こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
最近、アクアに取付ける前提でパイオニアのディスプレイオーディオ「DHM-SF700」を購入したのですが、アクアの純正スピーカーはかなり評判が悪く、低音がバカでかい上に全域がこもった感じの音ですので「DHM-SF700」の性能が全く発揮できない可能性が高いと感じました。
そこでスピーカーの交換の必要性を感じたのですが、スピーカーの性能は上を見たらキリがありません。
下を見れば1万円以下の社外スピーカーもありますが、今回は何となく…というか、1セットで2万円以上は出したくなかったので、下から2番めのクラスである1セット1.5万円の2Wayスピーカー「TS-C1730」を落とし所にしました。
因みにこの「TS-C1730」にはセパレートタイプの「TS-C1730S」もありますが、アクアはドラレコ・レーダー探知機のテストに使う車なのであまり突起物を増やしてゴチャゴチャさせたくない…という理由で2Wayの「TS-C1730」を選びました。
「TS-C1730」のセット内容
「TS-C1730」のセット内容はこちらの通りです。
・スピーカーケーブル
・カプラー変換ケーブル
・カプラーアダプタ
・スポンジテープ
・スポンジシール
・ネジ
・タイラップ
・説明書
スピーカー本体
スピーカー本体は4穴タイプでズッシリ重たい如何にも社外品と言った外観です。
振動防止用のスポンジも1セット付属しています。
裏側にはウーファー・ツイーターの入力端子が別々に存在していますので、ケーブルは3箇所での接続になります。
ケーブル類
ケーブル類はこちらのスピーカーに接続するものと、その先には車から出てきているカプラーに接続する為の変換ケーブルの2種類が同梱されています。
車種によってカプラーの形状が違う為、このようなアダプターも付属していました。
取付けについて
取付けについては車種ごとに手順が異なりますが、今回取り付けたアクアの場合には純正スピーカーは3点固定式、、「TS-C1730」は4点固定式ですのでそのままでは付きません。
今回はこちらのインナーバッフル、アルパインの「KTX-Y175B」を使用しました。
インナーバッフルを取付けたらカプラーを接続し、
配線を余った固定して「TS-C1730」を取付けたら作業終了です。
もう少し詳しい手順はこちらの記事で解説しています。
音質の評価
最終的には「DHM-SF700」と組み合わせて使う予定ですが、とりあえずアクアの純正オーディオ+純正スピーカーの組み合わせだったものを先にスピーカーだけ交換しました。
もとのスピーカーが酷かった…という事もあってか、バカでかいだけの低音は控えめになり、全域に渡りこもった感じが解消され、クリアな音質に激変しました。(これは誰でも体感出来るレベルの変化です)
ただ、純正スピーカーの時には気が付かなかったのですが、このオーディオはリスニング設定などは無い筈なのにやたらと助手席側のスピーカーの音だけがバカでかいという事に気が付きました。
最初からそういう設定に固定されているのでしょうか?
「DHM-SF700」と組み合わせた場合
「DHM-SF700」はサイバーナビ並に音質にこだわった製品と言われていますが、それ以前に純正オーディオにはなかったイコライザー設定や、その他の調整機能もありますので、やはり純正オーディオからの変更で更に音質アップが体感出来ました。
なかなか表現が難しいところですが、一言で表現すると音の透明感ですかね。まあ、この辺りは主観なので数値的な評価は難しいところではありますが。
因みに「感動的」であるとか、或いは「驚異的」などのレベルでは決して無く、私の感覚だとまずまず良い方…的なレベルですが音質については上を見たらキリはないでしょう。
私は前にパイオニアの広報車で100万円超のセットの音を聞いてしまい、「驚異的」とか言う表現はこう言う時に使うもんだなと学習しました。
まあ、いずれにしても1セット1.5万円でこの音質ならコスパは高いんじゃないかなぁ~と。
なので私は充分満足しています。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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