設置しやすい設計になっています。

9V型HDパネル搭載

9インチのHDパネル(1280×720)を採用し、ナビアプリや動画コンテンツを高精細で表示可能です。

視野角も広く、助手席や後席からでも視認性が高いため、ドライブ中のエンタメ性を大きく向上させます。

 独自フローティング機構+3D角度調整

ケンウッド独自のボールジョイント構造による「3D角度調整機能」を採用しています。

上下・左右方向に画面角度を細かく調整できるため、ダッシュ形状の異なる車種やドライバーの視線位置に合わせて最適なポジションにセット可能です。

見やすさだけでなく、反射を防ぐ効果もあります。

HDMI入力・ワイヤレスミラーリング対応

DMX7509XSはHDMI入力を搭載し、スマートフォンやストリーミングデバイスを直接接続可能です。

また、「CarbitLink-EasyConnection」アプリを使えば、ワイヤレスミラーリングにも対応。

YouTubeなどの動画配信コンテンツを手軽に車内で再生できます。

コンパクトな「DMX7525S」は従来型好みのユーザーにも

DMX7525Sは、6.9インチのインダッシュ型モデルで、純正オーディオサイズに近い形状を維持しています。

従来の2DINスペースにすっきり収まり、車種を問わず幅広く対応可能です。

フローティングモデルに比べて画面サイズは控えめですが、HDパネル搭載で画質は上位機と同等。

価格も5万円前後と手ごろで、コスパ重視派には特におすすめです。

共通機能:ワイヤレス接続で快適なスマホ連携

今回の2モデル最大の魅力は、ワイヤレスで「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応していながら、他社よりも価格が低めに推移するであろう点です。

スマートフォンをポケットやバッグに入れたままでも自動で接続され、乗車後すぐにナビや音楽アプリが利用可能です。

有線接続にも対応しており、安定した通信を求めるユーザーにも対応しています。

また、SiriやGoogleアシスタントを使った音声操作も可能で、運転中の安全性も高められています。

ディスプレイ性能と操作性

両モデルとも1280×720ドットの高精細HDパネルを搭載しています。

広視野角のIPS方式を採用し、明るい車内でも映像がくっきり見えるのが特徴です。

また、静電容量式タッチパネルによってスマホ同様のスムーズな操作感を実現。

フリックやピンチなどの直感的な操作も可能です。

サウンド面の充実度

音質面のチューニング機能も充実しているようです。

「13バンドイコライザー」や「タイムアライメント設定」、「サウンドエフェクト」などの高音質化技術を搭載し、ユーザーの好みに合わせて細かく調整できます。

また、Bluetoothオーディオ再生やハンズフリー通話にも対応しており、通話品質も良好であろうと考えられます。

合わせてにUSB 2.1A出力によるスマートフォンの急速充電にも対応しています。

まとめ

ケンウッドの新型「DMX7509XS」「DMX7525S」は、スマホ連携を中心に考えられたディスプレイオーディオの最新形です。

ワイヤレスCarPlay/Android Auto対応で操作性は抜群、HDパネル採用で映像も鮮明。

HDMI入力にも対応し、エンタメ用途にも強いのが特徴です。

パイオニアやアルパインは先行して類似機能品を展開していますが、機能面では横並びになった感がありますので、今後の価格の推移に注目しましょう。

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