※2020年10月8日更新~作業動画を追加しました。
ルームミラーの交換については、通常のケースだと交換というよりも「大型のルームミラーを被せておしまい!」と言ったケースが多かろうと思いますし、私も今まで「ルームミラーごと交換しよう」なんて事はほとんど考えた事はございません。
最近では後付けのスマートルームミラーで、ミラー丸ごと交換するタイプのものも出て来ていますので、今後はそう言った事もあるかな~程度に考えていたのですが、今回はそれは関係なくルームミラーを交換する羽目になりました。
因みに今回ご紹介するルームミラーの型番はMurakami 7225ですが、この製品はトヨタ・ホンダ・三菱など、国産車に広く使われているものですので、再現性が高い内容になります。
ルームミラーが壊れました
実は随分前から気になっていったのですが、ランエボ10のルームミラーの角度を調整するボールジョイントの部分の固定が甘くなり、夏場に車を炎天下に放置しているとルームミラーの角度が勝手に変わってお辞儀しているような事が今までに何度がありました。
ただ、そこまで頻繁に発生する訳ではなかったのでそのまま放置していたのですが、最近この車でスマートルームミラータイプのドラレコをテストしたところ、随分涼しくなって来たのにも関わらず、車に乗り込むとルームミラーが思いっ切りお辞儀をする現象が発生していたので、今後の憂いを断つ為に思い切って交換する事にしました。
部品は三菱のディーラーに頼みましたが、ルームミラーの付け根からのASSYで4,374円です。
ルームミラーの交換手順
ルームミラーは車種や自動車メーカーによって違いがあるものの、ディーラーの方のお話では部品メーカーがある程度共通の規格で生産している筈…、との事でしたので、他の車種であっても外し方の手順はある程度共通するものかと思います。
ディーラに部品を注文すると、大概以下のような作業手順書も貰えるのですが、この図だと何だか良く分かりません。(笑)
…という訳で、備忘録代わりにルームミラーの交換手順について書き留めておきます。
ルームルームミラーの外し方
ルームミラーを交換する為にはまずは古いルームミラーを外します…当たり前だ!が…この工程がミラー交換の山場で、これが終われば9割方作業は終了となります。
…という訳で、ルームミラーの外し方を順を追って説明します。
ルームミラーの付け根のカバーを外す
まずはルームミラーとフロントガラスの接合部を覆っているカバーを外します。
外し方は簡単と言えば簡単で、カバーを左右のどちらかに回しながら手前に引っ張ります。
因みに裏側はこんな形でカバーがフックされていますので、左右に回すとフックが緩んで抜ける感じです。
こんな風に…。
台座の針金のフックを外しつつ、ルームミラーを外す
カバーを外すとルームミラーとフロントガラスの接合部である台座が姿を現します。
ここが最大の難関です。(分かれば簡単ですけど)
台座とルームミラーはガッチリ固定されていて、そのままではビクともしません。
台座とルームミラーがどうやって固定されているかというと…
このフックで引っ掛けています。
…ので、内張り剥がしなどを突っ込んでこのフックを押上げつつ、ミラーを上に引き上げます。
慣れてくると指で押しても外れますが、勢い余って怪我をするかも知れません。
外したルームミラーですが、ボールジョイントの受けの部分が割れてました。(笑)
これじゃお辞儀しますね。
新しいルームミラーを取り付ける
無事に古いルームミラーを外す事がで出来たら、新しいものの針金を台座のレールに沿ってスライドさせるようにはめ込むだけです。
ルームミラーが奥まで入ったらカバーのフックをセットして作業終了です。
ルームミラーの交換、取り外し方法のまとめ
以上、ルームミラーの交換、取り外し方法についてご説明しました。
メーカーや車種によって若干手順が異なるかも知れませんので、後日他の車種でも試してみます。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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