ドラレコ駐車監視の衝撃感度は、どのくらいに設定したら良いのか?

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

最近は以前と比べてドライブレコーダーで駐車監視をするユーザー層が増えているようですが、「ドラレコ駐車監視の衝撃感度は、どのくらいに設定したら良いのか?」と言ったご質問を頂きましたので解説します。

駐車監視の衝撃感度の絶対値、調整幅は機種によって異なる

まず、大前提として駐車監視の衝撃感度の絶対値、調整幅は機種によって異なりますので、どれが正解と決めるのはなかなか難しいのですが、私の過去の経験上から可能な限り「敏感」な設定にした方が良いと考えています。

例えば、コムテックの「ZDR035」の場合には、駐車監視用の衝撃感度が0.02G~0.30Gの範囲で調整が可能ですので、0.02Gに設定します。

一方で同じコムテックの製品であっても、「HDR801」など、駐車監視用の衝撃感度が低・中・高の3段階の調整幅となっている製品もあります。

こちらのテスト結果では調整幅が3段階の製品でも、最高感度にしておけばドアの開閉を検知しました。

駐車監視用の衝撃感度の設定が出来ない製品もある

こちらは「Y-4K」など、ユピテルの製品によく見られる仕様ですが、駐車監視の衝撃感度の設定項目がない製品もあります。

・動体検知+衝撃検知/手動起動(衝撃検知感度は走行中と共有)
・タイムラプス+衝撃検知/手動起動(衝撃検知感度は走行中と共有)

このような製品の場合、駐車監視中の衝撃感度は走行中と共有されますので、多少の衝撃では検知されないケースがほとんどです。

衝撃感度の調整方法

先ほど駐車監視の衝撃感度は最高値に設定する事が望ましいとお伝えしましたが、コムテックの「ZDR035」などの0.02Gまで検知できるような製品は、ドアの開閉の衝撃はキャンセル出来るものの、強風や大雨を検知してしまうケースも考えられます。

私は多少の誤動作があっても、いざと言う時の証拠能力を重視すべきと考えていますので、そのようなケースでも感度を下げたりはしませんが、気になる場合には徐々に感度を下げると良いでしょう。

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