新型VクラスPHVの実力は?アルファードハイブリッドとの比較考察

家族旅行でランエボXに乗るたびに「やっぱりミニバンが欲しいな」と痛感します。

エルグランドから乗り換えて2年、ランエボXの走りの楽しさは格別ですが、家族からは車内の狭さや乗り心地に不満が出始めています。

そんなわけで、2014年の今、改めて「次に買うならどんな車にしようか?」と真剣に考え始めました。

ミニバンの本命はやっぱりアルファードかヴェルファイア?

日本の高級ミニバン市場といえば、アルファードやヴェルファイアが双璧をなしています。

トヨタのヴォクシーやノアもありますが、家族は「エルグランド並の広さじゃないとダメ」とのこと。

しかも、見た目にもこだわる妻はアルファードやヴェルファイアしか認めない様子です。

意外な候補、メルセデス・ベンツVクラスの魅力

最近、妻が「ベンツのVクラスが良い」と言い出しました。

現行のV350は新車価格が500~650万円と、2015年発売予定の新型アルファードと比べても高すぎるわけではありません。

ただ、中古車市場では2014年モデルが400万円程度と買いやすくなっていますが、燃費の悪さはエルグランドで十分味わいましたし、乗り心地やインテリアの評判がいまいちなのも気になります。

やっぱりアルファード&ヴェルファイアのハイブリッドが有力

こうなると、やはりアルファードかヴェルファイアのハイブリッドモデルに心が傾きます。

2014年当時、エルグランドには残念ながらハイブリッドモデルの設定がなく、「いずれハイブリッド車が出るのでは?」と噂されていますが、現実的にすぐ手に入るのはトヨタ勢のハイブリッドです。

アルファードやヴェルファイアは2015年に新型が発売予定。400万円台の中古車も豊富で、燃費性能や静粛性、室内の快適さを求めるならこの2車種が有力候補と言えます。

ヨーロッパ発!新型VクラスのPHVモデルに注目

一方、ヨーロッパでは新型Vクラスをベースにした「コンセプト ヴィジョン e」というプラグインハイブリッド車が、ジュネーブモーターショーで発表されています。

ハイブリッドシステムはCクラスの「C 350 e」に搭載されたものと同じで、非常に高性能な仕様です。

日本で発売されているアルファードハイブリッドと比較すると、燃費性能は圧倒的。

ミニバン比較アルファードハイブリッド
 2015年モデル
ベンツVクラス
コンセプト V e
エンジン直4 DOHC ガソリン直4 DOHC ガソリン210ps(155kW)
モーター不明90kW(トルク340Nm)
エンジン+モーター152ps(112kW)
トルク 21.0kg・m(206N・m)
333ps(245kW)
トルク600Nm
燃費18.4km/ℓ33.3km/ℓ
全長4,9155,170~5,370
全幅1,850-
全高1,9501,880

しかもエンジンとモーターの出力も高く、走りにもしっかり応えてくれそうです。全幅はまだ未確認ですが、現行V350の1,910mmから大きく変わらないと思われます。

気になる価格と導入時期

ただし、この「コンセプト ヴィジョン e」がそのまま市販化されるとなると、価格もそれなりに高くなるでしょう。

現行V350の新車価格が500~650万円ですので、750~1,000万円くらいまで上がる可能性も十分にあります。

実際に日本で発売されるのは、2年後くらいでしょうか? それまでに少しずつ情報を集めつつ、購入資金も準備していこうと思います。

ランエボXの走りも大好きですが、やはり家族の笑顔があってこそ。家族旅行のたびに「やっぱりミニバンって便利だな」と痛感しているこの頃です。

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