ユピテルから指定店舗専売モデルのドライブレコーダー+レーダー探知機の連動セットモデル、「Z820DR」が発売されています。

ユピテルのドラレコ連動モデルのレーダー探知機は、2016年に「Z800DR」が発売され、今回発売されている「Z820DR」は間に2017年モデルの「Z810DR」を挟んで3モデル目となります。

ざっとスペックを調べてみたところ、「Z820DR」はドライブレコーダー機能は「Z800DR」と同等、レーダー探知機機能面だけ、2018年ベースの「GWR403sd」/「A330」に準拠している模様です。

「Z820DR」のレーダー探知機としてのスペック

「Z820DR」のレーダー探知機としてのスペック、機能は以下の通りです。

■ 「Z820DR」取扱説明書

①液晶は「GWR403sd」よりやや小さい3.0型

②操作系は「GWR403sd」と同様の静電式タッチパネル

③ファームウェアの自動更新機能はない(ドラレコのファームウェアも絡むからと思われる)

④小型移動オービスのレーダー波探知には対応している

⑤データ件数は「GWR403sd」と比較するとGPSが14.0万→14.2万、取締が5.4万→5.5万と微増

 

インターフェイスの面では「GWR403sd」から導入された、重要項目の視認性が高い表示形式が採用されています。(メッセージウィンドウと呼ばれています)

一方で「Z820DR」の前身である「Z800DR」、「Z810DR」と比較すると以下の表の通りとなります。

Z820DRZ810DRZ800DR
2018年2017年2016年
小型オービス波探知小型オービス波探知-
メッセージウィンドウ--
GPS14.2万/取締5.5万GPS13.6万/取締5.3万GPS13.0万/取締5.0万

基本的にはその年に発売されている、GWR系レーダー探知機の更新ポイントが反映されている形となります。

「Z820DR」のドライブレコーダーとしてのスペック

ユピテルのドライブレコーダーは、2016年以降に大幅な進化を遂げていますが「Z820DR」のドライブレコーダー機能・性能は「Z800DR」「Z810DR」と同等かと推察されます。

Z820DR 
18.12発売
2304×1296/30fps/HDR
LED信号は西日本では同期する可能性あり
水平120°
付属8GB
最大32GB
GPS内蔵
駐車監視モード×
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

2017年に「Z810DR」の実機テストを実施しているのですが、おそらくベースとなるのは同社の2014年モデルのWiFi対応ドライブレコーダー「DRY-WiFiV5c」辺りでしょう。

ユピテル ドラレコ+レーダー探知機2017年セットモデル「Z810DR」のレビュー、評価

「DRY-WiFiV5c」については、発売当初は評価の高いモデルでしたが、既に発売されたから4年が経過しており、最近の高解像度モデルと比較すると基本設計に古さが感じられるようになっています。

高解像度のドライブレコーダー8モデルの画質を比較!!

また、「Z820DR」のシリーズは駐車監視にも対応していませんし、ドラレコ機能面では走行中の明るさ・白潰れ耐性についてもそれほど評価の高い物ではなくなっていますので、ドラレコ機能が2019年の現状としては微妙になりますね。

「Z820DR」のまとめ

「Z820DR」はあくまでも主体がレーダー探知機となっており、本来であればレーダー探知機機能はそのままでドラレコ機能を2018年モデル相当にバージョンアップさせるべきカテゴリーかと考えています。

レーダー探知機とドライブレコーダーのマーケットの成熟度ですが、2019年初頭では以下の違いがあります。

①レーダー探知機の性能や機能は、既に頭打ちになっている

②ドライブレコーダーについてはまだまだ発展途上にある

 

…と言う訳なので、「Z800DR」系の年次更新のあるべき姿は、レーダー探知機ではなくドライブレコーダー機能のバージョンアップに特化する方向性かと考えられます。

そもそも、コムテックやセルスターのようにドラレコとレーダー探知機を個別モデルで販売し、どちらか一方が機能的に古くなったと感じた時に、単体で交換出来るのが理想ですね。

レーダー探知機とドライブレコーダーは買い替えサイクルが微妙に異なりますし、機能面での進化の速度も違いますので、セットモデルと言う売り方はそれぞれのガジェットのマーケットの変化の特性に合っていないのではないでしょうか?

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

ドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデル

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