タイヤの空気圧は季節・気温で大きく変動する事に今更ながら気が付いた話

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

皆さんは車のタイヤの空気圧を定期的に点検していますか?

私は年に1回くらいやっていますが、空気圧モニター(TPM)が付いている車に乗るようになってから、朝晩と真昼の気温差、夏と冬の気温差がタイヤの空気圧に思いの外大きい影響を与えている事を知りました。(これは今まで気にすらしていなかった事)

…と言う訳で情報をシェアしておきます。

気温変化が及ぼす空気圧の変動

例えば真夏の早朝の駐車時には2.5BAR程度だった空気圧が、気温が30℃台後半の午後の走行時には2.9BARまで上昇していました。

センサーの誤差もあるかとは思いますが、最大で15%程度の空気圧の変動が見られます。

今年は埼玉では9月までは猛暑が続きましたが、10月に入って急激な気温の低下が見られ、この影響で早朝の駐車時の空気圧は真夏と比べると10%程下がり、2.3BARになっています。

このまま何もせずに真冬を迎えると、早朝時には2.0BAR程度になりそうです。

空気圧モニターが付いていなければ気にせずに過ごしていた事ですが、知ってしまった以上何もしないのは精神衛生上良くありませんので、これからは季節の変わり目に4回程度は空気圧の調整を行うつもりです。

知らなきゃ良かったかも(笑)

コメント

  1. san より:

    記事ありがとうございます。
    空気圧モニター(TPM)はパンクやスローパンクが直ぐ分かるので安全面で有用です。
    Amazonで3000円程度で技適済のものが買えるので全員につけて欲しいです。
    タイヤ交換時のセンサーの付替えと電池交換面倒ですが。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      使い出すと便利ですよね。
      ちょっと神経質になり過ぎちゃうかも知れませんが(笑)

  2. 水野康彦 より:

    前車は265/30R20、現車は245/35R19と低扁平タイヤなので、前車から「AirSafe」というTPMSを取り付けています。
     https://airsafe.jp/lineup/
    センサー側の内蔵電池は5年使用できるとのことですが、冬はスタッドレスに履き替えるため、その間は使用しないのでもう少し持つのかな?と。

    最近の輸入車は、回転数検知型のTPMSが標準装備の物が多くなってきていますが、走行中に突然警告音とともに「タイヤ空気圧が下がっています」、って表示されるとビックリするんですよね。
    やはり実測値が表示される方が安心です。

    エアバルブキャップ交換タイプの物は取り付け等も簡単ですが、見た目が大きいのがカッコ悪いんですよね。
    最近は、WEDSも同様の商品を販売し始めたので、他のメーカー(特にホイールメーカー)からも出してほしいですね。
     https://www.weds.co.jp/weds_gear/tpms/

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      他の車にも付けようかな?とも考えましたが、見た目はともかく取り付けが簡単なエアバルブキャップ交換タイプにしようかなと考えてます。

  3. ゆきすけ より:

    タイヤの空気圧は1か月で5%~10%程度減るとタイヤメーカーのサイトに有りました。(*)
    *: https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/performance/
    温度による空気圧の変化を試算してみましたが、1か月で0.1bar(10kPa)、10℃の温度差で0.1bar(1℃で1kPa)上下すると思えば「だいたいあってる」ですかね。

    1か月後の10月が25℃→15℃だと、自然減-0.1barと気温で-0.1barで計-0.2barなので、2.5bar→2.3bar
    2か月後の11月で25℃→5℃だと、自然減-0.2barと気温で-0.2barで計-0.4barなので、2.5bar→2.1bar。
    試算では減少幅を甘目に見積もってるので、実際は2.0barとかになってもおかしくなさそう。

    以下駄文と、計算式。

    今回話題の温度変化に関しては中学校や高校物理で習ったボイル=シャルルの法則の出番ですね。
    実際はタイヤが若干膨張したりへこんだりで誤差が出るはずですが、
    自動車のタイヤの容積はそこまで極端に変わらないとしてボイルさんにはお休みいただき、
    シャルルの法則部分のみで簡易的に計算してみました。

    記事のデータを元に試算してみます。
    朝が空気圧2.5bar(ゲージ圧)→3.5bar(絶対圧)、気温25℃(仮定,摂氏)→298.15K(絶対温度)で、2.9barになるときの温度は60℃で外気温+20℃ぐらい。
    高速走行してないならタイヤの温度が高すぎる気がしますが、TPMSが2.85barでも四捨五入で2.9barになるとしたら55℃で外気+15℃程度。
    1か月位で5%位(約0.1bar)は抜けるので、10月の今は2.5barから2.4bar程度まで自然に空気が抜けて落ちている事前提で、2.3barになるときの温度は16℃ぐらい。
    基準月から2か月後の11月に10%位抜けたとして、2.25barから2.0barになるときの温度は2℃。
    管理人さんの予想はあってる気がします。

    上記文の基になる計算式:
    ・2.5bar,25℃が、2.9barになる温度X℃は?
    (2.5bar+1bar)/(25℃+273.15)=(2.9bar+1bar)/(X℃+273.15)をたすき掛け&移項して。
    (2.9+1)*(25+273.15)/(2.5+1)-273.15=X
    (2.9+1)*(25+273.15)/(2.5+1)-273.15=約59℃
    ・TPMSが2.85barも2.9barにするなら?
    (2.85+1)*(25+273.15)/(2.5+1)-273.15=約55℃
    ・1か月後2.3barになるのは?
    (2.3+1)*(25+273.15)/(2.4+1)-273.15=約16℃
    ・2か月後2.0barになるのは?
    (2.0+1)*(25+273.15)/(2.25+1)-273.15=約2℃

    温度変化のみ着目して計算。
    25℃の時に2.5barである事を基準にして、
    55℃:(2.5+1)*(55+273.15)/(25+273.15)-1=約2.85bar=約2.9bar
    45℃:(2.5+1)*(45+273.15)/(25+273.15)-1=約2.73bar=約2.7bar
    35℃:(2.5+1)*(35+273.15)/(25+273.15)-1=約2.62bar=約2.6bar
    25℃:2.5bar
    15℃:(2.5+1)*(15+273.15)/(25+273.15)-1=約2.38bar=約2.4bar
    5℃:(2.5+1)*( 5+273.15)/(25+273.15)-1=約2.27bar=約2.3bar
    -5℃:(2.5+1)*(-5+273.15)/(25+273.15)-1=約2.15bar=約2.2bar
    大体10℃で0.1barですね。

    以上、長文失礼しました。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      ゆきすけ様
      詳細な解説ありがとうございます。
      あまり気にし過ぎても良くないですが、年に4回くらいは予測をもとに空気圧の調整をしたいですね。

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