こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
近年では、CarPlayやAndroid Autoが純正オーディオに組み込まれる車種が増えたことで、これらの機能の認知度も一気に高まりました。
それに伴い、アフターパーツ市場でもCarPlayやAndroid Autoに対応したディスプレイオーディオのシェアが拡大しています。
ただし、CarPlayやAndroid Autoには「動画アプリが再生できない」という制限があります。
そのため、Android OSを搭載し、より自由な使い方ができる「AI BOX(エーアイボックス)」の需要も高まっており、Ottocastのような製品が注目されています。
今回は、そうしたAI BOXの新たな選択肢として、「GetPairr(ゲットペア)」というメーカーから提供いただいた「GetPairr Box AM」PCS55をご紹介します。
価格帯としてはOttocastよりも手頃で、コストパフォーマンスの高さが魅力のブランドと言えそうです。
この記事では、後日予定している実機レビューに先立ち、GetPairrのAI BOX「PCS55」の製品概要を解説していきます。
「PCS55」の特徴
これらのAI BOXは、各社とも似たようなハードウェア・機能構成となっていますが、「PCS55」のハードウェア仕様は以下の通りです。
- CPU:4コア
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
- 内蔵スロット:microSD/SIM
- ネット通信方法:クラウドSIN、nanoSIM、WiFi
主な機能構成はこちらの通りとなります。
- 有線CarPlayを無線化する
- 有線Android Autoを無線化する
- 有線CarPlay/有線Android Autoポートを使用して、Android端末としてアプリをナビ上で動作させる
Ottocast製品の中では、HDMI入力に非対応の「P3 Lite」とほぼ同様の機能構成となっています。
この手の製品は選択肢も多いので、価格以外にも動作の安定性や軽さが気になるところですね。
※適合する車種、サードパーティーのディスプレイオーディオについては、以下の情報を頂いています。
■非対応車種・オーディオについて
⇒ BMWおよびMINIの車両は有線CarPlayに非対応で、無線CarPlayのみの仕様となっているため、本製品には対応しておりません。
また、Honda ギャザスナビにつきましても、純正ナビではないためAI BOXはご利用いただけません。
それ以外の車種に関しては、基本的に純正の有線CarPlayまたは有線Android Autoに対応していればご使用いただけます。
それ以外のケースについては、以下メールアドレス、LINEからメーカーに直接お問い合わせ下さい。
・メールアドレス:service@getpairr.com
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