こんにちは！LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
最近はCarPlay、Android Autoに対応したインダッシュやフローティングタイプのディスプレイオーディオだけでなく、ポータブルタイプ、バイク用の製品も目立つようになって来ました。
私個人的には、車をドラレコ撮影に使う機会が多く、ダッシュボード上のガジェット類がフロントガラスに反射して映り込むのを避ける為に、原則としてはポータブルタイプの製品は使いません。
ただ、最近はCarPlayに慣れてしまって、全ての車でCarPlayを使いたい気持ちはあるものの、Google Mapを使いたいだけならスマホ単体でも充分ですし、純正オーディオから社外オーディオへの換装が極めて困難な車種もあります。
それならば最近人気のポータブルスマートディスプレイはどうなのか？という話になるのですが、車高が低いスポーツカーに7インチ程度のポータブルスマートディスプレイを立てると、ディスプレイが邪魔になって前方の必要な視界が得られなくなります。
そこで折衷案として浮上したのが、6インチのやや横長のポータブルスマートディスプレイのダッシュボード上への設置です。
６型のスマホっぽいデザインがスッキリしていて良い
今回はボクスターへの取付用にこちらの６型のスマートディスプレイを購入しました。
このタイプのディスプレイは日本では販売されていないようで、アリエクでの調達になります。
セット内容はこちらの通り。
・マウント
・AUXケーブル
機能面の特徴
ポータブルタイプのスマートディスプレイは、メーカーや機種によっていくつか機能面での違いがあります。
具体的には以下の機能の有無です。
※現行品に関しては、BluetoothとWiFiを使用した無線CarPlay・Android Autoがスタンダードです。
本製品に関しては、必要最小限の構成となっており、右ハンドル、左ハンドルの設定はなし、USBによる有線接続もなし、AUX出力、FMトランスミッター出力には対応しています。
音声の出力はディスプレイのスピ―カーからとなりますが、メディア再生に関してはスマホから車載オーディオへのBluetooth出力に切り替える事も可能です。
マウントは他社製品を組み合わせて取り付け
付属のマウントをダッシュボード上に固定する場所が確保出来なかった為、今回はこちらの他社の吸盤マウントを使用しました。（USB電源ケーブルは市販のL字タイプを使用）
使用感について
使用感については概ね良好ですが、以下ポイントが気になりました。
オープンカーである以上、幌を開けた状態での見え方が重要ですので、ボクスターでこの位置に設置して使うのには無理があるかな？と言う印象を受けました。（運転席の正面近くならどうにか使えます）
オープンカー以外の車で使う前提で、ディスプレイの高さがない機種を、と言う条件であれば充分快適に使えるように思います。
追記：124スパイダーに移設しました
ボクスターには別のポータブルディスプレイディを設置する事にして、この後本機は124スパイダーに移設しました。
こちらはほとんど運転席の正面に設置する事が出来ていますので、ディスプレイディは暗いものの、どうにか実用に耐え得るものとなっています。
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