※2023年11月16日更新:実機レビューを追記しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
最近は中華車載ガジェットのあらゆる製品でCarPlay・Android Autoがサポートされる流れとなっており、選球眼があればかなりコスパが高い製品を手に入れる事が出来ます。
以下の激安ポータブルディスプレイオーディオもその一例です。
その他にも怪しい多機能製品が色々あるのですが…
今回はそのうち、以下のスマートミラー+CarPlay・Android Autoディスプレイオーディオの複合ガジェットを試してみる事にしました。
※価格を考えると人柱企画に近いです。
製品仕様
この製品の仕様は以下の通りです。
この価格でもちゃんと使えました
一度製品が届かないトラブルが発生した為、注文をキャンセルして再度発注すると言うトラブルに見舞われたものの、製品自体はしっかり使えました。
ただし、スマートミラー機能・ドラレコ機能は2流か3流なのでその部分では割り切る必要があります。
仕様として良いと感じたポイント
この手のポータブルタイプを含むスマートディスプレイは、音声を以下の方式で出力するタイプに分類されます。
LaBoon!!ではこれまでにバイク用を含むスマートディスプレイを何種類か使用して来ましたが、最も使い勝手と音質が良いと感じたのが④の方式です。
そして今回テストした中華スマートミラーは、幸いな事に②と④の出力方式に対応しています。
つまり、CarPlayの映像は筐体から出力、音声は車載オーディオから出力させる事が可能になります。
スマートミラー映像の見え方
スマートミラー映像の見え方は、このように画面の半分の領域に後方の映像が縮小されて映りますので、後続車の認識には向いていません。
また、カメラはHDRには対応していない為、夜間の後続車の白飛びがキツイです。
スマートミラー機能に期待するなら別の製品を買った方が良いでしょう。
CarPlayはちゃんと使えます
一方でCarPlay機能は問題なく使えました。
音声もBluetoothでスマホからオーディオに直接出力されて良い感じです。
なお、私はドラレコ・スマートミラ―機能は、個別に好きな製品を使いたい派なので、画面表示をCarPlayだけに設定してこのようにダッシュボード上に設置する方法も良いなと感じました。
コメント
人柱お疲れ様です。
これってドラレコを兼ねたモデルなのでしょうか?
いや、表示説明を見る限りそうでもないような?
だとするとフロント4Kの意味がわからないような…
いずれにしても今回のOmi様の記事には期待(?)している所存ですのでどうぞよろしくお願いいたしますw
ドラレコマニア様
ドラレコ兼用の筈です。
それ以前にモノが届かなかったりして…。
機能的に欲しかったヤツなのでレビューが楽しみです。
但しあり得ない値段なので公表スペックすら満たしていない可能性も・・・
まともに動くものを買おうとするなら5万円くらいのものを買わないと駄目なような気がします。
すぎたろう様
どんな品質なのかワクワクです(笑)
お疲れ様です。
ガジェット大好き人間として、どんなものか期待してました。Omi様のレビューに感謝します。
なんていうか、もしかしたら元々のアイデア・企画自体に無理があったような気がしてしまうのは私だけでしょうか。
いや、夢を求めている私達にも、求めているものに曖昧さがあったというか…
実際に使う側としては、ルームミラーの位置にあるものはルームミラーの役割をしてほしいし従来の物の様にドラレコ機能も十分なものを求めてしまうということを再確認してしまいました。
そういう前提でこの商品を装着した場合、私的には「うーん…?」となってしまうような気がします。
ダッシュボード上に設置するのならATOTOのP8等でいいのではないかと…
この商品の機能性にどれだけ妥協できるかどうかが成否の分かれ目と感じました。
否定的に見られるコメントを出してしまい誠に恐縮ですが、こういう企画を出すメーカー様にはこれからも頑張ってほしいし、それをレビューしてくださるOmi様にもとても感謝しております。
また次の人柱企画を楽しみにしております!
中国では何年も前から、ミラー型のAndroidオーディオが売られており、CarPlayモデルはその簡易版ですが、そのような事情から日本には入れないのだと思います。
人柱企画おつかれさまでした。
やはり実運用で考えると少し物足りないような気がしました。
但しこの方向性の商品も増えてくるのかなと思うと将来が楽しみです。
できればユピテルかコムテックがレーダー付きで割り込み表示するようなタイプを作ってくれると面白いと思いますが、
まぁそうなると10万円は超えそうですね。
ミラー型は本来の用途との兼ね合いがあるので、マトモに使うには工夫が必要ですね。