※2020年6月8日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
最近は2カメラドライブレコーダーが主流となり、自動車メーカー各社とも純正品として2カメラドラレコを取り扱っているところが増えています。
ところが三菱自動車に関してはもともとドライブレコーダーの純正部品化が遅れており、取り扱っている製品はクラリオンの「MZ609837」というシングルカメラモデルのみとなっています。
この製品はWiFi対応ではあるものの、シングルカメラにしてはどう考えても高すぎるだろう?と感じる4万円台後半となっている為、全くおすすめはしません。
一方て関東三菱などのディーラーでは純正以外のドライブレコーダーをオプションとして豊富に取り扱っているようですので、関東三菱で取り扱いのある2カメラドライブレコーダーについてご紹介します。
コムテック製
コムテック製の2カメラドライブレコーダーは、「DC-DR651」となります。
DC-DR651 | HDR-951GW |
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18.0?発売 | 18.04発売 |
フロント:1920×1080/29fps リア:1280×720/29fps |
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LED信号対応 | |
視野角フロント:水平120°(レンズ) 視野角リア:水平108°(レンズ) |
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HDR/WDR | |
microSD付属16GB/最大32GB | |
GPS内蔵 | |
駐車監視モード | |
衝撃検知/常時録画+衝撃検知/タイムラプス | |
自動起動 | |
専用ケーブル 付属 | 専用ケーブル HDROP-014 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
ベースは同社の一般モデル「HDR-951GW」となっていますが、「HDR-951GW」はサブカメラが赤外線搭載でフロントガラスに設置する業務用色の強いモデルであるのに対して、「DC-DR651」は個人向けに最適化されています。
具体的にはサブカメラのケーブルが長くなった事で、リアガラスに設置する仕様となってる他、赤外線LEDも廃止されているようです。
※リアカメラケーブルは5mですが、OPで+3mの延長ケーブルを選ぶ事も可能です。おそらくディーラーでの購入&取り付けを前提としてる為、価格よりも車種別の最適化を重視しているからでしょう。
解像度についてはフロントは200万画素のフルハイビジョンですが、リアは100万画素となっており、最近の2カメラドライブレコーダーの主流は前後フルハイビジョンになっている事を考えると、やや厳しいスペックです。
また、本製品の価格は6万円程度ですがベースモデルである「HDR-951GW」の実勢価格が2.5万円程度である事を考えると、これはいくら何でもぼったくり過ぎだろう・・・と言った印象です。
コムテックの2カメラドライブレコーダーアフターパーツ市場では人気No.1ですので、最新の「ZDR025」などは超絶おすすめですが、「HDR-951GW」についてはもともと全くおすすめしていません。
悪い事は言わないので「ZDR025」を検討しましょう!
アサヒリサーチ製
アサヒリサーチ製の2カメラドライブレコーダーは「TW-2」「TR-2」の2品番を扱っていますが、もともとこれらの製品はタクシー・教習者・トラック向けに開発された車内録画に重きを置いた製品ですので、通常の場合には全くおすすめしません。
三菱純正ドライブレコーダーのまとめ
以上、三菱自動車の純正ドライブレコーダーの特徴について解説しました。
メーカーOP、ディーラーOPともに取り扱っている製品のチョイスが最悪ですので、これらの製品を選ぶ予算があるなら夜間録画性能と操作性に超特化したセルスターの最上位モデル「CS-91FH」、またはコムテックの「ZDR025」辺りを検討される事をおすすめします。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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