こんにちは!Omiです。
最近は純正ナビも社外品ナビも大画面化が進んでおり、私も9~10型の製品を主に使用しています。
もともとは7型のインダッシュナビを使ったきましたので、ナビは7型でも問題はないと言えばないのですが…、アクアで使っている9型の「DMH-SF700」が快適過ぎて、もう7型には戻れないと言うのが正直な感想です。(厳密にはナビではなくディスプレイオーディオ)
ところが、7月に納車されたNCロードスターには、パイオニアの2012年モデルのディスプレイオーディオ、「SPH-DA05/09」が装着されています。
「SPH-DA05/09」もなかなか良い製品ですし、しばらくはこれを使ってみようとは考えてはいるものの、最新の10型クラスの大画面の製品も試してみたいと言う気持ちもあります。
ところが、このような10型クラスのディスプレイオーディオをNCロードスターに取り付けた場合、ディスプレイサイズが大き過ぎてこのようにハザードランプとエアコンスイッチ、エアコン吹き出し口が中途半端に隠れてしまいます。
ハザードスイッチが隠れると車検に通らなくなる可能性が出てきますし、エアコン操作パネルを隠すのも安全面に問題が出てきますので、このまま取り付ける事は出来ません。
そこで思い付いたのが、現行のハザードスイッチを完全に隠した上でスイッチを任意の位置に増設する方法です。
ハザードスイッチを増設した上で、可変のディスプレイを選び、上の方に寄せる事で、エアコンの吹き出し口は少し隠れてしまうものの、エアコンスイッチは全露出する筈です。
そこで今回はNCロードスターにハザードスイッチを増設する方法について解説します。
ハザードスイッチを増設する場所に迷う
ハザードスイッチはなるべく目立って押しやすい位置に増設したいところですが、やはり純正のこの位置が一番理にかなってますね。
それ以外では、本来OP扱いのスイッチが入るであろう、この辺りが候補になりそうです。
ある程度場所に目星をつけてから、amazonでスイッチを物色していたところ、ステアリング横の空きスイッチに設置するのにピッタリな製品が見つかったので、こちらを選びました。
配線は純正のスイッチから分岐させる事にして、16mmのホールソーで穴を開けて増設スイッチを固定する方法を考える必要がありそうです。
スイッチの仕様
今回はこのスイッチのデザインが気に入ったので購入しましたが
△マークがプリントされているのでハザードランプ用かと思いきや、普通のLEDライトの制御などに使う為の物でした。
そこで合わせて手元にあった4極リレーも使用しました。
スイッチ側にはこのように5極のカプラーが付属しています。
スイッチの役割はこちらの通りです。
今回はハザードスイッチとして使用する目的ですので、このような制御としました。
ハザードスイッチの仕組みとスイッチ増設方法
ハザードスイッチは、スイッチを押す事でハザード回路のアース側が通電するマイナスコントロールです。
つまり、フラッシャーユニットを通過した常時電流がアースに落ちると、ハザードが点滅すると言う塩梅です。
どのような方法でも構わないので、この電流をアースに落とせばハザードが点滅しますので、このフラッシャーユニット通過後の電力を分岐させてスイッチ制御しつつ、アースに落とします。
配線方法について
今回使用したスイッチはこのように接続しました。
リレー側の配線は以下の通りです。
ハザード電源の取り出し
今回は10型のディスプレイオーディオを取り付ける対策としてハザードスイッチの増設を行いましたので、ハザードスイッチ裏のオレンジ線から分岐させています。
スイッチの埋め込み
スイッチの埋め込み位置は、こちらの空きスイッチとしました。
ステアリングカーバーを外して、脇から手を突っ込みますが、狭くて手が入らない場合には邪魔な配線やチューブをかきわけておきます。
このスイッチを裏の左右から摘まんで押し込むと、手前からある程度まで引き出せます。
ただし、裏からカプラーが刺さった状態ですので、この位置をマイナスドライバーで押してカプラーを外します。
こちらの白いカプラー受けも外します。
ここまで来たら、ホールソーと電動ドライバーを使って空きスイッチに穴を開けます。(写真撮り忘れました)
追加スイッチをこの中に埋め込み、裏から追加スイッチ付属のナットで固定します。
最後に空きスイッチを元に戻して作業終了です。
年式が古い車の場合、大型ディスプレイのオーディオを取り付けるとハザードスイッチが隠れてしまう事がありますので、このようなケースではスイッチの増設が効果的です。
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